Nicotto Town


シグキーリア


friend-名も無き物語-第19章 その④


   friend-名も無き物語-第19章 その④

  「それに、俺達だけ貰ったら留守番してたワラビ
 達が可哀想だし・・・。」
 とカゲロウは、親方のウォーラルに向かって
 慌てながら申し訳なさそうにそう言った。
 「それなら、みんなにプレゼントすればいいだけ
 の話じゃないか。」
 と親方のウォーラルは、慌てながら申し訳なさそうに
 しているカゲロウに向かって笑顔でそう言ってきた。
 「みんなに、っていえる辺りやっぱりウォーラル
 さんは大物ですね。」
 とエルストは微笑みながら親方のウォーラルと
 慌てながら申し訳なさそうにしている
 カゲロウに向かってそう言った。
 ???
 「あっ・・・!」
 とその時、1匹のサーナイトが
 そう言ってこちらに駆け寄って来た。
 「・・・あれ、誰か駆け寄って来るぞ?」
 とカゲロウは、こちらに駆け寄って来る
 1匹のサーナイトを見てそう言った。
 「・・・エルスト!どこに行ってたの!?
 ずっと心配していたのよ・・・?」
 とサーナイトはエルストのいる方に
 駆け寄って来るとそう言った。
 「でも・・・・・・無事でよかった・・・・・・。」
 とサーナイトは、目を潤ませながら
 エルストに向かってそう言った。
 「・・・・・・?」
 エルストはただ黙ってサーナイトを見つめると、
 「ごめん、君、誰・・・?」
 と駆け寄って来たサーナイトに向かって
 哀しそうにそう言った。
 エルストにそう言われてかなり驚いている
 サーナイトに僕達は探検隊で少し前に
 彼を助けたが、その時には記憶損失だった
 と言う事をサーナイトに話した。
 ???
 「そん・・・な・・・・・・エルスト・・・が・・・
 記憶を・・・・・・。」
 とエルストのいる方に駆け寄って来たサーナイトは
 僕達の話を聞くと悲しそうにそう言った。
 「ああ・・・・・・残念だけど・・・・・・。」
 と親方のウォーラルは残念そうにエルストのいる方に
 駆け寄って来たサーナイトに向かってそう言った。
 「というか、やっぱりあの首飾りの裏に書かれて
 いたのは名前だったんだな。」
 とカゲロウはエルストのいる方に駆け寄って来た
 サーナイトに向かってそう言うと続けて、
 「ところで、君は?」
 とカゲロウはエルストのいる方に駆け寄って来た
 サーナイトに向かってそう訪ねた。
 ???
 「あっ・・・申し遅れました。
 私はセラムと申します。」
 とエルストのいる方に駆け寄って来たサーナイトは
 僕達に向かってそう名乗ると続けて、
 「エルストは私のお隣さんで、私がラルトス
 だった時から、ずっと仲良くしてくれていたん
 です。」
 と僕達に向かってセラムと名乗ったサーナイトは
 悲しそうにそう言うと続けて、
 「ですが、私がサーナイトになってからしばらく
 たったある日、冒険に行ったっきり全然戻って
 来なくなってしまって・・・・・・。」
 と僕達に向かってセラムと名乗ったサーナイトは
 目を潤ませながらそう言うと続けて、
 「ずっと・・・・・・彼を探し回っていたんです・・・・・・
 ううっ・・・・・・。」
 と僕達に向かってセラムと名乗ったサーナイトは
 目を潤ませながらそう言った。
 「なるほど・・・・・・そんなことが・・・・・・。」
 と親方のウォーラルは自分達に向かって
 セラムと名乗ったサーナイトの話を聞くとそう言った。
 「僕は・・・・・・君と友達だったんだね・・・・・・。
 ・・・でも今の僕は・・・・・・その時の記憶がない・・・。
 ごめんね・・・・・・。」
 とエルストはすまなそうにセラムと名乗った
 サーナイトに向かってそう謝った。
 「ううん。あやまらないで・・・・・・。」
 と僕達に向かってセラムと名乗った
 サーナイトはそう言うと続けて、
 「でも・・・・・・どうして記憶を・・・・・・。」
 と僕達に向かってセラムと名乗った
 サーナイトはそう聞いてきた。
 「・・・・・・とりあえず、いろいろと話を聞かせて
 もらえないかな?僕らもまだまだ彼について
 知らないことが多いからね。」
 と親方のウォーラルは自分達に向かって
 セラムと名乗ったサーナイトに向かってそう言った。
 「わかりました。」
 と僕達に向かってセラムと名乗った
 サーナイトはそう返事を返すと続けて、
 「でもその前に・・・・・・彼を助けてくれた上に
 生活保護までしていただいて、本当にありがとう
 ございます。」
 と僕達に向かって、セラムと名乗った
 サーナイトは親方のウォーラルに向かって
 微笑みながらそうお礼を言ってきた。
 「気にしなくていいよ。こういうのも僕の役目の
 1つだしね。」
 と親方のウォーラルは、自分達に向かって
 セラムと名乗ったサーナイトに向かって
 微笑みながらそう言った。
 「私も・・・・・・いろいろ聞かせてもらっていい
 ですか?あなた達と出会って、どんなことが
 あったのか、私も知りたいの。」
 と僕達に向かって、セラムと名乗った
 サーナイトは親方のウォーラルに向かって
 微笑みながらそう言ってきた。
 「わかった。じゃあひとまずライトラインシティ
 まで行こう。ここで立ち話するのもナンだし、
 もうすぐ日が暮れるからね。」
 と親方のウォーラルは、自分達に向かって
 セラムと名乗ったサーナイトに向かって
 微笑みながらそう言った。
 「わかりました。向かいましょう、
 ライトラインシティへ。」
 と僕達に向かって、セラムと名乗った
 サーナイトは親方のウォーラルに向かって
 笑顔でそう言った。
 僕達とセラムと名乗ったサーナイトを含めた4匹は、
 一路ライトラインシティに向かって歩き出す。
 数分後・・・・・・。
 「・・・・・・で、こんな大人数になってしまったと。」
 ライトラインシティに着いて
 ウィンドラギルドに向かうとウィンドラギルドの
 エンカウントロビーでバッタリとミスティア達に
 出くわし、僕達はエルストの親友セラムと出会ったことを
 話して聞かせ、ピカノンはワラビの父親シルバルトと
 出会ったことを話して聞かせて
 2つのチームの話を聞いたミスティアが
 溜息交じりにそう言った。
 「お互い衝撃の出会いがあったわけですねぇ・・・。」
 とピカノンは僕達の話を聞いてそう言った。
 「まあ、そうなるね。」
 と親方のウォーラルはそう言った。
 「まあとりあえず、シルバルトさんの話から
 聞くことにしようか。セラムさんもそれで
 構わないかな?」
 と親方のウォーラルはセラムに向かってそう訪ねた。
 「私は構いませんよ。」
 とセラムは親方のウォーラルに向かって
 微笑みながらそう言った。
 「ありがとう。」
 と親方のウォーラルはセラムに向かって
 微笑みながらそうお礼を言ってきたのだった・・・。

    friend-名も無き物語-第20章その①に続く




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