ヨーロッパ人には虫の音は聞こえない?
- カテゴリ:勉強
- 2018/01/29 21:59:23
1987年1月にキューバのハバナで開かれた第一回国際学会「中枢神経系の病態生理学とその代償」に参加した時の事である。キューバではいまだ戦時体制が続いており、西側諸国からの参加者は角田教授一人だった。開会式の前夜に歓迎会が開かれ、東欧圏から大勢の科学者が参加していた。キューバ人の男性が力強いスペイン語で熱弁をふるう。
しかし、教授は会場を覆う激しい「虫の音」に気をとられていた。なるほど暑い国だな、と感心して、周囲の人に何という虫かと尋ねてみたが、だれも何も聞こえないという。教授には「蝉しぐれ」のように聞こえるのに!
人間の脳は右脳と左脳とに分かれ、それぞれ得意分野がある。右脳は音楽脳とも呼ばれ、音楽や機械音、雑音を処理する。左脳は言語脳と呼ばれ、人間の話す声の理解など、論理的知的な処理を受け持つ。ここまでは日本人も西洋人も一緒である。
ところが、虫の音をどちらの脳で聴くかという点で違いが見つかった。西洋人は虫の音を機械音や雑音と同様に音楽脳で処理するのに対し、日本人は言語脳で受けとめる、ということが、角田教授の実験であきらかになった。日本人は虫の音を「虫の声」として聞いているということになる。
キューバ人にとっては、会場を覆う激しい虫の音も、いつもの騒々しい雑音だと慣れてしまえば、意識にのぼらなくなってしまう。我々でも線路沿いに長年住んでいれば、騒音に慣れて、電車が通っても意識しなくなってしまうのと同じ現象なのだろう。しかし、虫の音は日本人は人の声と同様に言語脳で聞いているので、雑音として聞き流すことはできない。
さて、今日はドイツ人牧師さんが教える英会話に行ってきたので、
この記事が本当かどうかを確かめることにしました。
「先生には虫の声って聞こえる?日本人とポリネシア人以外には、虫の声は雑音で処理されるから聞こえないって聞いたのだけど・・・」
「虫の声????セミの音なら分かるよ」
そこで、他の日本人が質問しました。
「セミにも色々あるの知ってる?ツクツクボウシとか、ミ~ンミ~ンって鳴くのとか・・」
「えっ?種類があるの?知らない。気にしたこともない」
それで、上記の記事の話をして、
「ヨーロッパ人は虫を害虫と捉えるから、虫の声を楽しむことなんてしないのよね?」と聞くと、
「そう害虫だから、虫の音なんて気にしたことがない」と言われました。
なるほどな~。本当なんだな~と満足したのでしたw
庭師さんの言葉で、カミキリムシの幼虫を「鉄砲」というそうです。
木に植え付けられたl沢山の卵は、木の中を食い荒らし、樹液の流れを止めてしまうので
木が枯れるそうなのですが、その幼虫は木の内側を食い破って、外に出ます。
その時に丸い穴が沢山開きます。鉄砲の玉で打った痕のようなので、
鉄砲と言われるようになったそうです。
木に穴を見つけたら、もうその木は樹脈がやられているので、殺虫剤を撒いても遅いとか・・・。
コロちゃんに教えてもらった木は、お向かいに全部植わってますので、
こちらのバラも気を付けようとおもいます。
教えてくださってありがとうございました。
やつらが出たら地面消毒もいります。
やつらは根に嚙みついて卵も産むので殺虫剤では無理なトコロです。
特にバラ科が好きで
バラ・梅・桜なんかも好物ですのでお気をつけてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
では、コロのカミキリ殺虫の弁!よろ('◇')ゞ
小学校のころ、父が海外のお土産で色彩豊かな、ブローチのセットを買ってきてくれました。
ところが、ぜ~んぶ昆虫ww日本じゃありえないと思ったのを覚えています。
全部で16個だったのか、20個だったのか忘れましたが、箱に入れたまま、じ~っと
足とか触覚を観察したのを覚えていいますwテントウムシだけはかわいかったな~w
私は昆虫の姿は、ちょっと不気味というか、遠慮したい方ですが、声は好きです。
だから、去年、庭の虫を殺さないよう、害虫駆除の薬を庭に撒かなかったんです。
秋の虫の声はものすごく楽しめましたが、代わりにオリーブの木をカミキリ虫にやられて、
枯らしてしまいました。今年は心を鬼にして、殺虫剤を撒かねばと思っています。
声はわからなくっても、形については世界のどこでも魅力を感じるようですよ~
印伝なんかのトンボ柄も好まれるし。
農作物のコトを考えたら蝶も害虫ですが
それだけで過ごしちったら、もったいない。もったいない。
南仏では蝉は、地中から這い出し、姿を変えることから、復活を意味し尊ばれる昆虫です。
土産物屋には、黄色や赤など色とりどりの蝉のおもちゃが置いてあり、店先でジ~ジ~鳴いています。
鳴き方は一種類で、ツクツクボウシも、他の蝉もありません。
気候が穏やかなせいか、昆虫が大きいです。お布団を干した時に、バッタがとまったのですが、
日本の殿様バッタの1.5~2倍あるんじゃないかと思うくらい大きくて、怖くて近寄れませんでした。
もし追い払った時に、おしっこを布団にかけられたら、大きさからいって大変なことになりそうだと
思ったので、驚かさないようにしていたら、いつの間にやらいなくなっていました。
ベランダに置いたデッキブラシ(外側だけブラシの毛があり真ん中が空洞)の中に
イモリ?ヤモリが潜んでいたことがあったのですが、それは日本と同じ大きさだったので
こっちが昆虫にやっつけられちゃうんじゃないかと思ったくらいです。
お隣の県?では、カタツムリやナメクジは紫だと聞いたこともあり、
日本とは違うんだなと改めて感じました。
こんばんは
虫は害虫ですか(;^ω^)
まぁヨーロッパ人全員がそう感じるわけではないとは思いますが・・・
虫は日本だと四季を感じるものとしてもとれられますね
春は蝶 夏は蝉、甲虫、鍬形、秋は鈴虫、蟋蟀 冬は・・・
最近は暖冬で冬に蝶を見かける時もありましたが今年は寒く見かけないですね
秋は鈴虫やコオロギの鳴き声に癒されてます
蝉はヒグラシが物悲しく聴こえますが好きですね
四季があるからこそ昆虫で楽しめるのかもしれないですね
外国は四季がない国もあるので、昆虫毎月見てたら何も気にしなくなるかもしれないですね
いえいえ、違うかな?と思いつつ、でももし不愉快な思いをさせてしまったら、と迷って
謝りの文章を入れました。余計に気を使わせてしまってごめんなさいね。
あまりお付き合いのないかただと、こんなに詳しく書くと
煙たがられそうですが、ハルちゃんなら、お互い誤解かな?あれ?ごめんねで
済ませられる良い関係なので、やり取りが楽しいです。
ハルちゃんは仕事がら、とても深い知識を
もってらっしゃるので、私にはすごく刺激になるし、勉強になります。
だから、反対意見も遠慮せず、思ったこと書いてくださいね。
お仕事大変な時に読んでくださって、長いコメント書いてくださってありがとう♡
責めている、という風には全く受け取っていないんです。以前へぇー!って思った事を思い出し、いい機会だからと、きっと確かめてみたかったんだろうなぁ、と受け取っておりますよ。
その後思い出した事を書いていたら文章的に着地点を間違ったなぁと、此方こそ反省しきりです。
↓なるほど、10年くらい住んでいても気にするという意識がなければ環境が変わってもやっぱり聞こえないものなんですね。
ちなみに、ドイツ人牧師さんも、日本人が音を左脳で聞き分けることを
とても興味深く聞いていました。
虫の声が聞こえないことを、責めているように誤解させてしまったならごめんなさい。
この博士の疑問がきっかけで、日本人は音を言葉としてとらえ、左脳で処理することが
実証されたのだそうです。それでね、身近な外国人で試したかったの。なんせ私は小さな頃から
理科系大好きで、疑問を持ったら実験や検証をせずにいられない性格なのでするw
このドイツ人牧師さん10年近くも日本に住んでいますが、配偶者もアメリカ人と外国人同士の
結婚なので、やはり虫の声を聞くということはなかったようです。
配偶者が日本人だったら、注意深く耳をすませるようになったかもしれませんね。
ハルちゃんが書かれたように、他人と自分が見ている色って同じものかしらと
私も思います。もっとあやふやなのは、匂いです。分子に匂いがあるわけではなく、
どこから匂いがつくのだろうというか、手で触れないものだから
みんなが同じ匂いを嗅いでいるかは疑問です。
フランスで、香水について書かれた本を読んだとき、匂いを感じる脳の部分や、
分子のことなどが書かれていたのですが、なんせ調香師が読む本なので
マニアックすぎて、途中でギブアップしましたw
当たり前と思っていることが、実は共有できていないものだと知らされたのが
とても印象に残りました。
何の利益も生み出さないから・・・なるほど、狩りは狩りでも、紅葉狩りではなく、
本当の狩猟は獲物という成果を得ますものね。しかも、腕も持ったものがほめたたえられる
いかにも狩猟民族の感覚なのでしょうね。昔の農耕民族は、種まきや、刈り取り時期は、
集団で手伝いあい、そして成果も祭りで分かち合いますものね。
あっ、でも、紅葉狩りや船に乗っての花見は、平安貴族がやり出したことではなかったでしょうか?
とすると、農耕民族関係ないですねw
物語を読む時は、さして気にしなかったのですが、自分が書く方になると、日本語というのは
なんて細やかで、表現力に溢れた言葉なんだろうと思います。
鳥は害あるものに入ってないので、鳴き声の模倣はしますね。
物語などにも、鳥がでるだけでなく、擬人化した鳥の物語はけっこうあるのではないでしょうか。
「白鳥の湖」「ニルスの不思議な旅」「みにくいあひるの子」「王子とつばめ」
「白鳥の王子」ぱっと思いつくだけで、これだけ出るので、ひろひろ姫のを足したら
きっと鳥特集が組めますねw
昔聞いたのですが、ミミズの音があるそうです。地鳴りのような?それを聞くと天気が悪いとか・・
とっても不思議なのが、虫の声は気にしないくせに、なぜ細部まで再現した虫のブローチがあったり、
ガレのガラス工芸にトンボなどの虫が描かれているのか気になります。
南フランスでは、蝉のおもちゃはあるんですよ。それも鳴き声つきのww
蝉は地中に潜り、そして這い出て姿を変えることから、復活を意味するので
縁起がいいとされるのです。でも、そのほかの虫の鳴き声をつけたおもちゃは見当たりませんでした。
日本の秋はいいですよね。昆虫の姿は遠慮したいですが、声は深まりゆく秋を連想させて
そこはかとない寂しさや、風流を感じられます。こういう時に、海外で暮らそうが、
外国に関する仕事をしようが、私は日本人なのだなとつくづく思い知らされます。
そして、この感覚を共有できる民族で良かったなと思います。
蚊の音はさすがにわかるんじゃないでしょうか?だって刺されたらかゆいですものw
全く聞こえないのではなくて、気にしないのだと思います。例えば風で葉っぱが擦れあうざわざわする
音は、気を付けないと感じないでしょ?興味がなければ聞き分けないということなのでしょうね。
つくつくぼうしはそのまま当てはまりますが、カナカナカナとか、
チンチロリンとか、ガチャガチャとかこじつけなのは頂けないときがありますww
だって、その歌のカタカナ通りの鳴き方で判断しようとすると、どの虫かわからないものw
日本語って擬音って言葉があるように、何でも言葉で表しますものね。
髪がサラサラと肩に零れ落ちるとか、ギンギラギンの太陽とか様子までも
言葉にしたりする不思議な言語ですよね(^_-)-☆
しかし日本人として生まれ育った私にはやはり虫の音や草木の音、川のせせらぎ等すべて場所や種類により違って聞こえますし、やっぱり育った環境って大きいですよね!
たしか太陽を赤色で表現するのも日本では普通ですが他の国では金色、白、黄色等ですし。右脳左脳の聞き分けの話ではありませんが、同じ国でも地方によって習慣や食文化、言語(方言含む)も違う事を考えると、「人」という意味では同じ我々も個々は全く違う生き物ですし。
そもそも人は指紋が皆違うように、色も水晶体や網膜等の個人差により、多少の色覚違い(青緑が人によって緑に見えたり、青に見えたりする程度の誤差)があります。私の見える「空色」とあなたの見える「空色」はかすかに違う。習ってきたことは一緒でもそれをどう捉え活かせられるかも個々の価値観により、その時代や社会の常識により違う。
虫の音について語り合う事は出来なくとも、私達とは違った価値観を教えてくれるのですからそれはそれ、と割り切り他の事を楽しめばいいと思います。でも…夏の寝苦しい時期、早朝の大合唱を聞かなくていいのはちょっとうらやましいかなw
英語でもセミはcicadaだし、コオロギも鈴虫もキリギリスもみんなcricket(微妙に違うけど)ですもんね^^;;
色のバージョンが多いのも日本の特徴で「なんで日本の虹は7色?」って聞かれたことも^^
あの鈴虫やコオロギの羽音が雑音とは!!
セミの声は(アブラゼミ)&(ミンミンゼミ)←私にも騒音にしか感じませんが。
じゃぁ、とりの声はどうなのかしら?
波の音や川のせせらぎや風の音など、自然界の雑音(ちょっと違うかな^^)と
同様に余り気にしない音なのですね。確かにこういう音は、特別に荒れている時
以外はあまり気にせずに眠ることができますけど・・。
日本人は様々な虫の声を聴いて、季節の移り変りを感じるけど、そんな意識もな
いのでしょうね。春から夏にかけてのセミの声の移り変り、元気だったコオロギの
声が季節と共に次第に弱弱しくなっていく儚さ、夏の終わりごろ、何処から聞こえて
くるかわからないようなカンタンの声を探るのが楽しみの一つです。
宗教観も影響しているのかも知れませんね。人間中心の宗教と、生きとし生ける
ものみな平等の仏教的な考え方。ちょっと考えすぎかも^^。
という事なのでしょうか?Σ(゚∀゚ノ)ノ
それはある意味羨ましい…ような気が致します( *´艸`)
言語として認識していたとは~!