『スター・ウォーズ EP1』(1999)
- カテゴリ:映画
- 2018/01/27 16:27:17
◆概要
この映画はなんと表現したらよいのだろうか。
今風に言うと「スペース・ハイ・ファンタジー・サーガ」なのかもしれない。
私がファンタジーと聴いて思いつくのは、RPGゲームだ。
これは、もともとあったファンタジー小説(当時はこう呼ばなかった)を基に
登場人物の役を演じて遊べるようにしたコンピュータゲームである。
武器を超人的に使ったり、火や氷の魔法を操り冒険の旅に出て行くのだ。
物語には世界観があり、武器や魔法を使うためには一定のルールがある。
大概がMP(マジックポイント)などを消費して、武器や魔法の力を発動する。
武器はMPばかりでなく筋力も必要であり、魔力もまたしかり。
スターウォーズではこれ等超常的な力の源をフォースに求めているのだ。
フォースは持って生まれるものであり、その大きさはそれぞれ異なる。
持てる物を使うためには、正しい修業が必要である。
誤った用い方をすると暴走して制御が効かなくなるのだ。
過ちを誘引するのは、不安・慢心・憤りなどである。
今だかつて見たこともない、フォースの片りんを持つ少年アナキン。
彼が、ジェダイマスターであるクワイ=ガン・ジンと弟子のベン・ケノービーとに
出会い物語が転じて行く。
◆感想(ネタばれあり)
ジャー・ジャー・ビンクスは、大人にとって最悪な映画をつまらなくするキャラのようだ。
しかし、ドリフのコントで言う志村の役割であり、子供も一緒に見るための仕掛けなのかもしれない。
また、スターウォーズと言う位だから、戦闘シーンは誰もが期待するところだ。
まずは宇宙空間でのもの、これはCGの発達でさらに奇麗になったねってとこかな。
次は、ドロイド軍団とグンガンとの会戦シーンだね。
ハイパードライブ(ワープ航法)が使えるほど科学技術が進んでいるのだから
ドロイドにしても、もっとハイテク装備をしているだろと突っ込みはいらない。
白兵戦にこそ戦争映画の醍醐味があるのだ。
ルーカス自身は、日本の黒沢映画がお気に入りで、これをハリウッド風SF映画にしたのだそうだ。
有名な話にダースベイダーの頭は伊達政宗公の兜がイメージされたと言うのがある。
関係ないかもだが、NHK大河に『独眼竜政宗』がありオープニングで騎馬武者が霧の中を進んでくる。
これに対しスター・ウォーズではグンガンが、騎馬武者のように3本の旗指物を背負って進んでくる。
カメラを跨ぎ頭上を越えて進軍して行くシーンには見惚れた。これぞ合戦だと。
このあとも、洋の東西を問わず見ごたえのある合戦シーンがあるのだから模倣して欲しかった。
最後に騎士同士の剣劇シーンだ。スペースオペラに例えられるように、場を盛り上げる素晴らしい音楽と合唱。
それに見合う殺陣であればよかったのだが、小学生かよってレベル。ダースモールは別格ね。
香港映画的な殺陣の良し悪しは置いといて、ダースモールに合わせろと言いたい。
しいて言うならば、どう考えたって日本刀のように両手で持って扱ってんだから、剣道くらい模倣しろ言いたい。
出来れば、新陰流開祖の上泉伊勢守時代の奴で、連続で刃を打ち付けあうとかはなんかリアリティーにかける気がする。
横にはじいて受け流し、流れるように斬撃を繰り出すとかそれっぽくお願いしたい。
だってライトセーバーだよ、別にいいじゃん、と言っちまうと途端につまらなくなる。
やっぱり達人同士は一撃必殺で、間合いと相手の心を読む心理戦の要素も欲しいところ。
ここにフォースが生きて来るのではないかと思うのであります。
「おれの真の技を知るものはいない、この世にはな」こんなセリフも欲しいところです。
>シュコーシュコー
これって物凄く内輪な話だけど、FF11とか14でゴブリンと言うモブキャラ(クリーチャー)がいてですね、なんかセリフ言った後に「シュコーシュコー」て入るんですよ。音じゃなくてすべて文字のセリフで。ゴブリンは防毒マスクみたいなの頭にかぶってるんですね。これを想像して思わず笑っちゃいました。ゴブリンFFでググると出てきます。
早く就職が出来て、EP1~7ツアーになると良いですね。(汗
私の娘はスターウォーズ大好きです。新作が出ると、その前に全部見直さなくっちゃって
私もつき合わされます。娘が朝起きて、キッチンに入ってくるときに
私はダースベーダーの曲を口ずさんでやるので、シュコーシュコーと
起きがけで鼻づまりの鼻息をならしながら、追いかけてきます。
今は、就活へのインターンシップの申し込みや準備に追われているので、
スターウォーズの新作が出ていても、旧作を見ようと誘われないのでほっとしています。
別に嫌いじゃないのですが、シリーズ全部おつきあいは勘弁でする~~~
>スピンアウト作品「ローグ・ワン」
みましたみました
登場人物がぼろぼろとお亡くなりになるのね。
まだEP8見てないので、レンタルビデオ屋さんに登場が楽しみです。
一度に最低は2~3度見る派なんで、映画館行かないものぐさを言い訳しときます。
それでは
そうですよね。特撮やCGを見る映画と割り切るのがいいのかも。というと後ろからファンに襲われそうな。
でも、そういえばスピンアウト作品「ローグ・ワン」はなかなか面白かったです。
あまり関係ないこと書いてすいません。m(__)m