『レインツリーの国』(2015)
- カテゴリ:映画
- 2018/01/19 18:01:54
◆概要
SNS時代、それは言の葉をネットを介して伝える事で幕が開けられた。
子供の頃、おなじTV番組を見て志村のコントを真似た会話が、教室の隅から聞こえてきた。
今はどうなのだろう? ようつべで見たおもしろ動画のコメントを、ラインやフェイスブックでつぶやく。
広いネットワークの世界に、教室の片隅が形成されて友達と語り合う。
今の子供たちは、この上なく広く孤独な世界に置かれているのかもしれない。
すぐそばに同世代の子供がいるのに、スマフォ無しでは繋がりを持つことが許されないかのように思える。
まるでその姿は、スマフォと言う諸刃の剣を携えて戦場へ行く兵士のようだ。
その身を守れるのは、自分自身でしかない、そんな気がしてならない。
さて、青年はあるコミックのラストシーンについて調べたら、あるサイトへとたどり着いた。
そこからメールのやり取りを介して、物語が動いてゆく。
◆感想(ネタばれあり)
物語が進行するにつれて、映画の主題が見えて来る。
ここでまた私の感じたまま、恥を書いて見よう。
恋愛のコミュニケーション手段である手紙が、紙から液晶画面へ移ったことで、
おおよそリアルタイムに意思疎通が可能となった。
即時性により耳や声にハンデがあっても、それ自体が障害となる可能性は下げられた。
とは言え、実際にoff(現実に身近での会話)ともなると中々そうもいかない。
そこから、この物語が動いてゆく。
お話の続きは、お近くのレンタルビデオ屋さんへGO。
わたしは、恋愛ドラマの舞台がスマフォやPCを窓口にしたネットワーク上へと移り、
そこから始まる恋物語の世界を体験したのであります。
次回は『レインツリーの国』を語るキーワードである『メール』『声のハンデ』を前面に出して綴る
せつない恋心を描いたアニメを紹介いたします。
そうなんですか、それでは「図書館戦争」も
機会が合ったら借りてきて鑑賞してみます。
それでは
コメントありがとうございました。
「レインツリーの国」は想い出の本です。
「レインツリーの国」を書いた有川浩さんは大好きな作家さんです。
その作品の中の「図書館戦争」を読み、その作品の中で「レインツリーの国」のことを知りました。
・・・と言うよりも教えてもらったんですけどね^^;
私はあまり本を読まない人だったんですけど、ある方の影響で本を読むようにました。
「図書館戦争」「レインツリーの国」は忘れられない大切な作品です。