Nicotto Town


今年は感想を書く訓練なのだ


『イコライザー』(2014)

◆概要
ホームセンターの真面目な従業員、ロバートを演ずるデンゼル・ワシントン。
彼のキャリアは、CIAの凄腕エージェントだったと言う設定。
ハリウッド映画では無敵最強ヒーローの称号であり、その活躍は期待通りだ。
寝られぬ夜には、ダイナー(食堂)に出かけて小説を読むのが習慣になっている。
そこで10代の娼婦と顔なじみになり、彼女の起こした客とのトラブルにより事件が始まる。
無敵スキル発動の時がやって来るのだ。

◆感想(ネタばれあり)
アクションシーンになると、彼の眼はまるでスカウター(ドラゴンボールのあれ)のように働く。
敵のせん滅時間が計算されると、時計を合わせてスタート。何秒遅れたか、なんてセリフを吐く。
面白いのは、彼は自前の武器ではなく周りにある物を柄物(武器)に見立ててプランを立てるのだ。
ラスト・ホームセンターでのアクションシーンが見どころとなる。
活躍の場がエスカレートしていって、敵の本拠であるモスクワまで飛んで行っちゃうところは行き過ぎかも。
印象的だったのは、娼婦・テリーを演じたクロエ・グレース・モレッツの上唇の薄さが不幸せ感いっぱいだった。
ラストでスッピンになると、唇はふっくらとして笑顔にあふれているのだが、良い演出だったと思う。
イコライザーって意味を考えると、どうも世の中の不公平を是正するという感じの意味で、いわゆる必殺仕事人なのだなと思った。
 




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