正月七日過ぎの「七草がゆ」の話。
- カテゴリ:コーデ広場
- 2018/01/07 19:01:15
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お正月も過ぎて7日。
日本の風習では、野草。そう・・・・早く言えば「野草」なんだけど、
「七草がゆ」というのを食べる風習がありますね。
何でも、「お正月料理で一杯になったお腹をさらりとした七草がゆで、
休ませる。」
という意味合いだと聞きましたが、過去の日本では(終戦を迎えた頃)の話では
家の周りに生えていた、野草の一部を自分達で種類を判別して、お正月を過ぎた
後に食べる七草を摘んで、家に持ち帰り、丁寧によく洗ってお粥にして、
食べた風習で「七草がゆ」と言われて、当然、決まられた七種類の野草を
入れて、食べる訳です。(*^_^*)
七草かゆの種類は・・・・
芹(セリ)。なずな(よく言われるぺんぺん草の事。)御形(ごきょう)。
はこべら。仏の座。菘(すずなはカブに近い物です)。すずしろ(大根に近い物)
この七種類の野草は、意味を持たされて配合されています。
我が家は、どちらかと言うと、そういった日本の古くからの風習を守りたがる
家庭なので、毎年、正月過ぎの七草がゆは、よくやっていますけれど、
当然の事ですが、「野草だからマズイに決まっている!」と思われるでしょうが
毎年、食べていますがこれが意外と美味しいです!
さっぱりとしていて、優しい味であります。
最近は、スーパーとか行くと、「七草かゆセット」というのも出ていて、
お粥を炊いたら、その中に七草セットの乾燥野草を入れるだけ・・・
という便利なのも売っていますが、気を付けないと、野草の処理に
「やってます系」の販売所も混じっており、(一回ウチはそーいうのに当たって
しまいました・・・・ゲッ!)
「やってます系」の場合、野草の処理が雑でなんと!!!野草をキチンと
洗わないで、使用しているらしく、ジャリジャリとした土の匂いと口さわりが
あり、泥臭くてあれでは食べられません!状態のですね・・・・(*_ _)
たまに、そーいうのもありますが、基本的には、さっぱりとした優しい味で
確かに、お正月料理で、こしらえた胃に優しい、そして休憩出来るような感じ
に仕上がっています。
ウチは、毎年これで「あああ・・・お雑煮もおしまい。残ったおもちは水に
付けて、乾燥よけをして、早目に出して、揚げ餅にしておせんべいにして・・・
などと思っている所に、さっぱりとした七草がゆ。」
さて、次は節分か、バレンタインか・・・・月日の経つのは早いもので・・・
などという恒例の「お正月七日過ぎの行事」の感じですか。
そう憧れてました・・・・
では無いにせよ、これで完全に立派な正月は終わったんだな!
などと思い、恒例の七草がゆを食べる私でありました。