12がつ21にち
- カテゴリ:日記
- 2017/12/21 18:59:58
そろそろ年末が見えてきましたね
さて、やっぱり忙しくなるのかなぁ
さて、今回はこんな記事を
後半にあるヌイグルミが、、かわいぃ
http://shindenforest.blog.jp/archives/73513033.html
コレラ菌の戦略
現在では、
治療法の確立によって
それほど怖い病気ではなくなってきたものの
昔から繰り返し大流行し、
多くの犠牲者を出してきた怖い菌です。
つい最近では
ハイチの大震災の数年後に
国際連合平和維持軍PKOがネパールから持ち込んでしまったコレラ菌によって
多数の犠牲者が出てしまいました。
当時の報道では
日本が1200人がコレラの犠牲とだけ報道していた頃に、
現地の報道では、年内に40万人が感染し、6万人が死亡すると予測がでていて
報道の差を感じたものです。
コレラ菌は、
現在205 種類のコレラ菌が確認されています。
すべてのコレラ菌が怖いように誤解されていますが、
この中で、
コレラを発症するのは、
コレラ毒素を出す種であるO1 とO139 の2種だけです。
強毒性を持つこの2種だけが
コレラ症の原因となります。
このコレラ菌(O1またはO139)で汚染された水や食物を摂取することによって感染します。
飲食により体内に取り込まれたコレラ菌の一部は
胃の酸性環境で死滅しないで生き残り、
小腸に達して定着・増殖していきます。
そこで菌がコレラ毒素を産生して
下痢や脱水症状などのコレラの症状を引き起こします。
science-art.com
コレラ菌を摂取した人が全員重症になるわけではなく、
全く症状が出ない人もいます。
重症化してしまうのは、
感染者20人に1人くらいです。
それでも
一昔前までは、
感染すると多くの人が死亡してしまうとても怖い病気でした。
当時は病院での医学的な治療よりも
ホメオパシー治療の方が圧倒的に治癒していました。
ホメオパシー治療では、154人中6人死亡
致死率が60%を超えていましたが
ホメオパシー治療を受けた人では、1270人中108人死亡
コレラ患者全体の死亡率が、59%
だったのに対して
という研究報告も残されています。
ホメオパシー病因での死亡率は、19%
でした。
人の小腸内でのみ増殖することができて、
自然界では増殖を抑えた休眠状態になっていて、
しかも、
長期間生存できないと言われています。
最近の研究で
コレラ菌が人の小腸内で強毒性を獲得していく過程が少しずつ判明してきました。
コレラ菌には
必要な時に出てくる針のような器官があり、
それを使って、
菌自身の周辺にいる腸内細菌たちを殺していき、
細菌内部からDNAを引きずり出して、
自分に取り入れていたのです。
コレラ菌のDNAを調査した結果、
20を超える腸内細菌たちのDNAの断片が含まれていた事が判明しています。
このようなDNA取り込みによって
強毒性を持つコレラ菌ができてくるようです。
あんなに小さな細菌が
生き残り
強さを増していくために
こんなすごい戦略を持っているのです。
最近では病原菌も人気が出て
コレラ菌のぬいぐるみやカーペットなども販売されています。
giantmicrobes.com
それだけではなく、
病気の時に出る排泄物系も人気だそうです。
これは、鼻くそ、膿、耳垢などのぬいぐるみです。
giantmicrobes.com
いまはクリスマスシーズンのため
ギフトとして人気なのですね。
giantmicrobes.com