シチュ+セリフったー 「お帰り、待ってたよ」
- カテゴリ:自作小説
- 2017/12/12 21:44:19
学校帰りにデパートに寄って
クラスの女子どもが大騒ぎしてた「見た目のかわいいカップケーキ」を2個買った。
「女の子だったら絶対大好き」な見た目と味なんだそうだ。
たいして興味はなかったが、昨日両親にこっぴどく怒られていた妹に
買ってやったら元気でるかな?と ふと思いついた。
こんなちっこいのに 一個300円もするのかよっ!
俺だったら100円のパンを6個買った方が満足度上がる。
家への近道の公園を横切ると
知ってる顔に出くわした。
「お帰り、待ってたよ」
待ってなんかいないくせにw
ビール片手にタバコの煙を燻らせたOLさんだ。
たまにこの公園で会うことがある。
そういう日は、きっとなんかいやなことでもあるのだろう。
ひとりでビールを飲んでいる。
「今日はどうした?」
彼女の顔に涙の跡があるのは見て見ぬふりをした。
「大人にはいろいろあるんでね」
「子供にだってあるよ」
「でも死にたくなったりはしないでしょう?」
「死にたいって言ってるやつは多いけどな。」
「子供も大変だね」
「きれいに死にたいとかぬかしやがる」
「あぁ わかるw 誰か綺麗に殺してくれないかなぁ」
「そんな都合のいい人殺しなんていない」
「そこを何とかw」
「全裸にして息のあるうちに両手両足切り取って放置だな。」
「グロい」
「殺される側は殺人方法を選べません」
「少年は意外とシビアだな」
「あはは あっ そうだ。これやる。」
「なに? あぁ 人気の店のカップケーキっ!」
「うん。おねえさんには、ビールよりこっちのが似合う」
「おっ 少年はおだてるの上手だねぇw 私ってかわいい?w」
「はい、はい、可愛い可愛いw」
おねえさんは、しばしカップケーキのデコレーションを
嬉しそうに眺めた後に ぱくっとひとくちで食いやがった。
食べ方はあれだが、満足したのか微笑んだ顔は少女のようだった。
「さて、人殺しに出会う前に、帰ろうぜ」
そう言うと、おねえさんは うん と素直に立ち上がった。
「またね」
「うん」
ここで会うことがないほうが
いいんだろうけどな
がんばれよ
声に出さずにそう祈った。
*.....*.....*
ロワちゃんが、診断メーカーで遊んでいたので
やってみましたーっ
せっかくなので だいぶ短くてざっくりしたSS書いてみたーw
「お題ひねりだしてみた」
https://shindanmaker.com/392860
あなたの妄想(恋愛風味)のひとときをお助けします。
妄想のためのポイントつき。稀にハズレが出ます。
https://shindanmaker.com/134966
黒沢大和へのお題は『はいはい、可愛い可愛い』です。
鏑木は夜の公園で
「お帰り、待ってたよ」と言われる。
ポイント:大人の雰囲気です
「お帰り、待ってたよ」と言われる。
ポイント:大人の雰囲気です
「はいはい、可愛い可愛い」を元にすると
子ども扱いされてむかっとする展開しか思い浮かばなかったわけよーw
なので、言われる側じゃなくて 軽く流す側にしてみた。
今日何があったのかなんて全く知らないふたり。
今日この公園で会えるかどうかなんて
まるでわからない。
会えばお互いを心配しあっていながら
他愛のない会話をする。 詮索はしない。
でも死を感じさせる発言をしたときだけ
そんなに綺麗なもんじゃないってあえてグロいことを言ってみる。
ってところですかねー。
さばさばしてるけど、根底にあるのはいたわる気持ちですね。
自立してて、でもいたわりあってて、いい関係性だよね。
人柄出るなあ。
夜にゆっくりきてねー。
お墓参りとお買い物いってらっしゃーい。
夜にまたくるね
ごめんぉ 読み逃げします<(_ _)>
マタネッ(*^-゚)/~Bye♪
実父の墓参りとダーリンとお買いもの行ってくる<(_ _)>
ロマンチックな展開じゃないですけどw
「かっこいい」は嬉しいな。
少年がおねーさんに「はい、はい 可愛い可愛い」って
相手にされないのも考えたんだけどw
そうすると むっとして押し倒すのしか展開が思い浮かばず_(L〃_ _)ノシバンバンバン‼
女の子なら誰でも大好きと評判のカップケーキは チャプチーノです。
http://ciapshop.jp/
もっとロマンチックなのも考えたんですけどww
なんか訳アリなOLと顔見知り程度の少年の
他愛もない会話になりましたww
大和君は年上のおねーさんから好かれるタイプってかんじするよね。
甘える訳じゃないけど可愛がられそうなさ?^^