Nicotto Town


ごま塩ニシン


脳活日誌1003号

   予報が外れて、晴れ。
 今日は市民マラソンの日。マラソン日和になった。一度も参加していないが、晴れになってよかった。居候は警備要員として朝4時半に家を出た。玄関の戸締りがあるので私も4時に起きたから、今日は寝不足である。42.195キロのフルマラソンをする人は凄いなと感じる。耐寒マラソンは小学校の頃から苦手で、何時も息切れするタイプだったから、この傾向は変わっていない。走りは小さい頃から、あの子は早かったと言われるタイプは大人になっても、走りは素早い。これも天性かもしれない。走りの遺伝子というものがあるのかもしれない。

 なんでも遺伝子にしてしまうのは良くないかもしれないが、走りにも才能というものがあって当然である。運動は鍛えれば、誰でも上達するものだから、と一般化したくない。何事も才能の世界である。音楽にしてもそうだ。まず、耳が人一倍よく聴こえないと、シャープやフラットの聴き分けができない。たかが半音、されど半音である。僅差が人間を区分けしている。色の識別にしてもそうである。赤は赤だ。そうかもしれないが、同じ赤でも、同じ緑でも微妙な色分けが分からないといけない。印刷でカラーの色校正がしっかりできる人も才能だろう。素人が色分け見本を見せられても、実際のところ業者にお任せするのが妥当であろう。アバウトから特殊な専門職へと特化していかなければならない。

 この世の中、自分の持っている才能が開花し、充実した生活を送っている人は幸せだ。しかし、才能が職業化され、生活が十分にできる人はそんなに多くはいないだろう。生活のために仕方なく仕事についている人だっている。農業が好きでも、土地が確保されなければ、作物の管理はできない。好きなことを退職後に思い切ってやれる人は、長年、自分の思いを温めてきた人だろう。やっと定年退職後に願いが叶った人は幸せだろう。本当に人生ご苦労さんでしたと喝采したい。才能と職業、思いと成果が一致できる人は人生のテープを切った人だろう。不幸なのは自分の才能に気付いていない人である。自分にどんな才能が隠されているのか、自身でも自覚できない人、私もそうだが、これが一番困る。何とかしなさい。

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2017/12/10 17:48
ごま塩ニシンさん、こんばんは。

マラソン。
長距離の季節ですね。
気づけば、箱根駅伝まで3週間なんですね。
見るのは好きですけれど、学生時代、走らされるのは苦手でした(笑)

才能といえば、筋肉には赤筋と白筋があって、赤筋は瞬発力はないけれど持久力に優れ、白筋はその逆。
そして、この割合は人によって違うそうです。
古いデータですけれど、あのカール・ルイス選手は90%が白筋、マラソンのアルベルト・サラザール選手は赤筋が90%だったそうです。
瀬古選手は中間の50:50だったと聞きました。
まさか調べて種目を決めたわけではないでしょうけれど、向き不向きはあるんですね。



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