friend-名も無き物語-第14章 その④
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/12/10 12:15:36
friend-名も無き物語-第14章 その④
「君達は仲間同士の結束は強いと見える。
より強力な合体技を扱えるようになれば、君達の
探検活動でより活躍しやすくなる。」
とメルトラムが僕達に向かって
そう言ってきた。
「(・・・・・・みんなとの結束・・・・・・か・・・・・・。)」
と僕は心の中でメルトラムの言葉を
復唱する。
「そこで君達には、各自それぞれの属性の
エネルギーを共有させる術を得るための訓練を
受けてもらいたい。」
とメルトラムが僕達に向かって
そう言ってきた。
「訓練・・・・・・?」
とワラビがメルトラムに向かって
そう訪ねると彼は、
「内容はそれぞれの属性に適した人工のステージ
に挑んでもらう形だ。クリアすれば、その術を
身につけるだろう。」
と僕達に向かってそう言うと続けて、
「まずはそれぞれがこのステージの突破を
目指してほしい。どうかな?
やってみる気はあるかい?」
とメルトラムが僕達に向かって
そう訪ねてきた。
「1人は・・・・・・ちょっと心細いかな・・・・・・。」
と僕はメルトラムに向かって
不安そうにそう言うと彼は、
「その気持ちはもちろんわかる。けど、ボクら
ポケモンは、自分の身は自分で守る術は最低限
身につけておかなければ生き抜くのは難しい。」
と僕達に向かってそう言うと続けて、
「自分を守る力があって、初めて他人を守れる
力が生まれるものなんだ。その為には、まずは
1匹でも頑張れる力は必要になってくるよ。」
と僕達に向かってそう言うと更に続けて、
「今回の提案は是非ともその機会として受け取っ
てほしい、というのが親方の考えであり、ボクの
望みでもある。どうだろうか。」
とメルトラムが僕達に向かってそう訪ねてきた。
「・・・・・・やれるだけやってみます。」
と僕はメルトラムに向かって
少し不安そうにそう言った。
「ありがとう。他のみんなもいいかな?」
とメルトラムが僕に向かって
笑顔でそう言った後、他のみんな達に向かって
そう訪ねてきた。
「俺はもちろん受けます。」
とカゲロウはメルトラムに向かってそう言った。
「私も!」
とミスティアはメルトラムに向かってそう言った。
「私もやります!」
とピカノンはメルトラムに向かってそう言った。
「わたしもちょっと不安だけど・・・・・・でも
みんなと強くなりたい・・・・・・!」
とワラビはメルトラムに向かって
不安そうにそう言うと続けて、
「だからがんばる・・・・・・!」
とワラビはメルトラムに向かって
そう強く言った。
「ありがとう。みんなの成果、期待してるよ。」
とメルトラムが僕達に向かって
笑顔でそう言うと続けて、
「じゃあ、準備ができたらボクに話しかけて
ほしい。訓練場所まで案内するよ。」
とメルトラムが僕達に向かって
そう言うと続けて、
「まあ、まだ昨日この街に来たばかりだし、
散策してくるのもいいかもね。」
とメルトラムが僕達に向かって
そう提案してくると続けて、
「ボクは待っているから、ゆっくり散策して
くるといいよ。」
とメルトラムが僕達に向かって
そう言ってきた。
「わかりました!」
とミスティアはメルトラムに向かってそう言った。
僕達はライトラインシティの街を散策し、
ライトラインシティで消耗品を少し
買い足した後、メルトラムが待っている
ウィンドラギルドのエントランスに集合した。
「おっ、準備ができたのかい?」
とメルトラムがエントランスに集合した
僕達に向かってそう訪ねてきた。
僕達はメルトラムに向かって
「はい」と返事を返すと彼は、
「わかった。それじゃあ行こう。」
と僕達に向かってそう言ってきた。
僕達は1体ずつメルトラムに案内された
ダンジョンを何とか全員クリアした。
「おおっ!みんなそれぞれのダンジョンを
クリアしたんだね!おめでとう!」
とメルトラムがダンジョンを
クリアし終わった僕達全員に向かって
そう言うと続けて、
「みんなそれぞれが仲間と属性を共有しあう
術を身につけたはずだ。今度はみんなが力を
合わせてその力を解放する番だよ!」
とメルトラムが僕達に向かってそう言うと続けて、
「さあ、あの扉を潜り抜けて最後のダンジョンを
突破しに行くんだ!」
とメルトラムが僕達の前にある扉を
指差すと僕達に向かってそう言った。
僕達が目の前にある扉を開けて
奥に進んでいくと副親方のモフラウドが
僕達の到着を待っていた。
「・・・来ましたね。チーム『フレンディア』。
ここまで来れたという事は、あなた達それぞれが
探検隊としての素質があることを意味します。」
と僕達の到着を待っていた副親方のモフラウドが
僕達に向かってそう言うと続けて、
「今度は、その培った実力を仲間同士で
分かち合い、さらに大きな力に変える番です。」
と副親方のモフラウドが僕達に向かって
そう言うと更に続けて、
「さあ!あなた達の結束力を私に見せて
ください!」
と副親方のモフラウドが僕達に向かって
そう言うと僕達に向かって襲い掛かって来た!!
かくして僕達と副親方のモフラウドとの
戦いの火蓋が切って落とされた!!
僕達と副親方のモフラウドとのバトルは
技「りゅうのまい」からの「マジカルシャイン」を
受けてへろへろになりながらも
副親方のモフラウドの体力を半分まで削った。
「・・・・・・なるほど、確かにあなた達は結束が
強いようですね。」
と副親方のモフラウドが僕達に向かって
そう言うと続けて、
「でしたらここからは本気で行かせて
いただきます・・・・・・!」
と副親方のモフラウドが僕達に向かって
そう言ったかと思うとモフラウドの身体を
眩い光が包み込んだ!
眩い光が収まるとモフラウドは
メガチルタリスの姿になって
いたのだった・・・。
friend-名も無き物語-第15章その①に続く