Nicotto Town


ごま塩ニシン


脳活日誌997号

   曇天だ。太陽光線が消えた。
 気候の移り変わりが激しい。あんなにいい天気だったのに、今日は曇り空。北陸、東北は雪になるのだろうか。屋根の雪下ろしは未だ経験なし。道路に積もった雪かきの経験ありだが、雪国に住んだことなし。憧れはある。人間どこで生まれるかによって人生、大分違ってくる。生まれてくる条件というか、両親の生活環境に赤ん坊は影響される。資産の有る無しだけでなく、生まれた土地風土から受ける影響も大きいのではないだろうか。親が国家公務員で転勤が多いとか、商社マンで海外生活を体験しているだけでも、相当に違ってくる。青春時代を雪国で過ごすか、一度も雪を見たこともない生活をするのとでは、自然に対する認識が違ってきて当然である。

 人は何かに影響を受けながら生活している。影響というのは束縛でもある。影響から逃れたいというのは、束縛から脱出したいと言うことだろう。特に組織に属しておれば、組織の性格によって影響のされ方が違ってくる。国家も組織、会社も組織である。自営業だって、家業に携わる専従者の組織である。組織の一員でいる限り、組織のカラーに染まって生活するしかない。だが、組織から逃げ出したいと思うことだって起こってくる。辞表を提出して辞められる組織ならいいが、出すに出せない、辞めるにやめられない組織もあるだろう。これを、くびきと言うのだろうが、このシガラミから抜け出せない人もいるだろう。

 狭間(はざま)で呻吟(しんぎん)している人もいるかもしれない。軋轢(あつれき)にモガイテいる人もいるかもしれない。何々の会組織に属している限り、なかなか自由は得られないだろう。ここで逆の発想をしてみると面白い。というのは、組織というのは圧力に感じる人もおれば、非常に愉快なものと感じている人が一方で存在していることは確かである。組織から離れたくない。組織こそ我が人生と思っている階層が相当にいると言うことである。これらの人から見れば、組織は嫌だと感じる人を、はぐれ者と思うかもしれない。どのように思おうといろいろだが、自分の立場を有利にするために徒党を組んで派閥争いすることも普通である。盥(たらい)の中の嵐でもマスコミの手にかかると台風となり、大嵐になる。




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