Nicotto Town


シグキーリア


friend-名も無き物語-第14章 その①


   friend-名も無き物語-第14章 その①

 ーfriend-名も無き物語-第14章 電気泥棒ー

  「そこで、もしよければ、探検隊の君達が中に入って
 侵入者を退治してくれないか?
 このままだと電気も都市も危ないんだ。」
 とその発電所の前に
 立っているエレキブルは
 僕達に向かってそう頼み込んできた。
 「わかりました。引き受けましょう。」
 とカゲロウは発電所の前に
 立っているエレキブルに向かってそう言った。
 「いいの?カゲロウ君・・・。」
 と僕がカゲロウに向かって
 そう言うと彼は、
 「どうせ俺達もこの先にある都市に用があるんだ。
 それにここまで話を聞いておいて見過ごす訳にも
 いかないだろ。」
 と僕達に向かってそう言ってきた。
 「・・・・・・それもそうだね。」
 と僕はカゲロウに向かってそう言った。
 「おお、ありがとう!
 何とかよろしく頼むよ!」
 とその発電所の前に立っているエレキブルは
 僕達の言葉を聞いて嬉しそうにそう言った。
 「でも発電所の入り口は閉ざされているんでした
 よね?どうやって入るんですか?」
 とピカノンがその発電所の前に
 立っているエレキブルに向かって
 そう訪ねると彼は、
 「それは大丈夫だ。こちら側の入り口の鍵は
 私が持っている。だからこれを君たちに託す!」
 とその発電所の前に立っているエレキブルは
 僕達に向かってそう言うと彼は僕達に
 ワット発電所南の鍵を渡してきた。
 「よし、じゃあ準備をして発電所の侵入者を
 捕らえにいこう。」
 とカゲロウは僕達に向かってそう言ってきた。
 「電気とライトラインシティの運命は君たちに
 かかっている!
 頼んだよ!」
 とその発電所の前に立っているエレキブルは
 僕達に向かってそう言ってきた。
 僕達は少し準備を整えてから
 発電所の前に立っているエレキブルから
 渡されたワット発電所南の鍵を使って
 発電所の中に入り奥へと進んでいった。
 「この先からなんか物音がするな・・・・・・
 例の侵入者か?」
 とカゲロウが耳を澄ませながら
 僕達に向かってそう言った。
 「行ってみよう・・・!」
 とミスティアが僕達に向かってそう言った。
 ???
 「ふふふ・・・・・・よし、十分電気は奪ったな。
 これだけあれば例のブツの稼動も容易いだろう。
 くくく・・・・・・。」
 僕達が先に進むと1匹のヘルガーが
 そう言って発電装置から自分の前足付近に
 置いてある蓄電池に電気を粗方盗み取っていた。
 ???
 「ついでにもっと電気を奪って都市の奴等を
 困らせてみるかな?
 くっくっく・・・・・・。」
 と発電装置から電気を盗み取りながら
 ヘルガーはそう言って意地悪そうに笑っていた。
 「待て!」
 とカゲロウが発電装置から電気を
 盗み取っているヘルガーに向かってそう言った。
 ???
 「なっ・・・・・・お前らどうやってここに・・・・・・!
 ・・・ちっ、どうやら時間稼ぎをしている場合じゃ
 ないようだな。」
 と発電装置から電気を盗み取っているヘルガーが
 そう言って僕達の方に向き直る。
 「話から察すると、まだ都市に大きな影響がある
 ほど電気を奪ってはいないのか・・・よかった。」
 と僕はそう言ってホッと胸を
 なで下ろすと続けて、
 「・・・でも、ちゃんと奪ったものは返して
 もらうよ。」
 と僕は発電装置から電気を
 盗み取っているヘルガーに向かってそう言った。
 ???
 「ふんっ、中々威勢がいいじゃないか。
 嫌いじゃないぜ、そういうの。」
 と発電装置から電気を盗み取っているヘルガーが
 僕達に向かってそう言って
 鼻を鳴らすと続けて、
 ???
 「まあ、その威勢が強さにリンクしているかどうかは
 別問題だけどな。返して欲しいなら力ずくで
 来るんだな!」
 と発電装置から電気を盗み取っているヘルガーが
 僕達に向かってそう言うと彼は
 僕達に向かって襲い掛かって来た!!
 こうして僕達と発電装置から
 電気を盗み取っている
 ヘルガーとのバトルが始まった!!
 僕達と発電装置から電気を盗み取っている
 ヘルガーとのバトルは、
 彼の得意技「はじけるほのお」に
 かなり苦戦を強いられたが、
 みんなで力を合わせて彼を攻撃していき
 最後は「みんなでアタック」で
 何とかヘルガーを打ち倒した!!
 かくして僕達と発電装置から
 電気を盗み取っているヘルガーとのバトルは、
 辛くも僕達が何とか勝利したのだった。
 「うぐっ・・・・・・!」
 と発電装置から電気を盗み取っていた
 ヘルガーがそう言ってその場に倒れ込む。
 「くっ、なかなかやるじゃないか。
 威勢だけじゃないってことか。」
 と発電装置から電気を盗み取っていた
 ヘルガーはその場に立ち上がりそう言った。
 「・・・!もしかしてお前らがあいつの言って
 いた・・・・・・。」
 と発電装置から電気を盗み取っていたヘルガーは
 僕達に向かってそう言った。
 「・・・あいつ?」
 とピカノンが発電装置から電気を
 盗み取っていたヘルガーに向かって
 そう訪ねると彼は、
 「おっと、悪いがお前らに捕まるわけには
 いかないんでな、これで失礼するぜ。
 あばよ!」
 と発電装置から電気を盗み取っていたヘルガーは
 自分の前足付近に置いてある蓄電池と共に
 その場から忽然と姿を消した。
 「あっ!?」
 とカゲロウが発電装置から電気を
 盗み取っていたヘルガーを
 追いかけようとしたが
 すんでの所で逃してしまった。
 「逃げられちゃったね・・・。」
 とワラビがカゲロウに向かって
 残念そうにそう言った。
 「しかも恐らく電気が入っていたであろう
 蓄電池も持っていかれちゃった。まんまと
 逃げられたね・・・。」
 と僕がカゲロウに向かって
 残念そうにそう言った。
 「・・・まあ仕方ない。とりあえず入口に戻って
 従業員に報告しに行こう。」
 とカゲロウが残念そうに
 僕達に向かってそう言った。
 「いやいや、本当に助かったよ!
 侵入者を退治してくれて本当にありがとう!」
 と発電所の前にいた従業員の
 エレキブルは僕達に向かってそう言った。
 「すみません。侵入者を逃した挙句、電気も
 奪われてしまって・・・・・・。」
 とカゲロウが残念そうに
 発電所の前にいた従業員の
 エレキブルに向かって
 そう謝った。
 「いやいやいいんだ。おかげで被害も最小限で
 済んだし、都市の混乱もそれほど大きくなら
 なかった。君達には感謝しているよ。」
 と発電所の前にいた従業員のエレキブルは
 僕達に向かってそう言うと彼は続けて、
 「これはせめてものお礼だ。受け取ってくれ!」
 と発電所の前にいた従業員のエレキブルは
 僕達に向かってそう言うと
 彼は僕達に侵入者を
 退治してくれたお礼として
 僕達にげんきのかけらを5個と
 大きなりんごを2個とまひまおしを5個と
 コーヒー牛乳を3本と元気ドリンク3本を
 僕達に渡すと彼は続けて、
 「君達のことはこの先のライトラインシティの
 ギルドにも伝わっている。彼らも感謝して
 いるよ。是非とも行ってやってくれ!」
 と僕達に向かってそう言ってきた。
 「わかりました!」
 とミスティアが発電所の前にいた従業員の
 エレキブルに向かってそう言ったのだった・・・。

                  その②に続く




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