Nicotto Town


連続冒険小説 霊験導師わむたん


愛しの彼女は薔薇星人(4)

ローザは晃のTシャツとジーンズ姿でソファに座っていた。

髪の長い綺麗な顔をしている。

どこかで見たような???

ーあっ!夢で見たんだ!ー

晃は思い出した。

しかし、宇宙人って本当に居るのかい?でも目の前に居るしな。

「薔薇星ってどこにあるんだい?」

「薔薇星は薔薇星雲の中にあるの。薔薇星雲はいっかくじゅう座に位置する散光星雲で、オリオン座α星ペテルギウスからこいぬ座α星プロキオンに向かって3分の1程行った冬の天の川の中のいっかくじゅう座12番星を中心とする散開星団NGC2244の周囲に広がっているの。地球では、視直径75'、距離5000光年、実直径130光年と言われているわ。」

「へーーー。で、何をしに地球に来たの?」

「薔薇星では、長い間地球を研究して来たけど、地球人の善と悪の2面性に付いて幾ら研究しても理解出来ないから、薔薇星から私が送られて人間社会にまぎれて研究をする事になったの。」

「宇宙人から見ても、地球人の考え方がさっぱり分からないの。何がしたいのか謎ね。」

「そうかも知れん。俺も毎日金に追われて、何をやってるのか分からなくなる時があるからな。」

「私は、空からあなたをずっと見ていたわ。あなたは、宇宙意識に到達できる可能性があるから会いに来たの。」

「俺?無理だろ。」

晃は笑った。

「でさ、研究って何処に住むのさ?」

「行く所が無いわ。公園のベンチで寝ようかしら。」

「おいおい。あそこは蚊がいっぱい出るんだぞ。」

晃は追い出す訳にもいかないなと思った。

「うちに泊まるか?」

ルルルルル♪ラララララ♪

嬉しそうな念波音が聞こえて来た。

「服が要るな。買いに行こう。」

「ナイス!ボーイ!」

「ほめたって、なんも出ないぞ。」



(お願い:他にも公開していない小説をたくさん書いていまして順次パブーなどでペンネーム☆千葉広明☆名義で電子書籍化販売予定なので、くれぐれもコピーはしないで下さい。作品の模倣、一部の複写等の行為はご容赦下さい。模倣、一部の複写などが確認された場合、図らずしも法的対象になりますのでご注意下さい。☆この作品の著作権は千葉広明プロダクションに帰属します。)

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2023/04/07 15:49
【愛しの彼女は薔薇星人】読ませていただきました。

セクシーで可愛らしいローザさんですね!
シャワーの登場シーン、イイですね!!≧▽≦b
SFとか設定が80年代風でステキだなあと思いました。
すごいですね!小説を書けるなんてすばらしいです!!!
以前からわむたんさんの小説、気になっておりました^^



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