Nicotto Town


連続冒険小説 霊験導師わむたん


愛しの彼女は薔薇星人(3)

「いたーーーい!」

桶が頭コチンでタンコブくらくら。

「この!エッチ!スカタン!スケベ野郎!」

「えっ!えっ!スケベ野郎!スケベ野郎ってあるか・・・。ここ俺の家だし・・・。」

「なんで俺のお風呂に入ってる?鍵が掛かってるのにどっから入った?」

「薔薇よ。薔薇。」

「えっ・・・。」

「あの薔薇って・・・薔薇が人間になるか!」

「私は薔薇星から来たのよ。植物型生命体なの。植物から進化した存在で形態はバイオチェンジャーなの。つまり植物型になったり人間型になるってことね。」

「嘘。嘘。嘘・・・。って事は宇宙人なのか?」

「・・・名前とかあるのか?」

「私、ローザ・イグニス・サントマリー・ネビレスカ・ウサビッチ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

「もういい!分からんわ!ローザでいいだろう!」

ルルル♪ラララ♪

「その音楽みたいのは何?」

「念波音よ。感情が高まると出るの。」

「分けわからん。兎に角、風呂を出てくれ。」

「だって、服が無いもの。出られないわ。」

晃は頭がくらくらして来たが、自分のTシャツとズボンを持って来ると風呂の外に置いた。



(お願い:他にも公開していない小説をたくさん書いていまして順次パブーなどでペンネーム☆千葉広明☆名義で電子書籍化販売予定なので、くれぐれもコピーはしないで下さい。作品の模倣、一部の複写等の行為はご容赦下さい。模倣、一部の複写などが確認された場合、図らずしも法的対象になりますのでご注意下さい。☆この作品の著作権は千葉広明プロダクションに帰属します。)




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