愛しの彼女は薔薇星人(3)
- カテゴリ:自作小説
- 2017/11/29 11:11:17
「いたーーーい!」
桶が頭コチンでタンコブくらくら。
「この!エッチ!スカタン!スケベ野郎!」
「えっ!えっ!スケベ野郎!スケベ野郎ってあるか・・・。ここ俺の家だし・・・。」
「なんで俺のお風呂に入ってる?鍵が掛かってるのにどっから入った?」
「薔薇よ。薔薇。」
「えっ・・・。」
「あの薔薇って・・・薔薇が人間になるか!」
「私は薔薇星から来たのよ。植物型生命体なの。植物から進化した存在で形態はバイオチェンジャーなの。つまり植物型になったり人間型になるってことね。」
「嘘。嘘。嘘・・・。って事は宇宙人なのか?」
「・・・名前とかあるのか?」
「私、ローザ・イグニス・サントマリー・ネビレスカ・ウサビッチ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「もういい!分からんわ!ローザでいいだろう!」
ルルル♪ラララ♪
「その音楽みたいのは何?」
「念波音よ。感情が高まると出るの。」
「分けわからん。兎に角、風呂を出てくれ。」
「だって、服が無いもの。出られないわ。」
晃は頭がくらくらして来たが、自分のTシャツとズボンを持って来ると風呂の外に置いた。
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