フルマラソンを走ってみてわかったこと
- カテゴリ:日記
- 2017/11/27 20:24:05
結論から言えば、いかに自分が甘い人間なのか、という事が良く分かりました。
46才で初フルマラソンを3時間40分そこそこで走ったという事は、世間的には十分に速いタイムでであることは認識しています。きっとフルマラソンを知っている人に言えば、なかなか凄いじゃないかと言われることでしょう。一緒に走ったメンバーも、速いと驚いてはいました。でも私の目標は3時間30分でした。10分も足りません。3時間30分を狙うなどということが如何に甘い話だったのか、ということです。
年齢でクラス分けがされていましたが、私と同じ男子40才台では、私よりも早いタイムで走った出場者が116人います。おそらくその半分以上は3時間30分以下、所謂サブ3.5を達成しているのではないでしょうか。
私のマラソン仲間に、たいした練習もせずに3時間30分で走れてしまう人がいます。それはもう、そもそもの能力だとしか言えません。しかし私にはそんな能力はありません。どこにでもいる、ちょっとばかり足が速いだけの凡庸なランナーです。でも、今回私の前を走り、そしてサブ3.5を達成した大半のランナーも、私と同じ凡庸なランナーのはずです。
じゃあ彼らと私とは、一体なにが違うのか?
言うまでもありません。
彼らは練習をしたが、私は練習をしなかった。彼らは努力をしたが、私は努力をしなかった。それ以外のなにものでもないでしょう。
筋トレだって、例えば10回3セットのトレーニングをするのであれば、もうその回数が限界ギリギリになる、血管ブッチ切れるような負荷をかけて初めて十分な効果が出るわけですから、マラソンだって同じです。普段から、たった週3回、たった10kmか、せいぜい20kmを、もちろん相応に苦いしペースではあったかもしれませんが、しかし倒れ込んで動けなくなるほどに追い込んで走っていたわけではないのです。インタバールトレーニングの真似事をして、やった気になっていただけなのです。
大会前に、自分のフルマラソンで必要なカロリ―量を計算し、そして自分の体に蓄えらえる糖質の量を計算し、そこから走力に使える糖質量を計算し、消費カロリーのうちどれだけの割合で糖質と脂肪を燃焼させられるのか計算し、そこからどのタイミングでどれだけのエネルギー補給をしなければならないのか計算し、その実践のための準備は確かにそれなりにしました。
しかしそんな程度の練習で、そんな程度の計画で、凡庸な能力しかないフルマラソン初出場の人間がサブ3.5を狙うなど、おこがましいにも程がある。要するにそういうことだったのです。
走り終えて、たしかに走り切れた安堵感はあります。よく30kmの壁という話を聞きますが、そんなものは感じずに一気に走り切ることが出来ました。それは確かに自信にはなりました。素直に良かったと思っています。でも、じゃあ完走できて嬉しいか、人が褒めてくれる程度の記録が出て嬉しいかと言えば、それはまったくない。3時間30分を狙おうなどという甘い気持であった自分が恥ずかしく、憤りすら感じている気がします。「マラソンを、なめるな」私の前を走っていたランナー達から、そう笑われているような気さえします。
2月は地元の横浜近辺での大会が多いので(とは言っても、横浜近辺のレースは運営が悪いか、短い距離の周回コース=飽きるレースが多いのですが…)、2月にターゲットを絞って参加大会を探し再挑戦し、場合によっては3月にもう一度と思っています。
ぐうたらな私が、心を入れ替えて練習できるかどうか。。。
不安だなぁ。。。
とりあえず今日は筋トレの日ですが、帰宅したら5kmくらいだけ軽く走ろうかな。昨日フルを走ったばかりですが、適度に動かした方がほぐれるので。
すみません、いつもつまらない愚痴につき合せてしまい。
フルマラソン後の回復のための休養期間をどう考えるのか。。。
曰くレース後3日くらいは完全休養、曰く完全回復には2週間かかる、などなど諸説あるわけです。そしてマラソンランナーのブログなんかを読むと、2、3日くらいは足が痛くて歩くのもつらいとか、よくそういう記述も見受けられます。
が、個人差をどう考えるか。
見えない(表面に出ない)疲労や筋肉へのダメージは当然あるはずで、いきなりいつも通りのトレーニングと言うのは無理があるのだろうとは思います。でも、私個人でいうと足が痛いなんてことはまったくない。疲労感もまったくない。なにしろ、昨晩は軽く5kmジョグにしようと思ったのに、意外とスピードが出てしまい、結果的に10km、そして最後の2kmくらいは4分2秒/kmというハイスピードで10kmを走り切ってしまいました。それで、特に足には何の変調もありません。むしろ快調なくらいで、なんなら明日フルを走れと言われたら走れそうな気がします。
一点、他の多くのランナーと私が異なると想像できることは、かなりの量と強度の筋トレを何年か続けている、ということ。つまり、日常的に筋組織の破壊と再生を繰り返す体質になっているということ。これは大きな差なのかもしれません。
実は、このマラソン後の回復期間と言うのが私にとっては最大の謎なのです。やっぱりランニングトレーナーの講習みたいなのに、一度行こうと思います。。。 うーむ。
ありがとうございます。でもねー、ゴマさんと同じですよ、それじゃ気が済まないのですw
どうせやるなら、ですよ。
るんさん
それはそうですね、ほんとに。次は35分を目指そうと思ってます。1キロあたり10秒の短縮。その次は、またキロ10秒縮めて28分を目指したいです。まあ、コース次第でタイムは変わるんですけどね。当たり前だけど。
次はもっと適切な目標設定、あるいは準備・計画ができるでしょう( ^ω^ )
なんて、釈迦に説法ですねw
すごいですね。
フルマラソン走られたのですね。
なかなかできることではなりませんよ。さすがです。