雉も鳴かずば……
- カテゴリ:日記
- 2017/11/27 02:36:40
この週末、ちょっと用事を頼まれて親戚の家に行きました
ちょうどおじさんが帰ってきたところみたいで
「お、イイトコに来たな、持っていくか?」
とドンと置かれたのは、山鳥と雉でした
おじさんは、所謂狩りを趣味としてるので時々こういうのを頂きます
鹿、猪、熊なんかも食べましたが、個人的には山鳥が一番おいしいと思います
しかしながら撃ちたての山鳥や雉を貰っても捌けないので今回は遠慮しましたw
雉というのは、日本には馴染みの深い鳥でして
桃太郎の家来として知らない人はいないでしょう
また、「けんもほろろ」 「頭隠して尻隠さず」 「雉も鳴かずば撃たれまい」
など諺にもよく出てきます
中でもやはり鉄砲撃ちの人に聞いてみたいのはずばりコレw
雉は鳴いたから撃たれてしまったのか?
ではないでしょうか?
結論から言うと現代においては当てはまらないということです
けんもほろろの語源の通り、雉はケーンと鳴きますが
これは繁殖期によく聞く鳴き声だそうです
勿論繁殖期は禁猟の時期であるため、
いくら鳴こうが撃つことはできないわけです
ただ全く当てはまらないというわけでもないということが実はありまして
ケーンと鳴くのは雄なのです
狩猟期間に置いても実は雌を撃つことは禁じられており
撃っていいのは雄だけなのだそうです
鳴く雉=雄であるという観点からすると
雉も鳴かずば、は正しいのかもしれません
最後に雄と雌を瞬時に見分けることが出来るのか?
と思う人がいるかもしれませんが、見分けはつきます
自然界では、大体雄のほうが大きくて派手な形をしています
それに対して雌は地味な感じですね
この辺りは人間とは逆になってるのが面白い気がします
そんな鳥たちの一番のアピールポイントは尾羽でしょう
雉も美しいのですがが、山鳥の尾羽はかなり見事です
おじさんも今回撃った山鳥はかなり立派な尾羽だったので
はく製にするかなと言ってました
少し話がそれました
現代においては、「雉も鳴かずば撃たれまい」
よりは「雉は鳴いても禁猟期間だから撃たれない」
がどうも正しいような気がしたところでこの話はお開きですw
石川県の民話であるみたいですね
子供のために盗みをしたお父さんが子供が口を滑らせたために殺されてしまう話でしたね
民話とか昔話というのは色々と考えさせられる内容のものが多いですよね
鴨を酒で煮るというのは珍しい調理法なのですかね?
関東は、都市部あり、海あり、川あり、山ありと旅行目的に合わせて色々遊べますね!
メスの気を引くために目立つようにオスが進化したというのもありますが
目立つことは外敵の的にもなりやすいわけでして、
メスが目立たないというのはそういうこともあるかと思います
イスラムの女性が肌をさらさないってことにも通じるものがあるのかもしれません
グッピーなんかもひらひらしたタキシードは雄なんですよね
シオマネキもハサミが大きいのは雄です、自然界では人間界と逆のようですw
おかげさまでいろんな肉を食べましたがジビエはいろんな意味で癖があると思いましたw
私はこの昔話が心に残ってます。
今でもこの物語を見ると
涙がこみあげてきます。
野生の鴨は酒で煮て鍋の出汁にしたことがあります
一度そちら方面へ旅行してみたいです
弱肉強食の世界ですから 強い者の遺伝子を残すために
オスは努力しているんでしょうね(たぶん
雉は私のとこは見たことないような・・・
仲いいんだなと思ってたので、雄だけ打たれちゃったら、ちょっとかわいそう…
尾っぽが長くてキレイ!と思うのですが、人間と逆とまでは思ってませんでした^^;
持ってくか!と言われてもさすがにさばくのは…ですよね。
恭介さん、色んなお肉食べられてるのですね。
熊・雉は食べたことないなぁ…
猪・シカは美味しかった(*'ω'*)