Nicotto Town


連続冒険小説 霊験導師わむたん


巨神ガンマーワン(8)

メガインセクト101号の体当たりを受け横倒しになった巨神ガンマーワンが立ち上がった。

「グワオーーーン!!!」

巨神ガンマーワンは両手を上に上げ勇気を奮い立たせるように咆哮した。

メガインセクト101号の足の引っ込んだ所からカッターの刃の様なものが出て来た。そして、それが回転し出した。

メガインセクト101号が巨神ガンマーワンに近づいて行く。

キュイーーーン!

巨神ガンマーワンの胸にカッターの回転刃が当たった。

巨神ガンマーワンの宇宙金属はそれに耐えたが、回転摩擦で火花が飛んだ。

さしもの巨神ガンマーワンの宇宙金属も長時間の攻撃に耐えられそうもない。

巨神ガンマーワンは上下から刃を避けるようにメガインセクト101号を手で挟むと遠くへ投げ飛ばした。

ドガッーーーーーン!!!

メガインセクト101号は向かいの百貨店山島屋のビルに激突した。

巨神ガンマーワンが両手を上に上げると、水平に伸ばした。巨神ガンマーワンの両手の10本の指先にパカッと穴が開いた。

ーガンマービーム!!!-

巨神ガンマーワンの10本の指の先からレーザー光線が発射され10本の束となってメガインセクト101号を襲った。

バババババーーーーーン!!!

メガインセクト101号はガンマービームの攻撃を受け体から黒煙をあげた。

メガインセクト101号は黒煙を上げながら巨神ガンマーワンによろよろと近づこうとした。

ーガンマーサンシャイン!!!ー

出たぞ!巨神ガンマーワンの必殺技!

一瞬眩しい光にあたりが包まれた。巨神ガンマーワンの胸から太陽の光の様なエネルギーが発せられ、それがメガインセクト101号の体を包んだ。

ギャーーーーーーー!!!

メガインセクト101号は悲鳴を上げ体がどろどろに溶け落ちて消えて行った。



(お願い:他にも公開していない小説をたくさん書いていまして順次パブーなどでペンネーム☆千葉広明☆名義で電子書籍化販売予定なので、くれぐれもコピーはしないで下さい。作品の模倣、一部の複写等の行為はご容赦下さい。模倣、一部の複写などが確認された場合、図らずしも法的対象になりますのでご注意下さい。☆この作品の著作権は千葉広明プロダクションに帰属します。)




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