Nicotto Town



嬉しかった言葉


昨日出版企画部の方から電話があり、久しぶりにおしゃべりしました。
実はこの方、最初に出版依頼の話を私にした方で、とても正直な方です。
どんな風に正直かっていうとw、出版依頼をしながら、私の作品を押しているのは
女性の編集者たちで、自分は違う作品を押したとはっきり言っちゃうような方ですw

でも、その時は私自身も、10日で書き上げた小説がまさか選ばれるとは思いもせず、
ページ数を稼ぐために、自分流ではない場面(男女のシーン)をかなり入れました。
なので、彼の言うことは正論で、内心むっとしたものの反論することはできず、
出版するにあたって交換条件を出しました。
男女のシーンを全てカットして、他の余分な部分も削除し、加筆すること。
最初は面食らって、「いやあの小説が・・」と言っていた彼に、
「あれはないでしょ?あんな稚拙なものを出すのは嫌です。書き直す時間を下さい」
今思えば、小説家でもなんでもない素人が、出版社の人に向かって
小説を解体して作り直させてくれなんて、言うのはとんでもないことだと分かります。
でも、納得のいかないものを出して、お世辞でも「いい内容ですね」と言われたら、
私は恥ずかしくて、誰とも顔を合わせられないと思ったのです。
「分かりました。それでは書けるところまで書いてみてください」

そして、最初のシーンを書いて送ったところ、彼から電話がありました。
「心を込めて最後まで読ませて頂きます。そのまま続けて頂けますでしょうか」
それから、編集者さんが決まり引き継いだので、彼とは話す機会がなくなりました。

昨日久々に彼からかかってきた電話で、本ができたお祝いの言葉をもらいました。
私も打ち解けて、編集者さんが絵のことで印刷を止めてくれたことや、
笑い話で、彼女の真似をしてセリフを言ったりとかなり長いことお話しました。
正直にものを言う彼から、小説の構成や表現の良さ、そして
内容にぴったりの表紙絵には驚いたこと、挿絵が文章と相まって
文を読むのが苦手な人の心にも届くものになったこと、わが社にとっても
どこに紹介しても自慢できる小説になったとお礼を言われ、
本当に嬉しくて、書き直してよかったと心から思いました。

最初は違う小説を押していた彼が、私の小説を認めてくれたことが
私に少しだけ勇気をくれました。
大丈夫。本屋さんに並んでも、きっと大丈夫。

今日、贈呈本の書類が送られてきた中に、彼の名刺が入っていて、
そこにも「とても素敵な小説だと思います。出版してからが、
長いお付き合いになります。これからもよろしくお願いします」
と書かれていました。
小説でつながった心と心、受け取った勇気と希望、貴重な経験から学んだもの全てに
感謝したいなと思ったのでした。



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2017/11/03 19:52
菜乃さん

楽しみにして下さって、ありがとうございます。
菜乃さんは、出版予定や、値段などの具体的なことを聞いてくださったので、
編集者さんに問い合わせた時に、興味をもってくださってる方がいるので頑張れますと話したことが
あります。文を小説にしていく作業に熱中するあまり、読み手のことを意識しなかった私が
初めて自分の小説が本屋さんに並ぶのを想像し、信じられないと身震いした瞬間でもありますww
菜乃さんも是非、続いてください。追い込みで、脳を使うので間食が増えるのは分かります。
私も甘いものを手元に置いていました。良い作品が仕上がることを祈ってますね。
来年の3月に選ばれたよ~という喜びの声を待っています。
でも、最初の作品なので、完成させることに意味があり、書き方を学べれば次に活かすことが
できるので、プレッシャーを感じず、とことん自分を作品に注ぎ込んでくださいね(^_-)-☆


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2017/11/03 19:31
りらさん

編集者さんとのお付き合いでも思ったのですが、いくら仕事とはいえ、
やはり人間なので、この人のためならここまでしてあげようという気持は
お互いの信頼関係ができなければ育たないなと・・・。私が編集者さんのためにできることは
少しでもいい文章にすること、そして彼女が考えてくれたサブタイトルを目立たせようと
字を変えてとか、お願いしました。でもサブタイトルが少し小さめの文字になったので
目立つまでいかなくなったのですが、言葉でせっかく考えてくださったサブタイトルなので・・と
伝えたところ、ものすごく喜んでくださいました。全てが終わって、これからは著作センターに
引き継ぐと言うときに、編集者さんと電話でお世話になりましたと話した時、途中から声がかすれている
のに気が付き、まさか泣いてくださってるのでは?と思いました。いつか会いにいけたらと思います。
私の小説に興味をもって頂き、ありがとうございます。

出版社:文芸社 タイトル:「虚構の砦」 ペンネーム「風帆満」です。
12月1日に、紀伊国屋書店さんに並びます。よろしくお願いします。



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2017/11/03 18:56
ハルちゃん

いつもするどい意見や、アドバイスをありがとうございます。お友達が漫画の編集者さんなので、
物語を作る過程をハルちゃんはよくご存知で、何も知らない私は勉強になりましたw
最初に出した原稿のストーリーは大まかに3部構成でした。一部は殆ど使い、3部の2/3も
使い、2部はばっさり切りました。そして一部と3部をもう少し練り上げてその合間、合間に
加筆した文をねじ込み、一方に流れるのではなく、行ったり来たりする設定にしました。

編集者さんが、出来上がったものを読んだとき、風帆さんは元々文の素養があったんです。でなければ
こんなに・・・・と言葉を濁しました。前と比べて言うと、元の文を悪く言うことになるので
言葉を止めたのでしょうが、私には本当に変えたものがよかったのかどうか全く自信がありませんでした
ただ、ただ一生懸命書いては、推敲の繰り返しで、もう嫌だ、限界!と思う時に、ハルちゃんや
他のにこっとの方の言葉「楽しみにしてるから頑張って」がどれほど心強かったかしれません。
お手元に届いた時にハルちゃんに気に入ってもらえたら、嬉しいだろうなと思います。
でも辛口の言葉も覚悟しています。本当に支えてくださってありがとうございました<m(__)m> 

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2017/11/03 18:32
ミントさん

ミントさんには、ほんとにずっと励まして頂いて、どんなにか心強かったかしれません。
一生懸命書いているうちは、自分の中だけのことですし、もちろん編集者さんも
第三者ではありますが、作品を良いものにしようという気持ちがあるので、協力者になります。
ふと我に返って、知らない人がこれを読むんだと気持ちが怯むと、ミントさんやほかのニコットの方の
励ましを思い出して、精一杯やろう!たとえしくじったとしても、頑張ったねって言ってくれる
人たちがいてくれると、投げ出したい匙をまた加えて、小説の味加減を調整するのを繰り返しました。
企画部の方は、本当に本がお好きな方だと思います。あるシーンの話を少しすると、ああ、あの場面は
とすぐわかるので、よく頭に入ってるなと驚かされました。だからこそ、最初の私の小説が選ばれた時に
納得がいかなかったのでしょう。それだから、認めてもらえたのが余計に嬉しかったのです。
ミントさんが、私の小説を楽しみにして下さってること本当に嬉しいです。ありがとうございます。



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2017/11/03 18:23
とうとう一か月をきったんですね。
わくわくしてきましたぁ(*^_^*)
今日はこれから小説をかきかきする予定です
すごく期限までせっぱつまってきて、
お腹すいて間食しがちです><
結果は来年の3月下旬に発表なので
なんとか間に合わせたいです><
他の作品の力作がすこし怖いです><

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2017/11/03 18:21
iris♡さん

おほめの言葉をありがとうございます。
いつも前向きに、色々なことに挑戦してらっしゃるのはiris♡さんも同じですね(^_-)-☆
人には何か時期というものがあって、それまでどんなに一生懸命やっても
どこか食い違って、うまく回らないことがあります。
でも、ある日これじゃないかというかすかな予感とともに、つかんだ機会が当たった時、
それまでやってきたことが下地になって、潤滑油を得たように動き始めるのです。
きっとiris♡さんにも、その機会が訪れることがあると思います。
それまで、どんどん自分を磨いて、今以上に素敵なiris♡さんを輝いてるシーンに送り出して
あげてくださいね(^_-)-☆


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2017/11/03 01:00
素敵なお話ですねd(*'-^*)~☆
❀Lily❀さんが書き直した小説を読んで、
心と心がつながったのですね。
お父様の感想が何よりも嬉しいですね♪
私も読んでみたくなりました♪
なんという題ですか?
素晴らしいお話をありがとう♪
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2017/11/02 21:26
そんな裏話が合ったのですね~(@Д@)
気に入らなかったシーンが多かったとはいえ、無名の新人の作品に編集者さん達に引っかかるものをもって連絡を貰えて、書き直したものがさらにいいと認められたのはひとえに❀Lily❀さんの才能が文章から感じられたからではないでしょうか。
しかし普通は一部はともかく、ほぼ内容を書き直す。しかもまだお付き合いしていない。というのにGOサインを出したのは凄い決断だなぁ。と思いました。電話でのLilyさんの気迫がそうさせたのか、文章からまだまだできそうだと感じたのか。。。
最終的にお互いにとって満足のいく作品が仕上がったのは本当に良かったです!(^^
あとはこれが数字に表れてくれれば・・・もっと嬉しいですね。発売日、楽しみにしていますv(本屋に探しに行くことにしましたv)
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2017/11/02 19:16
本当にうれしい言葉ですね!
Lilyさんも企画部の方も
どちらも芯があって素晴らしいです
だからこそ素敵な本が出来上がったのですね

どんな小説なのか本当に楽しみです^^

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2017/11/02 18:35
 素晴らしいお話しですね!
 Lilyさんは「何か光るもの」をきらりと綺麗に持ってらっしゃるのです~。
 その光が今回は小説だったのですね。
 いつも色んな事に前向きに挑戦している、Lilyさん、憧れます。
 ^^
 之からもその調子で、自分を貫き通してください。
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2017/11/02 08:59
ハユハさん

恋愛シーンはあるのですけど、なにせ10日間で書き上げるには、時間がなさすぎたので
ようは、何も考えなくても想像できるあのシーンを入れてしまったんですwww
思い出したくもない(/o\) 官能小説にはならないけれど、ちょっと描写が入っちゃってるという・・
こんなの知り合いが読んで、私が体験したことだと思われたら、もう絶対顔を合わせられないと
ばっさり削ったんです(#^^#) ほんとに、巻き戻せるなら、投稿前に戻りたいでする~~~~~。
あの元の文章が出版社で保管されていて、編集例として、この小説が、こんなに進化を遂げましたと
新人教育に使わないよね?って若干不安があったりします。
ハユハさんには、激励、叱咤、不安解消のお笑いなどを頂きありがとうございました。
親身になってくださった言葉を大切にします。

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2017/11/02 08:39
映画然りゲーム然り…世にスマッシュヒットを
叩き付けたコンテンツの多くは恋愛シーンが
多少不自然でも入っていたりしますが…
万人受けを狙うなら、確かにこれが無難なので
しょうと納得はしています。

でもですね…例えニッチ層にしかウケないとしても
作者自身が表現したいことを全面に押し出した結果
大きく伸びたケースも多々あります。

様々なコンテンツが溢れている世だからこそ、
この判断が英断であったと数字でも語られると
良いですね(`ω´)
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2017/11/01 23:46
菜乃さん

原文の男女のシーンをカットして、中間のストーリーもごっそり抜きました。
そこに出てきた登場人物に関するものがラストで、盛り上げる役割をしていたため
その良い部分も全てカットしました。
でもね、原文より、絶対今の方がいいと思います。
原文は恥ずかしくて、2度と読めないわ~ww古いパソコンに残したままなので
そのままさよなら~になると思います。
ジャンルは、関係なかったですよ~。菜乃さんも、あと少し頑張ってね(^_-)-☆

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2017/11/01 23:27
むしろ原文のほうがよみたいです(*^_^*)
女性が一押しする内容だったのが
気になりましたぁ(○♡ω♡○)~♡
出版するものはジャンル関係ない
出版社でしたか?
ためしに一冊べつのひとのかったよ。まえに
ブレストガールって本だけどまだ読めてないです><



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