秋の雨の中で
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/10/28 23:50:12
夜が昼を食べてしまった
そんな今
砕け散った愛の欠片が
かすかな光を反射している
わずかな光を
少しでも取り込もうと
寂しげに
小さな息をしている
雨音が聞こえる
強く激しく
でもそれは別れの言葉を
打ち消してはくれない
さよならの一言は
滲んでも心から消えてはくれないから
私は歩き出す
雨の中へ
もう息をするのを止めてしまった
幾ばくかの欠片を振り返る事もせずに
ぽっと浮かんだんですけど
ちょっと暗いですね
心は
ハッピーなんですけど
そうか
ハッピー度を調整するために
アンハッピーな事を書く
でプラス、マイナス=0になる
なんて感じ!
別れの言葉一つでは
瞬時には諦めはつかないかも
そうは言っても仕方がありません
スパッと諦めてしまう私です
こういうのを書けるんですよ
本当にツラい時は書けないですよね
別れたくないのに
別れるしかなかった
だから 思い出さえも慰めにならず
傷は深まるばかり
抜け出したいのに
本当に抜け出したら
楽になれるの かな…?