黒ニコガチャ第51弾:美しきバラの城シリーズ
- カテゴリ:ニコガチャ
- 2017/10/21 23:54:26
お気に入りコーデ
黒ニコガチャ第51弾は、
「美しきバラの城シリーズ」もとい、完全に「ディズニー版の美女と野獣」ですね✿
ストーリー的には、
主人公ベルが父の代わりに、呪いをかけられた野獣と屋敷(城)で生活することになり…
紆余曲折を経て最後に野獣の呪いが解けて…本来の姿に…という大本の流れは一緒なのですが。
なぜこれがディズニー版なのかと言うと…
元々の原作はフランス民謡のヴィルヌーヴ版(後にこれを簡略化したボーモン版もあり)です。
記憶に新しい中で、ディズニー実写映画が今年公開されましたが、
その公開直前に金曜ロードショーであったものがこのヴィルヌーヴ版とボーモン版ですね
(一部異なる部分や簡略化された所もあるようですが)。
ヴィルヌーヴ版(ボーモン版)は、
ベル(本名ラ・ベル)は、6人兄弟の末っ子(兄3人、嫉妬深い姉2人)
ベルの父(商人)が迷い込んだ屋敷にて、もてなしを受けるも、
庭のバラを摘んだことで、屋敷の主である野獣の怒りをかい、
野獣の要求にて、末娘のベルが自ら身代わりとして野獣の元へ赴く。
その後、父が伏せっている為外出許可を貰い、一時帰宅するも、
屋敷で豪華な生活をしていたベルに姉2人が嫉妬し、ベルを屋敷へ帰さないようにする。
その際に野獣は瀕死となり、それを夢で見たベルが野獣のもとに駆け付けて、
野獣に思いを告げると、野獣は本来の姿に戻る。 というもの。
対してディズニー版は、
かつて人を見た目で判断した我儘で傲慢な王子と(とばっちりを受けた)城の召使たちは、
魔女により魔法という呪いをかけられて、それぞれ野獣や家財道具に姿を変える。
一凛の魔法のバラがすべて枯れてしまう前に、
王子が人を愛し人に愛されるという「真実の愛」を見つけなければ、魔法が解けることはない。
ベルの父(発明家)がたどり着いた城で、家財道具たちにもてなされるも、
野獣により不法侵入として牢に捕らえられる。
ベルは父の解放を願い、父と引き換えに自分が城に留まると申し出る。
この後は、状況や登場人物・きっかけ等違いはあれど、
父の病気や瀕死の野獣、呪いが解けるなどの大まかな流れはほぼ同じ。
そう大きく違うのはバラの件と、家財道具へと変えられた城の召使たちなのです(悪役にも違いはあるけどね)
・蝋燭のルミエール(城の給仕係)
・ティーポットのポット婦人(城のメイド頭)
・ティーカップのカップ(ポット婦人の息子。他にも同じ姿の兄弟がいるケド、カップのみ縁が欠けている)
・時計のゴクスワース(城の執事)
・洋服ダンスのワードロープ(城の着付け係、オペラ歌手)
・羽根ばたきのフェザーダスター(城のメイド、ルミエールの恋人)
・コート掛けのコートラック(城の使用人、バイオリニスト)
・コンロのシェフ・ブーシュ(城の料理人)
(悪役はヴィルヌーヴ版では2人の姉、ディズニー版ではおなじみのガンストン(とその子分))
なので今回の黒ニコガチャは、
その家財道具たちが出てきているので、ディズニー版と分かるのです。
+αで言えば、ヴィルヌーヴ版ではベルのドレスの色について、特に定番の色は無いようですが、
ディズニー版では上記のような黄色いドレスで、以降定番カラーとなっていますね。
また、原作のオマージュとして、ベルの住む村の名前はヴィルヌーヴというそうですよ。
ディズニー版では結構重要なガストンはヴィルヌーヴ版には
出てないんでしょうか?
やっぱり、幼少の頃から美女と野獣はディズニーのイメージが
強いですね(●´ω`●)