いい本との出会いって、歩いていて棒に当たるような
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/10/16 10:43:37
今日は、朝から雨で、
「会員制海洋レジャークラブ」はお休みです。
ヤマピーは、自分の家(山小屋建設)に駆り出され、
雨の中を頑張っていると思います(責任は持てません)
わたしは、実は持病の喘息がぶり返しそうなので、
朝一番から、田舎の病院に並び、
鈴ちゃんは、やっと8クール目に突入した抗ガン治療に向かいました。
鈴ちゃんの治療が一番きつい日となるでしょう。
がん宣告を受けて、何とか手術を乗り切っても、
手術の影響で身体障碍者になりました。
でも、それでガンとはおさらばできる!と思っていたのですが、
その思いはかなわず、リンパに3か所転移が認められ、
手術後もずっと抗ガン治療を続けています。
がん宣告から1年、
この歳になって、初めて本気で、
「人間の生きる目的は何なのか」
「死とは何か」
「神は存在するのか」を真剣に考えました。
いえ、いまになってといいましたが、
今までももちろん考えては来ていました。
だけど、「この辺りが答えだな」と思い当たると同時に、
「ほんとかな」という気持ちがコインの裏表のようにくっついていたのです。
このなんとも宙ぶらりんな状態、
これがどうもスッキリせず、
宗教論や人生論を読み漁ってはいたのです。
なんと、答えは。SF小説にあったなんて。
予想だにしない現実でした。
これはもう、わたしにとってフィクションのFではないですね、
「サイエンスう・ノンフィクション」といってもいいくらいです。
肩の荷がおりた。
腑に落ちる。
といった感じでしょうか。
今日は、朝からの冷たい雨にもかかわらず、
晴れ晴れとした清々しささえ感じるのです。
同じ知識を共有した仲間として、
昨日の晩、ヤマピーとあれこれ話しました。
実は、何人かの方はご存じでしょうが、
わたしもヤマピーも、過去に、「エホバの証人」だったことがあるのです。
偶然ですけどね。
どーゆーわけか、偶然が重なって、
ここ「会員制海洋レジャークラブ」の業者や知人は、
エホバの証人が多いのです。
みんな、いい人たちばかりですよ。
だけど、わたしとヤマピーは、足抜けしたんです。
「抜け忍」(抜け証人?)同士で、あれこれ話しました。
ヤマピーはどう思っているか知りませんが、
わたしは、「それでも神は存在する」と信じています。
ただ、少し、その捉え方が変わったかもしれません。
組織としての「エホバの証人」はどうだという話になると、
すっかり洗脳は解けたように思います。
エホバの証人もほかの宗教団体とは、何ら変わりはないのです。
いや、神の名を担ぐ以上、責任は重大かも知れません。
そして死生観。
これは、「神は沈黙せず」(昨日の読書感想文参照)を読んで、
清々しく変わりました。
わたしも結末に、まったく同感です。
それで初めて、鈴ちゃんのガン治療が、
なにも怯えることなく受け入れられるものとなりました。
今、ヤマピーが、もう一度「神は沈黙せず」を読み返し始めました。
わたしも、昨日読み終わったところですが、
上下巻を2日で読むという速読でしたので、
もう一度、ゆっくり読み返しても読もうと思っています。
良かったな。
死を恐れることなく受け入れられる土台のようなものが見えて。
はっきり活字になったその考えは、
モルヒネより甘美でした。
宗教に騙されるより、
著者に騙されたほうが納得がいくというのも、
おかしな話ですけどね。
気が楽になりました。
ヤマピー、ありがとう。
私を知る人が、少しの間、覚えてくれれば、それでいいです^^
そうね・・・骨の始末は、散骨は全部は無理だろうし、今は樹木葬がいいなぁ~と思っています
それでも余るか? 別に土に返ればいいだけなんですけどww
できれば豊崎由美さんの解説付きの古い角川文庫で。
成熟して孵化する準備がとうに出来てたのだけど、
外側から殻を突付いてくれるようなタイミングがなかなか訪れず… それが
ある日突然!山本弘さんがゴツンと棒でかち割ってくれた!
みたいな衝撃なんでしょうね… (=゜ω゜)ボー…
もやもやして、どうも上手く整理できない気持ちで居る時に、
スパッ! ザクッ! と的確すぎる言葉で表現してくれる方に出会うと、
ぞわわわわ~:(;゙゚'ω゚'): って頭の皮が後ろに引っ張られる感じがします。
「そうそう、それ!!えーっと…もう一度繰り返して自分で言ってみたいけども…」 みたいな。
後で、探してきます~ ε≡≡ヘ( ´ω`)ノ
「おい(# ゚Д゚)ゴルァ!!
うちの星になにゴミ捨てとんねんー!」
って怒られそう・・・・
私はその辺の街路樹の根元にすこーしずつばら撒いていただければ・・・
不法投棄だけどw
絶対にそのほうが楽しいってー♪
「おばーちゃんは星になったのよ」って言ってもらう妄想つき。
まだ孫もひ孫もいないんですけどー\(^o^)/
かめさんの火星葬の壮大さには及ばないのですが、先日偶然に私、だーりんに遺言しました。
「直送よろしく~
遺灰は少しずつその辺に撒いてね~
骨も夜な夜なゴリゴリ削って撒いちゃって~」
ああ!不法投棄で通報はやめてぇーーー
死生観や宗教観なんかも培われたような気がします。
とりあえず、私の場合は火星葬を目指してまーす\(^o^)/
火星の土になりたい♪