中秋の名月
- カテゴリ:日記
- 2017/10/04 19:48:36
今日はは中秋の名月。
お月見です。
月と言えば藤原定家はすっごく「月」が好きだったそうです。
百人一首にも月の歌がたくさん選ばれています。
007 天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に いでし月かも … 阿倍仲麻呂
057 めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かな … 紫式部
079 秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の影のさやけさ…左京大夫顕輔
068 心にも あらでうき世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな … 三条院
086 嘆けとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな … 西行法師
059 やすらはで 寝なましものを 小夜更けて かたぶくまでの 月を見しかな…赤染衛門
081 ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただ有明の 月ぞ残れる…後徳大寺左大臣
021 今来むと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな … 素性法師
031 朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに 吉野の里に 降れる白雪 … 坂上是則
036 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ … 清原深養父
057 めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かな … 紫式部
079 秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の影のさやけさ…左京大夫顕輔
068 心にも あらでうき世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな … 三条院
086 嘆けとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな … 西行法師
059 やすらはで 寝なましものを 小夜更けて かたぶくまでの 月を見しかな…赤染衛門
081 ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただ有明の 月ぞ残れる…後徳大寺左大臣
021 今来むと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな … 素性法師
031 朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに 吉野の里に 降れる白雪 … 坂上是則
036 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ … 清原深養父
色んな「月」が表現されています。
順番、これで正しいかはよくわからないんだけど、
時間軸で月が動き出すのがわかりますか?
いでし月→隠れる月→いでし月影(月光)→夜半の月→傾く月→有明の月→夜明けの月
定家の遊び心が仕込まれているらしいのです。
そうしてみると、歌も覚えやすく、百人一首も言葉遊びなのだと
思えば、敷居の高さも緩和されるでしょうか?
先日、日曜日実家に行く途中淀川の堤防でススキを採って
持っていきました。
大喜びしたのは、ネコ…。
これはね、猫じゃらしじゃないんだよ…。(^^;
~追記~
知らなかったことも、教えてもらって、調べて一つ知識が増えるのは
ステキなことですね。
<中秋の名月・まとめ>
「中秋の名月」
この中秋の名月とは「満月」のこと。
この中秋の名月とは「満月」のこと。
月が新月から満月になるまで、約15日かかる。
その真ん中の日が8月15日になるので、「真ん中の秋」=「中秋」
中秋の名月とは、
「中秋に見られる美しいお月様」
(中秋とは、旧暦の8月15日のこと)
※これは旧暦では7~9月のことを、
「秋」とよんでいたため。
その真ん中の日が8月15日になるので、「真ん中の秋」=「中秋」
中秋の名月とは、
「中秋に見られる美しいお月様」
(中秋とは、旧暦の8月15日のこと)
※これは旧暦では7~9月のことを、
「秋」とよんでいたため。
(仲秋の名月は8月に限る)
2017年の中秋の名月は
10月4日
「中秋の名月というくらいだから、さぞきれいな満月が拝めるんだろうなぁ」
と、期待していると、肩透かしを食らってしまうかも。
実は中秋の名月の日が
「満月になるとは限らない!」
月と地球の公転の関係で、ピッタリと満月の日にあたるとは限らなくなっている。
2017年の満月は10月6日。
<お供え物>
「月見には団子を供える」というようになったのは、江戸時代にまでさかのぼり一般的に広まった。
月は信仰の対象になっていて、月に祈りを捧げることで生活の向上や豊穣があるとされてきた。
そして、お月見の時期はもうすぐ、人の暮らしに大切な
月は信仰の対象になっていて、月に祈りを捧げることで生活の向上や豊穣があるとされてきた。
そして、お月見の時期はもうすぐ、人の暮らしに大切な
『お米の収穫の時期』
なので、お米で作った月見団子を供えることで、これからの収穫を祈る意味。
また月見団子の形が「満月」をイメージしており、健康や幸せも祈りとして込められていたと言われていて、それを食べることで、
「自分も健康で幸せになる。」
という意味が込められている。
また月見団子の形が「満月」をイメージしており、健康や幸せも祈りとして込められていたと言われていて、それを食べることで、
「自分も健康で幸せになる。」
という意味が込められている。
また、月見団子と一緒に「ススキ」も供えられる。
ススキはお米の稲穂をイメージして一緒にお供えされていたもので、実際に稲穂をお供えするといったこともある。
月の神様の依り代が稲穂であるため、月見団子と一緒にお供えされていた。
またススキには魔除けの力もあると信じられていた。
という事らしいです。
ナルホド~
それは知りませんでした。
ググってみましたが、情報が見つかりませんでした。
地方によるのかしら?
初めて知ったコトでした。
わたしは、結構月見るんですよ。
いいですね。暗い夜空に、お月様。
昔は、夜はもっと暗いですから。さぞかしきれいだったことでしょう。
うさぎのおやつですか(^^;
見上げてるといつまでも見飽きないです(˶◦‿◦˶)"ゥンゥン
百人一首を読んでると改めて
この時代の人々のセンスの良さに関心してしまいます✨
ススキはにゃんこのおもちゃになりますよねw
うちではうさぎのおやつになってしまいます(˶´ㅂ`˶)笑
月、見られてよかったですね。
『百人一首の暗号』や『絢爛たる暗号』はすごく面白かったです。
ワクワクしました。
説としても説得力があります。
確かに、歌や、作者のチョイスに疑問があって、
それは歌の出来で選んだのではなく、パズルのピースとして選んだからだ、って!
他にも桜もこんな風に表現されています。
ススキは飾るために採ったのですが、猫が飛びつくとは思いませんでした(^^;
すぐに猫じゃらしを採りに行って、遊んであげました。
確かに掃除は大変なんだけど、たまには、ネ。
百人一首の暗号見てみたくなったわ(〃艸〃)ムフッ❤
ススキ・・、猫にとってこようかと思ったのですが、掃除が大変そうですね。
目が炎症起こしているので、猫が、ちょっとまずいかな。
ススキは情緒あっていいですね。
私、国文科なのよ~。
でも、こんなの習わないよね。
実は【山村美紗】さんの推理小説に【百人一首殺人事件】と
いうのがあって、その中に【絢爛たる暗号】という、百人一首は
『クロスワードパズル】だ!って説をといた本が紹介されて読んだの。
面白かったよ。
言葉の連鎖でつながってるから、覚えやすくて。
そのあと読んだのが『百人一首の暗号』
『クロスワードパズル】ではなく『歌織物』だ、というの。
100種が縦横10×10になるように言葉の重なりで織り出されていると。
深読みや裏読みの面白さを知りました。
学校では教えてくれないことの方が面白いよね~。
時間軸で月が動き出すなんて!!
なんて粋なことを盛り込んであったんでしょー♪
今日素敵なことをひとつ覚えました( *´艸`)♡誰かに教えたくてうずうず♡
これからベランダでもう一回お月さま見てきます♪
去年は見えなかった中秋の名月、今日は綺麗に見えててうれしいです♪