friend-名も無き物語-第8章 その③
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/10/04 07:15:10
「・・・ついてこいって言っているみたいだ・・・。」
と僕がそう言うと宙に浮かび上がった青白い火は
うれしそうに僕の周りを飛び回る。
僕達が宙に浮かび上がった青白い火の後を
追いかけていくと宙に浮かび上がった青白い火は
道を塞いでいた特殊なバリアと融合していく・・・!
特殊なバリアと融合した宙に浮かび上がった青白い火は、
ランプポケモンのランプラーとなって
僕達に襲い掛かって来た!!
僕達はランプラーの技「鬼火」や「はじけるほのお」に
苦戦しながら僕達に襲い掛かって来たランプラーを
打ち倒すとその先には何かのスイッチが現れた。
僕達が現れたスイッチを押したその頃、
カゲロウとフィクルは僕達が最初に辿り着いた広場のように
開けた場所から右に向かって伸びる道を進んでいた。
自分達が最初に辿り着いた広場のように開けた
右に向かって伸びる道を進むとその先には
不思議のダンジョンが広がっていた。
カゲロウとフィクルは不思議のダンジョンを進み、
野生のヌケニン達をかいくぐり、
先に進むとその先には何かのスイッチが現れた。
カゲロウとフィクルは現れたスイッチを押すと
自分達が最初に辿り着いた広場のように開けた場所に
戻ってきた。
「うん、無事に格子が開いたようですね。」
僕達が最初に辿り着いた広場のように開けた場所に
集合すると格子で閉ざされていた上に向かって伸びる道が
先に進めるようになっていた。
「これで先に進めるな。」
とカゲロウが自分達が最初に辿り着いた広場のように
場所から上に向かって伸びる道を見て僕達に
向かってそう言った。
「あの部屋の暗さは心臓に良くないね・・・。」
と僕が自分達の行った方を思い出してそう言って
溜息をつくとワラビが、
「ねー。」
と僕とカゲロウに向かってそう言った。
「それじゃあ先に・・・・・・。」
とピカノンが僕達に向かってそう言ったその時、誰かの
携帯の着信メロディがその場に鳴り響く。
「あ、電話だ。」
と探検家のフィクルは自分の携帯を取り出す。
「はいもしもし・・・あっ、メルトラムさん。」
と探検家のフィクルは自分の携帯を
取ってそう言った。
「(ここってケータイ繋がるんですね・・・。)」
とピカノンが僕達に向かって若干
呆れながら小声でそう言った。
「(ピカノン、気にしたら負けだ。)」
とカゲロウが若干呆れているピカノンに
向かって小声でそう言った。
「(そ、そうですか・・・。)」
とピカノンがカゲロウに向かって
呆れながら小声でそう言った。
「・・・えっ、緊急の依頼ですか?
・・・わかりました。」
と探検家のフィクルはそう言って
携帯の通話を終わらせると僕達に向かって、
「すみません・・・私宛に緊急の依頼が入ったと
連絡がありました・・・。私はすぐ戻らなければ
ならないようで・・・。」
と探検家のフィクルは申し訳なさそうな顔で
僕達に向かってそう言った。
「会話中に聞こえてきたメルトラムさんって、
フィクルさんがさっき言ってたポケモンの
ことですか?」
とピカノンが探検家のフィクルに向かって
そう言うとフィクルは、
「はい。私はメルトラムさんの補佐役として
活動しています。私を呼ぶと言うことは
結構緊急なのでしょう。」
と探検家のフィクルはピカノンに向かって
そう言うと続けて、
「そちらもお友達を助けなければならないと
いうのに申し訳ない・・・。」
と探検家のフィクルは僕達に向かってそう言うと
自分達に深々と頭を下げた。
「仕方ないですよ。事情が事情ですし。」
と僕が自分達に深々と頭を下げている
探検家のフィクルに向かってそう言った。
「すみません。せめてものお詫びとここまで
探検に付き合ってくださったお礼と言っては
なんですが、よろしければこちらを・・・。」
と探検家のフィクルは僕達に向かってそう言うと
僕達にここまで付き合ってくれたお礼として
エナジーエレメントを3コと元気ドリンクを5本、
さらにげんきのかけらを3コを手渡してきた。
「それと、これは私の使っていた技マシンですが、
良ければ探検に役立ててください。」
と探検家のフィクルは僕達に向かってそう言うと
フィクルは自分が使っていたわざマシン20『シグナルビーム』
を僕達に手渡してきた。
「あとよろしければ、事が無事に済みましたら
是非私達が通っているギルドをお尋ね下さい。
改めてお礼をしたいので・・・。」
と探検家のフィクルは申し訳なさそうな顔で
僕達に向かってそう言った。
「いやそこまで申し訳なさそうにしなくても
大丈夫ですよ。」
とカゲロウが申し訳なさそうな顔をしている
探検家のフィクルに向かってそう言うとピカノンが、
「まあ折角のご縁ですし、今度是非行かせて
もらいます。」
と探検家のフィクルに向かってそう言った。
「ええ。お待ちしております。ちなみに
場所はライムラインシティにありますので。」
と探検家のフィクルは僕達に向かってそう言った。
「ライムラインシティ・・・って、確かこの大陸で
1番大きな都市ですよね。ギルドも非常に
大きいと聞きましたが・・・。」
とピカノンが探検家のフィクルに向かって
そう言うとフィクルは、
「そうです。街自体も相当な広さなのでギルドを
見つけるのもちょっと難しいかもしれませんが・・・
来る際は連絡を下されば玄関でお待ちしますよ。」
と僕達に向かってそう言った。
「わかりました。」
とカゲロウが探検家のフィクルに向かってそう言った。
「それではまたの機会に。今日はありがとう
ございました。失礼します。」
と探検家のフィクルは僕達に向かってそう言うと
『あなぬけのたま』を使って足早に
去っていった。
「じゃ、俺たちは先に進もう。頑張って
この遺跡を突破するぞ。」
とカゲロウが僕達に向かってそう言った。
「ああ!」
と僕がカゲロウに向かってそう言うと
ワラビが続けて、
「頑張る!」
とカゲロウに向かってそう言った。
かくして僕達3匹は、自分達の体力を回復してから
先へ進んでいくと階段の先に広間があり、
そこで道はなくなっていた。
「妙だな。ここで行き止まりみたいだ。」
「妙だな。ここで行き止まりみたいだ。」
とカゲロウが広間に入って辺りをキョロキョロ
見回して僕達に向かってそう言った。
「えっ・・・でもここを通り抜けないとミスティア
さんを攫った竜巻を追跡できないですよね・・・。」
とピカノンが慌てながらカゲロウに向かってそう言った。
「うーん・・・戻って他の道をさがすしかない
のか・・・?」
とカゲロウが辺りをキョロキョロ見回しながら
僕達に向かってそう言ったのだった・・・。
その④に続く