能登半島一周テント旅(3日目前半)
- カテゴリ:日記
- 2017/10/01 16:54:48
気が付いたら寝ていたようで気が付くと波の音だけ聞こえていた
どうやらいつの間にか喧しい連中は帰っていったようだ
時計を見ると4時半、2~3時間は寝たようだ
外を見るとまだ薄暗い
もう少しだけ横になっとくかと、5時位までテントで横になってから起床
空に雲は少なく、暑さを予感させる朝だった
海沿いの浜辺をすこし散歩してから、欄干に濡れたタオルを干してみた
撤収するころには乾くかな?
コーヒーでも飲むかと
ポットに水を入れバーナーに点火した所で電話が掛かってきた
おっちゃんからだった
看板の所で待ち合わせをしておっちゃんの家へ
道すがら歴史の話をする
やはり年配の方は歴史マニアが多いw
織田信長がちょっかい出してきたんやけど知ってるか?
手取川の戦いですね
ほう~よく勉強しとるな あそこが何で手取川いうか知ってるか?
いや~そこまでは
謙信はな、鉄砲の弱点を知ってたんやな
雨を待って織田の陣に仕掛けたわけや、
鉄砲が使えない織田軍はあわてて飛び出し川の上で乱戦になったんだが
地の利のない織田軍は増水した川に流された
その時流されんように味方同士で手を取った、そんで手取川よ
なるほど~勉強になります!
などと話しているとおっちゃんの家に着きました
お邪魔して床の間に通されました
最近の家には床の間がない家が多いですよね
サンドイッチとサラダ、コーヒーと牛乳をごちそうになりました!
おっちゃんが用意してくれる間に、新聞を見ると北国新聞!
ここに来る間、いろんなところで看板を見かけました
きたぐにしんぶんだとばかり思ってましたが、おっちゃんにほっこくだと訂正されました
石川県は、わりと読みが難しい地名も多いですね
色んな話を聞かせてもらい
さらルートもいくつか教えていただき大変勉強になりました!
一度別れて撤収を終えてから再び合流し、朝市へいくことにしました
さっくり撤収を終え、干していたタオルも取り込み
待ち合わせ場所のいろは橋へ・・・。って道すがら人気が無い
あれ?こんなものなのかなって思っているけど
色んなとこでシャッターが下りている、これはまさかw
いろは橋のたもとで自転車に乗ったおっちゃんと合流
おっちゃん曰く、すまん朝市今日は休みだわー忘れとった!
あーやっぱりかw残念だけど仕方がない
おっちゃんとはここで別れて旅を続けることにした
38号線を進んでいくと、ライダーが4~5人止まっているスポットがあった
何だろうと便乗して寄っていくことにした
ゾウゾウ鼻と書いてあり、なにかゾウの鼻にみえるようだ
が探してみたがそれらしいものが見えない
展望台には100円入れてみる望遠鏡があったのだが
それを使っていたライダーがなぜか実況を始めていたw
「おっと海女さんまた潜りました
何かを捕まえてニンマリ
海女さんって潜って探すんじゃなく、
水面で見つけてそれめがけて潜るんだね」
などなど
ゾウゾウ鼻が見つけられなかったので、案内板をよく見ることにした
日に焼けすぎて薄くなっていたがどうも真下にある突き出した岩がそうらしい
が、ゾウには見えなかった・・・。
横からみたらまた違うのかな?
ライダー達は朝市に行くというので、休みだと教えてあげると
ナイスな情報ありがとう!と感謝された
その後その大阪から来たライダー達と少し談笑して別れた
彼らは輪島方面へ、こちらは西へと向かっていった
海岸沿いをしばらく進むと桶滝の文字を発見
海岸から山へ向かう細い道登っていくとありました!
駐車場とかはないのですが車の往来もなさそうなので
路駐して細い道へ、鬱蒼と茂る樹木が天然のクーラーの役目をして涼しい!
しばらく進むと、滝が見えてきました
これはーー! かなりいい
滝姿がかなり独特で美しいオススメ度は☆3つです!
やや水量が足りない気がしましたが、春先ならもっとすごいのかな?
桶滝から戻ってくると、山の中腹から海を眺める感じになり
海がすごくきれいに見えました
再び海岸線を走るルートへと戻り、曲垣の里を抜け男女滝を眺めます
道路沿いから眺められますが、どうやら近くによる手段がなさそうな感じでした
迫力をあまり感じることができないため残念ながら☆は1つ!
249号に入り再び海岸線へ
時間もお昼になったので海沿いの食堂へ
大漁旗がはためく店内で、気になったのは・・・
フグの唐揚げ定食!1000円!
これは注文せねば~
ということで頂きました、お腹も空いていたので美味しかったです
癖もなく淡白な味ですね、小鉢のイカの酢のものも美味しかった
しかしこの辺りには消費税の波が来てないのか、まんま1000円
再び旅を再開
トトロ岩を眺めたら、琴ヶ浜海岸へいきます
鳴き砂というのは、日本中いくつかありますがここ琴ヶ浜も鳴き砂で有名らしい
駐車場には車がちらほら止まってて、さすがに観光地!という感じでした
が、砂浜には人っ子一人いない・・・。
あれ?っと思ったら皆さん車の中でスマホしてる
車を見るとダスキンやらヤマト便やら企業の車
どうやら観光ではなく、有名なサボリスポットだったようですw
砂浜まで降りていき説明の通りに砂を鳴らしてみる
んー鳴いてるようなそうでもないような
一握り分を砂を採集して、琴ヶ浜を後にしました
249号から、ほそーい49号へ入るとヤセの断崖です
名前の由来はそこを覗くと思わず痩せてしまうほどの恐怖の断崖ってことらしいです
もし本当なら全国のダイエットしたい女性の聖地にもなりそうですが、人影はまばらです
それもそのはず、せっかくの断崖へは防護柵があって降りられなくなっているのです
なんでこんなことしちゃったのかな~ちょっと残念
そこから400mほど行くと義経の舟隠しという場所があるようなので歩いて移動
こっちはヤセの断崖より断然ヤバイ場所でした
断崖の先の部分まで歩いていけそうなので進んでみました
足を滑らせたら間違いなく死にます
先端まで行くと眺めは最高です
しかしこの細い間に舟を隠したといいますが、海上からは見つけにくいけど
上からは丸見えじゃないのかな? という疑問が
そもそも義経はここ通って逃げたのだろうか?
義経の逃走ルートははっきりしていない(捕まってないから当たり前といえば当たり前)
鎌倉の影響が強い太平洋側ではなく日本海側、北陸を通った可能性は高いだろうね
などと鎌倉時代に思いを馳せ巡らせて、後半に続く!
本当に消費税は取るとこと取らないとこありますね、まもなく10%って話ですが・・・
海辺は本当に景色といい、香りといい贅沢なものです!
重要文化財!なんか行ってみたくなりますね
寝袋持参で駅に泊まるんですか??
旅に行くといろんな人に出会えちゃいますねw
海の近くだけあって、魚介類は全てウマウマでした!
消費税は意外な場所で取られたり取られなかったり…。
先日、揚げパン屋さんで取られてビックリでした^^;
滝は近くまで行くと圧倒されますよね。
マイナスイオン効果があるーーと思いながら
細かいしぶきが飛んできてびしょ濡れで見たこともw
自然の風景は心を和まされますね^^
バイクでふらっとなんて羨ましいな
女一人では無理なんだなあこれが
うちの近くの重要文化財近くのお山に木のベンチと
少し歩けば駅があるのを見つけ、寝袋持参でプチ逃避キャンプしたいと思っています。
美味しいものも沢山 羨ましいw