friend-名も無き物語-第8章 その①
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/09/27 21:12:01
friend-名も無き物語-第8章 その①
ーfriend-名も無き物語-第8章 探検家のフィクル現るー
「おお、中も本格的な遺跡だな。」
と自分達の目の前に聳え立つ遺跡の入口に
立っていた看板に海岸遺跡と書かれた
遺跡の中に最初に入ったカゲロウが
辺りをキョロキョロ見回してそう言った。
「思ったんだけどさ、こういう遺跡って侵入者を
撃退する罠とかって沢山仕掛けられてそう
だよね・・・。大丈夫かな・・・。」
と僕が遺跡の中に入ると辺りをキョロキョロ
見回して不安そうに皆に向かって
そう言うとカゲロウが、
「まあ探検隊バッジがあるから生きていれば
脱出は出来ると思うが・・・即死系の罠には
気をつけないと。十分注意して進もう。」
とカゲロウが辺りをキョロキョロ
見回した後、不安そうな顔をしている
僕に向かってそう言ったその時、
???
「おや、あなた方も遺跡探検ですか?」
とそう言って1匹の赤いスカーフを巻いた
エーフィが僕達に向かって近寄ってきた。
「君は?」
とカゲロウが僕達に声を掛けてきた
エーフィに向かっていぶかしげに
そう訪ねると僕達に声を掛けてきたエーフィは、
???
「私はフィクル。探検家です。」
と僕達に声を掛けてきたエーフィは
自分達に向かってそう名乗ると続けて、
「今回は単独でこの遺跡の調査に来たところ
なんですが、途中でやられてしまって
再チャレンジしようとしていたところです。」
と探検家のフィクルは僕達に向かって
顔色一つ変えずにそう言うとカゲロウが、
「あ、再チャレンジできるもんなのね。」
とホッとしながらそう言うと探検家のフィクルは、
「ところでどうでしょう、もしよろしければ
私も皆さんに同行させていただいてよろしい
でしょうか?」
と探検家のフィクルは僕達に向かって顔色一つ変えず
そう提案すると続けて、
「大勢で挑めば、途中撤退することなく遺跡を
探索できるかもしれませんし、途中までなら私も
クリアしたので解説できる所もありますよ。」
と探検家のフィクルは僕達に向かって顔色一つ変えず
そう言ってきた。
「いいんじゃないんですかね?仲間は多いほうが
心強いですし。」
とピカノンがカゲロウに向かってそう言った。
「そうだな。是非お願いするよ。」
とカゲロウは探検家のフィクルに向かってそう言った。
「ありがとうございます。できるだけ
奥に進めるように頑張りましょう!」
と探検家のフィクルは僕達に向かってそうお礼を言った。
「・・・あれ、フィクルさんの胸にあるそれ・・・
探検隊バッジですか?」
とピカノンが探検家のフィクルの胸に付けられている
探検隊バッジを見ながらそう言った。
「そうですが・・・どうかしましたか?」
と探検家のフィクルは自分の胸に付けられている
探検隊バッジをピカノンに見せながらそう言うとピカノンが、
「何か見たことのない特別な色をしているもので
ちょっと気になりました。」
とピカノンは探検家のフィクルが顔色一つ変えずに
自分の胸に付けられている探検隊バッジを
見ながらそう言うとフィクルが、
「ああそれは私が普通の探検家とは違い、別の
特別な探検隊の補佐役として活動しているので
それを示すバッジになっているんですよ。」
と探検家のフィクルは僕達に向かって
自分の胸に付けられている探検隊バッジを
見せながらそう言ってきた。
「・・・ただその方、相当なマイペースでのほほん
とした性格なので、私も結構苦労していまして
ね・・・。気苦労が絶えません。」
と探検家のフィクルは僕達に向かって
愚痴をこぼすと続けて、
「しかも結構謎に包まれている方でしてね・・・。
その上探検隊ランクはかなりの上位・・・全く、
よくわからないポケモンも多いものです。」
と探検家のフィクルは一つ大きなため息を
ついた後僕達に向かってそう言うと続けて、
「・・・でもまあ、私にもよく気遣ってくれる
優しい方なんですけどね。今回も羽伸ばしに
休暇をくれたのでこうやって探検に来た訳で。」
と探検家のフィクルは僕達に向かってそう言うと続けて、
「さて、こちらからの挨拶はこれくらいにして、
あなた方のお名前を伺っても
宜しいでしょうか?」
と探検家のフィクルは僕達に向かって
そう訪ねてきた。
「俺がカゲロウで・・・、」
とカゲロウがまず最初に名乗ると続けて、
「セイヤです。」
と僕が探検家のフィクルに向かって
そう名乗ると続けて、
「ピカノンです。」
とピカノンが探検家のフィクルに向かって
そう名乗ると続けて、
「ワラビです♪」
とワラビが探検家のフィクルに向かって
そう名乗った。
「わかりました。よろしくお願いします。
・・・ところで皆さんはなぜここに探検に?」
と探検家のフィクルは僕達に向かって
そう訪ねるとカゲロウが、
「実はカクカクシカジカニンフィアノハイパーボイスノハカイリョクハハンパ
ナイウエコダワリメガネデクレセモカクニという訳で。」
と探検家のフィクルにこれまでの
経緯を語った。
「・・・なるほど。つまりお仲間のミスティアさん
が、謎の竜巻に攫われて、こっちの方角に飛んで
行ってしまったので追いかけている・・・と。」
と探検家のフィクルは僕達の話を聞いて
そう言うと続けて、
「先ほど外で轟音が聞こえたのはそれだったん
ですね・・・。わかりました。なら一層ここの
突破を目指さないといけませんね。」
と探検家のフィクルは僕達の話を聞いて
そう言うと更に続けて、
「がんばりましょう!みなさん!」
と探検家のフィクルは僕達に向かって
そう言ったのだった・・・。
その②に続く