能登半島一周テント旅(2日目後半)
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2017/09/26 02:01:25
禄剛埼灯台から降りてきて道の駅:狼煙を覗くと地サイダーを発見
塩田の塩を使った塩サイダー
この塩田というのが江戸時代から続く揚げ浜式製塩法の塩田らしく
ちょっと贅沢な気分に浸れそうでした
汗も結構かいていたため、塩分が体に染み込む!
狼煙を後にして28号を西に進んでいきます
次に椿の展望台に寄りました
何故椿なのかはよくわかりませんでしたが西の海に太陽が見え
おそらくここで海に沈む夕日を見ればかなり綺麗に見えることでしょう
そういえば結構太陽が傾いてきたような・・・。
ここで夕日を眺めてる暇はないので再び西へ
28号から249号へ乗りずんずん西に進んでいきます
途中寄りたいところもいくつかありましたが
時間的余裕もなくなってきたので、一気に白米千枚田を目指します
傾いてきた太陽が水面を照らしキラキラと綺麗でしたね
輪島市に入ると少しだけ車も増え、都市部に来たのだなと感じました
千枚田は道の駅から一望できるようになっていました
確かに小さな田んぼがたくさんありますが千枚はなさそうです
狭い田がなまってせんまいた>千枚田となった説の方が信憑性はありそうです
この時期能登の南の方では、稲刈り真っ最中でしたが
ここはまだ稲穂が首を垂れていました
沢山の棚田が広がる光景はほかではちょっとお目にかかることはできないので
これは一見の価値ありでした
などとやっていると本格的に日が沈みかけたので慌てて移動開始
今日の野営地、輪島の袖ヶ浜を目指します
袖ヶ浜に付くと、すでに薄暗くて正確な場所がわからなかったのです
が大きな車でなにやらガソゴソしてる方々が居ましたので
ここでいいのかなと設営を開始しました
事前に市に問い合わせをした際に、
ここはオフシーズンの8月31日以降は無料で好きに使ってもらって構わない
とのことでした 太っ腹だぜ輪島市!
テントの設営を終え一息ついていると
どうも大きな車でガソゴソしていた方々はキャンプではなさそうでした
巨大なレーダーを組み上げ、なにかを観測しているようで
聞くと渡り鳥を観測しているのだそうな
静岡から来ているのだとか、一晩中交代で観測を続けるとのことでした
テントは張り終わったしお風呂に行くかと近くの銭湯に行ったら
本日休業の札が!
今日は風呂なしかなーと戻ってくると犬の散歩のおじさんが声をかけてきました
「兄ちゃんなにしとるん?」
「能登半島一周してまして、今日はここで一泊するつもりです」
ところがおじさん、ちょっと困ったような顔をしはじめた
そして
「兄ちゃん、ここキャンプ場じゃなかよ あっち」
と200mほど先を指し示しました
そういえばここはトイレはあるけど炊事場とか何もないな
と今更ながらに気が付きました
でももうペグ打っちゃったしな、暗くなってるし
ん~っと考えていると
「まあこの季節、人もよう来んからいいんじゃない?」
と言ってる傍からまた一人テントを担いだ人が現れました
おじさんはその人に教えてあげたらしく
その人は正規のキャンプ場の方へ向かっていきました
「どっから来たんや?」
と戻ってきたおじさん 埼玉ですと答えると
「埼玉かーそりゃ力にならんわけにはいかんわな」
と言い出しました
聞いてみると娘さんが埼玉に嫁いでいるとのことでした
地元の人なのでお風呂のことを聞いてみました
「さっき銭湯行ってみたんですけど休みでして」
「あそこなー親父さんが亡くなって息子がやってるんだけど会社勤めなんで週末だけ開いてるんよ」
「そうでしたか~今日は諦めるかな」
「ああ、いちんちくらい我慢せい! んちょっとまてよ」
と別の銭湯を紹介してくれました
さらに「輪島に来たら御陣乗太鼓見ていかんかい!」
と言われました
御陣乗太鼓ってなんですか?と聞くと
その昔、上杉謙信が攻めてきたときに太鼓の音で脅かして追い払った
それにルーツにした伝統芸能で、海外で披露したりもしているモノらしい
しかし上杉謙信が輪島にきて敗走していたとは知らなかった!
それはすごいですねーっと相槌を打つと
おっさんニンマリ
「ま、ウソやけどな」
「え?」
「当たり前やろーこんなとこ攻めるわけがない
武士もいなければ領主もいない ただ漁村がポツポツ在るだけのとこ
攻めて何の得があるんよ?」
冷静に考えるとそうなんだが、じゃあなんでそれを見に行かすんだよw
と思ったけど、まあ他にやることもないので行くことにして
銭湯へと向かうことにした
1日目の島の湯とは違い、ここは本当にただの銭湯w
大きめの浴槽が2つあるだけの
いかにも町の銭湯って感じでしたが、お風呂に入れるだけ有難いのです
なかなかこういうクラシックな銭湯も今では逆に貴重だしね
銭湯から出て夕飯を食べてないことに気が付いた!
今から何か作るのも面倒だし、そこらで食べるとこないかな~
と思ったのですがこのへんめちゃくちゃ狭い上に路駐が激しい!
土地勘もあまりないのでコンビニ飯にw
やっぱりファミリーマート!能登はファミマが本当に多い
昔バイトしてた身としては、ちょっと鼻が高いのです
ということでテントに戻り海を見ながらご飯を食べていると
おっちゃん再び登場!
ご丁寧に地図まで持ってきてくれて、
輪島のキリコ会館というところで8時半からだからな!
と念を押されてしまいました
色々お世話になったので持ってきた地酒を渡すと上機嫌に!
「おい朝飯はどうするんだ? ウチで食うか?」
と言われさらに、
「朝市は見ていくんだろ? 一緒に行くか?」
と誘われまして、明日は朝食をゴチになり朝市デートをすることにw
おっちゃんが帰っていって
時間通りにキリコ会館に行くと御陣乗太鼓が始まりました
仮面をつけた男たちが代わるがわる太鼓を打ちまくる勇壮なパフォーマンス
これは確かに見ておいて良かった!と思えるものでした
テントに戻ろうとしたところ、暗い中テントを立てているおっちゃんを発見
「ここはキャンプ場じゃなく、あっちがそうみたいですよ?」
と声をかけると
「ここでええんや、ワシはこの辺に昔すんどってな
この時期ここでテント張って墓参りして帰るんや」
ああ、プロの方でしたか
「ここは夏の間は海の家が建つ場所でな、今年は1週間ほど早く畳んだらしいで」
と情報にも精通しておられましたw
テントに入ったのはいいがここで思わぬ誤算が
裏のホテルの照明がかなりまぶしい!
ちょっとずれて星の写真を撮り始めるが
如何せん、こう眩しいと設定をかなりいじらないとうまく映らない
などとやってると空には分厚い雲が・・・
早々に写真を諦めテントにもぐりこむと、今度は若者軍団が襲来w
煩い音楽をガンガン流しながらペチャクチャしゃべってる!
その音量は昨日の太鼓の比ではないw
まあ海辺だし仕方がないか、
とすっかり寝るのを諦め明け方まで若者トークを遠くに聞きながら寝袋に包まっていたのでした。
奥能登のほうを旅したのですね! 確かに青の洞窟は残念な感じでしたね
曲がった木のあたりが聖域の岬とのことですが、言われないとわからないくらい微弱なパワーだったようなw
海はいいですよね~日本海側は太平洋側とは少し潮の香りが違う気がしました
茶イダー気になりますw飲んでみたいなー
地元の人と交流しながらの旅はいいですね~
輪島の千枚田、見ましたよ♪
三大パワースポットの聖域の岬も行きました。
洞窟は人工ぽいという情報があったので、高いし入らず。
パワーだけもらえるかなと期待して寄りました。
色んな出会いもあったり、しっかり下調べもしてて準備万全。
凄いです!
計画するのが苦手でw(-"-)
一面の田園風景、見慣れてても何だか気持ちのいい感じにしてくれます。
海、随分見ていないので行ってみたいなぁ。。。
地サイダー、色々とありますよね。
道の駅とかに行くと、置いてあるけどこの辺は水にこだわってるのが多いかな。
あとは茶イダーなんてのもありますよ~