Nicotto Town


≪洋服屋ルナです≫


成人式



私は、明子。明子。明子。明子…秋…
私は秋!
たくさんの子供を、産んできた。
今日は、トライちゃんを、産む。
「うっ‥‥」
トライちゃんが生まれた。だが、3年ぐらいたつと、だんだん、
男子に見えてきた。きのせいだと思い、目を隠して、
一番上の姉に、世話を頼んだ。
おばあちゃんに。豆乳をあげて、一緒に飲んでいたところだ。
「トライ君は、元気かい(・・?」
「あっ元気。」
私は、普通に言った。だけど…
帰ってから、気づいたんだ。
なんで、赤ちゃんを産んだよ。といっただけなのに、
名前を知っているのか。しかも、なんで、君といったのか。
次の日…
私が、朝起きると、泣いていた。
「なんでなの。」
と、一番上の姉に聞くと、
「ひいおばあちゃんがしんじゃったの」
私は、びっくりして、確認のために、おばあちゃんに、
連絡した。すると、
「あーい。なんかいな。」
「あっ、生きてるじゃん。」
「はっ(・・?」
私は、驚いた。姉が言っていたことは、全てうそです。
おばあちゃんは死んでいなかったのです。
私は、姉に、電話をかわってもらうと
「おらんよ」
と言って、残念そうな顔で、自分のベットに横たわります。
「学校行きなさい。」
というと、一番上の姉以外は、準備を始めた。
だが、一番上の姉は、まだ、泣いているのだ。
「ばあちゃんち行くね!」
と言って、靴を履かずに、はだしで行ってしまった。
妹などは姉を追いかけるのに、たくさん、走りますが、
姉は、元、世界一速い人。だから、
追いつくことは、できませんでした。
すると‥‥
姉から、電話がかかってきました
「ばあちゃんちにきたけどね。いなかったんだ。」
「えっ(・・?」
「ホントだよ。やっぱりおばあちゃんは、もうなくなったんだよ。」
「今日は、学校休んでいいから、早く、帰ってきて。」
「ハイ!」
電話を切った後、私は思った。
最近、学校でいじめられていると、私は、きいていたので、
きっと、学校に、行きたくないと思った。
でも、帰ってきたら、
「ねぇ、暇だよ。学校行きたいよー」
と言って、ランドセルを準備し、
学校へ、行ってしまった。
私は、あきれてから、本を、読んでいた。
すると‥‥
電話がかかってきた。
電話に出ると、おばあちゃんが出た。
「あい。元気かい。」
「あっはい。」
「今日はな。一番上の姉の成人式やろ。」
「そうやけど」
「行くことができんがったんや。わしはね。」
「うん」
「うんじゃなくってねぇ」
「はい!」
「はいでもないよ。なんか、気になることないかい」
私はびっくりした。こんな、長話は、おばあちゃんとは、
したことがないのだ。それを言おうとすると…
「もう、答えを言った方がいいかね。答えは、なんで、成人式に
行くことができなかったんか。」
「あっあア・・」
「それと、ランドセルで行ったやろ」
「ランドセルで行ったのは。先生から言われたからって言ってたよ」
「そうか。でも、わしわな。もう、交通事故にあったから、
いけんくなったんや」
「えっ…」
私は、気づいた。今、話しているのは、きっと、
幽霊のおばあちゃんなんだと…
「これで、わかったやろ。わしは、もう生きてないんや(笑)」
「どっどうして」
そういったとたん、電話は急に取れた。
私は、すぐに、おばあちゃんちに行ったが、
おばあちゃんはいなかった。
次の日‥‥
警察から電話がかかってきた。
「遅くなり、すみません。警察ですが」
「あっ、わかってますよ。私の、おばあちゃんが、交通事故にあって、
死んだというお話でしょっ」
「そうです。なぜ、知っているのですか」
「もう、わかってるんです。電話があったので、」
「えっ」
私は、その後…10分ぐらいはなしをし、
交番に行った。
その後…
今は、幸せに暮らしている。




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