Nicotto Town


シグキーリア


friend-名も無き物語-第7章 その②


   friend-名も無き物語-第7章 その②

  「ひとつは『コンビでアタック』。2匹で発動
 するとこの技になるの。」
 とフェティールは僕達4匹に向かってそう言うと続けて、
 「次は『トリプルアタック』。3匹で発動
 するとこの技になるの。」
 とフェティールは僕達4匹に向かってそう言うと更に続けて、
 「そして大技『みんなでアタック』!4匹で発動
 するとこの技を出すことが出来るよ。」
 とフェティールは僕達4匹に向かってそう言った後に続けて、
 「この『心の波動』って技は一部の探検隊にしか
 扱えない技だけど、貴方達なら使いこなせる筈。
 その絆を大切にしてね!」
 とフェティールは僕達4匹に向かってそう言った。
 「は、はい!」
 と僕はフェティールに向かってそう返事を返した。
 「そしてもう一つ。この街の象徴と言われる
 技が記録されたこれを・・・・・・。」
 とフェティールは僕達4匹に向かってそう言うと
 僕達に技マシン27『フェアリーテール』を
 手渡してきた。
 「その技マシンの中身は『フェアリーテール』。
 可愛らしい尻尾で攻撃する・・・貴方達は全員使う
 ことが出来る技だよ。」
 とフェティールは僕達4匹に向かってそう言うと続けて、
 「フェアリーテイル・・・それは即ち物語。
 この技が貴方達の紡ぐ物語の手助けになれば
 嬉しいかな。」
 とフェティールは僕達4匹に向かってそう言うとカゲロウは、
 「ありがとうございます。」
 とフェティールに向かってそうお礼を言うと彼女が、
 「さて、貴方達はこれからどうするの?」
 と僕達4匹に向かってそう訪ねてきた。
 「そうですねぇ・・・。」
 とミスティアがフェティールに向かってそう言うと続けて、
 「折角なのでこのまま西に行って、海沿いの道
 からギルドに帰ろうと思います。」
 とフェティールに向かってそう言うと彼女は、
 「了解。じゃあ気をつけて帰ってね。」
 と僕達4匹に向かってそう言うとピカノンが、
 「色々ありがとうございました!」
 とフェティールに向かってそうお礼を言うと彼女が、
 「またいつでも遊びに来てね!」
 と僕達4匹に向かってそう言うとピカノンが、
 「はい!」
 とフェティールに向かってそう返事を返した。
 僕達はテイルタウンを後にして、
 西に向かって延びる道を進み、洞窟に
 足を踏み入れたその時!!
 「待って!前方に何か見えるわ!」
 とミスティアが前方を見てそう叫んだ。
 見ると僕達の前方に黒い靄のようなものが
 渦巻いていた。
 「な、何だあれ。」
 とカゲロウが僕達の前方に渦巻いている
 黒い靄のようなものを見てそう言った。
 「あっ、そういえば聞いたことがあります。
 この世界ではたまにあのような異空間の入り口が
 現れると。」
 とピカノンが僕達の前方に渦巻いている
 黒い靄のようなものを見てそう言うと続けて、
 「中はダンジョンが広がっているとか・・・。
 でも入ってもちゃんと出られるらしいです。
 入るのもありかもしれませんね。」
 とピカノンは僕達の前方に渦巻いている
 黒い靄のようなものを見てそう言ってきた。
 「まああそこ通らないとこの先進めないし・・・
 行くか・・・。」
 とカゲロウが僕達の前方に渦巻いている
 黒い靄のようなものを見てそう言った。
 「えぇ!?あんな得体の知れないところ
 通るの!?」
 と僕が驚きながらそう言うとカゲロウは、
 「見た感じ避けて通れるスペースはないし一本道だから
 引き返す訳にもいかないし仕方ないだろ。」
 とカゲロウが僕達の前方に渦巻いている
 黒い靄のようなものの周りを前足で指し示すと
 僕に向かってそう言ってきた。
 「マジかよ・・・。」
 僕は恐怖の余りそう言うしか無かった。
 まぁ・・・とりあえず行きましょうか。」
 とミスティアが僕に向かって宥めるように
 そう言ってきた。
 僕達は意を決して僕達の前方に渦巻いている
 黒い靄のようなものの中に入っていった。
 「うおっ!?何だここは!」
 とカゲロウが黒い靄のようなものの中に広がる異様な空間に
 果てしなく続く不思議のダンジョンを見て驚きながらそう言った。
 「まさに異空間って感じだね・・・・・・。」
 とカゲロウに続いて黒い靄のようなものの中に
 入った僕が辺りを見回してそう言った。
 「とにかく先に進んでみるか。」
 とカゲロウが僕達の目の前に果てしなく続く
 不思議のダンジョンを見てそう言った。
 黒い靄のようなものの中に広がる異様な空間に
 果てしなく続く不思議のダンジョンを攻略し始めたその頃・・・。
 「えぇっ!?カゲロウ達もう行っちゃったの!?」
 とワラビがフェティールに向かって
 驚きながらそう言うと彼女は、
 「うん。まだ朝早かったからワラビを起こすのは
 可哀想だと思って声かけなかったけど・・・。」
 とワラビに向かって残念そうにそう言うと彼女が、
 「そんなぁ・・・。」
 とフェティールに向かって残念そうにそう言うと
 彼女は続けて、
 「それで、カゲロウ達は何て言ってたの?」
 とフェティールに向かってそう訪ねると彼女は、
 「西の海の方を回ってウォーラルギルドに帰る
 って言ってたよ。」
 とワラビに向かってそう言ってきた。
 「・・・・・・。」
 ワラビは黙っていた。
 一方その頃・・・。
 「おおっ、ちゃんと出れたな。元の場所に
 戻ってきた。」
 黒い靄のようなものの中に広がる異様な空間に
 果てしなく続く不思議のダンジョンを突破すると
 カゲロウが辺りをキョロキョロ見回してそう言った。
 「この世界にはああいった異空間が他にも沢山
 あるみたいですよ。」
 とピカノンは僕達に向かってそう言うと続けて、
 「でも今回見た感じ特に危険はなさそうですし
 見つけたら積極的に入るのもいいかもしれま
 せんね。」
 とピカノンは僕達に向かってそう言うとミスティアが、
 「ところでさっきのポリゴンZが落としたこの
 2つの宝石・・・・・・。なんなんだろう?」
 と黒い靄のようなものの中に広がる異様な空間に
 果てしなく続く不思議のダンジョンの最奥部で
 戦ったポリゴンZが落としていった2つの宝石を
 手にとって首をかしげながらそう言ったのだった・・・。
  
                  その③に続く




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