Nicotto Town


シグキーリア


friend-名も無き物語-第7章 その①


   friend-名も無き物語-第7章 その①

 ーfriend-名も無き物語-第7章 深まる謎ー

  「・・・!」
 とウォーラルは携帯端末ごしにフェティールの
 話を聞いて驚き、言葉を失う。
 「まあだから私がどうしようとかいうことは
 ないから安心してもらって大丈夫だけど、
 一応報告ね。」
 とフェティールは自分の携帯端末ごしに
 ウォーラルに向かって続けてそう言うとウォーラルは、
 「・・・わかった。ありがとう。」
 とフェティールに携帯端末ごしに
 そう言うとフェティールは、
 「じゃあまた連絡するね~。じゃあね~。」
 とフェティールは自分の携帯端末ごしに
 ウォーラルに向かってそう言うと通話終了ボタンを押す。
 「・・・なるほど。『類は友を呼ぶ』ってね。」
 とウォーラルは自分の携帯端末を机においてポツリとそう呟いた。
 次の日の朝・・・。
 「よし、よく寝たし、早速フェティールさんの
 ところに行こうぜ。」
 翌朝カゲロウは、ベッドから飛び降りると皆に
 向かってそう言う。僕は彼に、
 「りょーかい!」
 と返事を返すとピカノンが大きな欠伸をして、
 「ワターシマダネムーイデス!!」
 と片言で僕とカゲロウに向かってそう言った。
 「朝からこのテンションである。
 まあとにかく行きましょ!」
 とミスティアがピカノンの様子を見てそう言った。
 僕達が1階に上がるとフェティールが
 僕達4匹が起きてくるのを待っていた。       
 「おはよう。よく眠れたかな?」
 とフェティールが僕達4匹に向かって
 そう訪ねると続けて、
 「さて、昨日言った通りちょっと君達の実力を
 測らせてもらうよ。その前に、朝ごはんを
 用意したから食べてね。」
 とフェティールが僕達4匹に向かって
 そう言うと僕達4匹に朝ごはんとしてサンドイッチを
 配る。僕達4匹はありがたくいただくことにした。
 「じゃあそれを食べて準備が出来たらまた私に
 話しかけてね。ここにいるから。」
 とフェティールが美味しそうにサンドイッチを頬張っている
 僕達4匹に向かってそう言ってきた。
 僕達はササッとサンドイッチを食べると
 フェティールに話し掛ける。
 「おっ、準備できたのかな?」
 とフェティールが僕達4匹に向かってそう言ってきた。
 僕達4匹が全員揃ってフェティールにバッチリ!
 と答えるとフェティールは、
 「了解。じゃあちょっとこっちに来て。」
 と僕達4匹をギルドの裏手にあるかなり太い幹の
 銀杏の木の前に案内した。
 「で、何をするんですか?」
 とカゲロウがギルドの裏手にあるかなり太い幹の
 銀杏の木の前に案内されるとフェティール
 に向かってそう訪ねると彼女は、
 「君達の左側に大きな木が見えるでしょ?
 これは『修行の樹木』と言って、文字通り修行を
 するための場所なんだ。」
 とギルドの裏手にあるかなり太い幹の銀杏の木に開いた
 大きな木の洞を自身の翼で指し示して、
 「この樹木の洞の中は不思議のダンジョンになって
 いてね、見た目よりも中はずっと広いんだ。」
 とフェティールは僕達4匹に向かって
 そう言うと続けて、
 「君達にはここに挑戦してもらって、是非突破
 してみてほしい。無事突破できたら君達の実力を
 認めてあるものを授けるよ。」
 とフェティールは僕達4匹に向かって
 そう言うと更に続けて、
 「ルールが知りたかったら話しかけてくれれば
 教えるよ。じゃ、頑張ってね。」
 とフェティールは僕達4匹に向かってそう言ってきた。
 僕達はフェティールから『修行の樹木』のルールを
 聞いた。彼女曰く、各フロアにいるフロアマスターを
 倒さない限り先に進めないそうだ。
 フェティールから『修行の樹木』に関する
 ルールを聞いた後、不思議のダンジョン『修行の樹木』に
 潜っていった。道中、、各フロアにいるフロアマスター達に
 苦戦したが、僕達は何とか修行の樹木、最奥部につくと
 そこに1匹のトゲチックが僕達の到着を待っていた。
 ???
 「来たね。ボクはフェノール。
 フェティール姉さんの弟だ。そしてギルドの
 サブリーダーでもある。」
 と修行の樹木の最奥部で僕達4匹の到着を待っていた
 トゲチックが僕達4匹に向かってそう名乗ると続けて、
 「そして見ての通りこの修行の樹木の最後の
 砦として挑戦者を迎え撃つ役割も担っている。」
 とフェノールは僕達4匹に向かってそう言うと続けて、
 「さあ、挨拶はこれくらいにして、早速君達が
 姉さんが認めるに値する相手かどうかためさせて
 もらおう!」
 とフェノールは僕達4匹に向かってそう言うと
 フェノールは僕達に向かって襲い掛かって来た!!
 こうして僕達とフェノールとのバトルが始まった!!
 僕達とフェノールとのバトルは、ピカノンの技
 「エレキボール」のお陰で苦戦することなく
 フェノールをやすやすと撃破した!!
 かくして僕達とフェノールとのバトルは
 僕達の圧勝で幕を下ろした。
 「おめでとう。君達の勝ちだ。
 さあこの先の扉に入るといい。
 姉さんが待っている。」
 とフェノールは肩で息をしながら
 僕達に向かってそう言ってきた。
 「おめでとう。見事にクリアしたようね。
 これならこれらの技もあなたたちなら使い
 こなせるはず。」
 と扉の先で僕達の到着を待っていた
 フェティールは僕達4匹に向かってそう言うと続けて、
 「じゃあちょっと探検隊バッジを貸して?」
 とフェティールは僕達4匹に向かってそう言ってきた。
 「は、はい・・・。」
 とミスティアがフェティールにそう返事を返すと僕達4匹は
 フェティールに自分達の探検隊バッジを手渡した。
 「それっ・・・。」
 とフェティールがそう言った時、自分達の
 探検隊バッジが目映いほどに光り輝いた。
 「よし、これでオーケー。
 それじゃあバッジを返すね。」
 とフェティールは僕達4匹に向かってそう言うと
 彼女は僕達に不思議なオーラを纏った
 自分達の探検隊バッジを返してきた。
 「・・・で、今何をしたんですか?」
 とピカノンがフェティールに向かってそう訪ねると彼女は、
 「これであなたたちはそのバッジに秘められた
 力を解放できるようになったの。
 バッジを付けてみて。」
 とフェティールは僕達4匹に向かってそう言ってきた。
 「はい・・・。」
 とピカノンがフェティールに向かってそう言った。
 僕達は恐る恐る不思議なオーラを纏った自分達の
 探検隊バッジを付けてみた。
 僕達はチーム連携技『心の波動』が使える
 ようになった!
 「『心の波動』は強い絆で結ばれた探検隊が
 使うことの出来る技。条件を満たせば強力な
 一撃を繰り出すことが出来るの。」
 とフェティールは僕達4匹に向かってそう言うと続けて、
 「見た感じ、セイヤ君も結構カゲロウ君達の事
 信頼しているようだし、問題なくその技は使える
 はずだよ。」
 とフェティールは僕達4匹に向かってそう言った。
 「・・・!」
 僕が驚いて声も出せずにいるとフェティールは続けて、
 「そしてその技は仲間が多ければ多いほど強力な
 技になるの。複数人が条件を満たした状態に
 なると、『合体技』が使えるようになるよ!」
 とフェティールは僕達4匹に向かってそう言うとカゲロウが、
 「合体技?」
 とフェティールに向かってそう言うと彼女は、
 「そう!合体技はいくつかの技を組み合わせて
 放つことができる大技の事。『心の波動』の
 場合は3つの合体技が使えるよ。」
 と僕達4匹に向かってそう言ってきた後、
 自慢気に合体技の説明を始めたのだった・・・。
  
                  その②に続く




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