Nicotto Town


シグキーリア


friend-名も無き物語-第6章 その④


   friend-名も無き物語-第6章 その④

  「それに、さっきまではこれからどうしようか
 不安だったけど、今ではこう思ってる。」
 と僕は僕の話を聞いてただただ驚いているミスティア、
 ピカノンの2匹とカゲロウに向かって、
 「せっかくポケモンになれたんだし、なら元に
 戻る方法が見つかるまではこの世界を楽しんでも
 いいかなって。」
 と僕はそう言うと続けて、
 「まだここまでだけど、みんなと探検して
 楽しかったし、もっとみんなとこの世界の
 色んなところを巡ってみたくなったんだ。」
 と僕はそう言うとミスティア、ピカノン、カゲロウの
 3匹のいる方に向き直ると続けて、
 「・・・だから、君達さえよければ僕を正式に
 君達の仲間として受け入れてほしいんだけど・・・
 どうかな?」
 と僕がミスティア、ピカノン、カゲロウの3匹に
 向かってそう言うとミスティアが、
 「・・・なるほどねぇ。セイヤ君まで元人間だった
 んだね。そんな事情があったとは。」
 と僕に向かってそう言うと彼女は続けて、
 「私はそんなの気にしないし大歓迎だよ!
 一緒に行きましょう!セイヤ君♪」
 と僕に向かってそう言ってくれた。
 「ミ、ミスティアちゃん・・・。」
 と僕がミスティアに向かってそう言うとピカノンが、
 「あ、あの・・・・・・。」
 と僕に向かっておずおずとそう訪ねるとカゲロウが、
 「ん?どうした?ピカノン。」
 とピカノンに向かってそう訪ねると彼女が、
 「盛り上がっているところ悪いんですが・・・
 カゲロウさんも元々人間だったんですか!?」
 と僕とカゲロウに向かってそう言うとカゲロウが、
 「ん?言ってなかったっけ?」
 とピカノンに向かってそう訪ねると彼女は、
 「ええ・・・ってことはやっぱりカゲロウさんも
 人間なんですね・・・。」
 と僕とカゲロウに向かってそう言うと彼が、
 「もしかして、ピカノンって人間嫌いなのか?」
 とピカノンに向かって驚きながらそう訪ねると彼女は、
 「ええっ!?違います!?違いますよ!?
 嫌いじゃないですよ!?」
 とカゲロウに慌てふためきながら
 否定すると彼女は続けて、
 「ただ・・・今まで知らなかったので驚いただけ
 です・・・それに、実際元人間のポケモンに会うのは
 初めてでしたから・・・。」
 と僕とカゲロウに向かってそう言うと彼女は更に続けて、
 「でも元人間だとかそんなの関係ないです!
 私も歓迎しますよ!セイヤさん!一緒に
 いきましょう!」
 と僕とカゲロウに向かって彼女はそう言ってきた。
 「う、うん!ありがとう!」
 と僕はミスティアとピカノンの2匹に向かって
 そう言うとカゲロウが、
 「うん、よかった。2匹ともありがとうな。
 セイヤも改めてよろしくな!」
 とカゲロウはミスティアとピカノンの2匹に向かって
 そう言うとカゲロウはピカノンの方に向き直って、
 「それと・・・・・・ごめんなピカノン。
 ちゃんと伝わっていなかったみたいで。」
 とカゲロウはピカノンに向かってそう謝罪する
 と彼女は、
 「あ!いえいえ気にしないでください!
 もう気にしてませんから・・・・・・。」
 とカゲロウと僕に向かって笑顔でそう言った。
 「うん。ありがとう。」
 とカゲロウがピカノンに向かってそう言うと続けて、
 「よし、じゃあ明日に備えて寝ようか。
 遅れてフェティールさん待たせたら悪いし。」
 と言うとミスティアが続けて、
 「そうね。」
 と言うとミスティアは続けて、
 「ところで明日何するのかしら・・・?」
 とミスティアが僕達に向かってそう訪ねるとピカノンが、
 「さあ・・・・・・でもまあ今考えても仕方ないです
 し、とりあえず疲れを取るために今は寝たい
 です。」
 とカゲロウ達に向かってそう言うと僕も、
 「僕も今日はすごい疲れたし・・・・・・。
 まだこの体に慣れてないからね・・・・・・。」
 とベッドの上であくびをしながらそう言うとカゲロウが、
 「よし、じゃあさっさと寝ようか。みんな
 疲れてるし。」
 とベッドに飛び乗ってそう言うとピカノンが、
 「じゃあおやすみなさい!」
 とベッドの上に布いてある布団にくるまりながら
 そう言うとミスティアが、
 「みんなおやすみ~。」
 とベッドに飛び乗って僕達に向かってそう言うと
 寝息をたてる。
 僕達がそれぞれのベッドに入り、寝息をたてている
 その頃・・・。
 「やあウォーラル。私だ。フェティールだよ。」
 フェティールは自分の携帯端末でウォーラルと
 話し合っていた。
 「今君のところのカゲロウ君達が来ててね、
 先ほど部屋で寝たようだよ。」
 とフェティールは自分の携帯端末でウォーラル
 に向かってそう言うとウォーラルが、
 「あら~、カゲロウ君たち今そっちにいるんだ。
 なら安心ね。で、これからどうするって?」
 とウォーラルは携帯端末ごしにフェティールに向かって
 そう訪ねるとフェティールは、
 「彼らの予定は聞いていないけど、明日の朝は
 彼らに『修行の樹木』を受けさせてみようと
 思うの。」
 とフェティールは自分の携帯端末ごしに
 ウォーラルに向かってそう言うとウォーラルは、
 「あら、ってことはやっぱりあなたもあの子達
 には素質があるとみたんだね?」
 とウォーラルは携帯端末ごしにフェティールに向かって
 そう訪ねるとフェティールは、
 「まあそんなところね。ところで、今日は道中で
 新しい仲間が出来たみたいよ。だから探検隊
 バッジを渡しておいたわ。」
 とフェティールは自分の携帯端末ごしに
 ウォーラルに向かってそう言うとウォーラルは、
 「うんうん。持つべきは友達だからね~。
 彼らもどんどん仲間が増えていくといいね。」
 とウォーラルは携帯端末ごしにフェティールに向かって
 笑いながらそう言うとフェティールは、
 「それで・・・・・・ちょっと気になることがあるから
 聞いておきたいんだけど・・・あのカゲロウって
 子、元人間なんですって?」
 とフェティールは自分の携帯端末ごしに
 ウォーラルに向かってそう訪ねるとウォーラルは、
 「・・・・・・そうだけど、それが?」
 とウォーラルは携帯端末ごしにフェティールに向かって
 そう訪ねるとフェティールは、
 「いや、部屋の前を通ったら偶然聞こえちゃって
 ね。それと、今日仲間に加わった子・・・
 ニャビーの男の子だったけど、
 彼も元人間みたいね。」
 とフェティールは自分の携帯端末ごしに
 ウォーラルに向かってそう言ったのだった・・・。
  
    friend-名も無き物語-第7章その①に続く




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