不思議なカメラ②
- カテゴリ:日記
- 2017/09/16 09:45:10
題「不思議なカメラ」第2弾。
みき「てか、わかるんやかいね。お母さんの気持ち。」
みきこ「わかってくれるん」
みき「ロロが死んでほしいという、願い事でしょっ」
みきこ「そうやけん。そんなことしちゃいけんよね。」
みき「星に願いをかなえてといえば、星が死なせてくれるよ」
みきこ「そっそうなん。いつもありがとうね。ロロが寝てるときは、チャンスやね。」
みき「そうや、まだ昼やから、夜中、星空が見えるときに、
願い事すればいいん。」
みきこ「そうやね。ありがとう」
ロロ「はー。眠い眠い。お母さん。はよ、麦茶もってこい。」
みきこ「はい。わかりました!」
ドタバタドタバタ「走る」
ちょろちょろ「麦茶を注ぐ」
ドタバタドタバタ「ロロのもとへ、走って届けに行く」
みきこ「はい。どうぞ、ロロ。」
ロロ「今日はえらい早いね。みきも寝れば」
みき「私宿題あるけん。お母さんに頼りすぎちゃあかんよ」
ロロ「はっ。私も、宿題あるんよ。何で起こしてくれんのよ」
みき「なにー。自分の金で、買いなよ。目覚まし時計。」
ロロ「お母さんに頼ってもいいんだぞ!。少しくらい!」
みきこ「ごめんね。お母さん忘れとったね、私が、代わりに起こしてあげるから、まだ寝てていいよ。」
ロロ「何よ!。上から目線ね!。お母さんのバーカ」
みきこ「バカで結構ですよ。」
みき「もう、二人とも!。ケンカはやめな。ロロ。宿題私がしとくから、おかあさんには、ロロを殺す願いをかなえる」
ロロ「なんだって。宿題を、してくれるって」
みき「そうよ。たまにはこういうルールもいいじゃないの」
ロロ「いいわね。明日の朝に起こして。」
みきこ「わかったよ。明日の6時に起こすね。」
ロロ「おまえら、最近優しいな。お母さんの誕生日は、私たちが祝うから、無理せんといてね。勝手にすんなよ」
みき「じゃあね。さようなら」
ロロ「お休みー」
ポチっ「電気を消す音」
みき「ヨシ。ヨルガマチドオシダワ。ハヤクコナイカシラ。ハヤク、オカアサンノユメカナエタイワ」
みきこ「ソンナコトイッテクレテ、トッテモウレシイワ。ザッカヤデモイコウカ」
みき「ヤッター。ハヤクイコウ」
みきこ「よし、ここまで来たら、大きな声出しても聞こえないだろう。」
みき「ねぇ、昨日の写真。見せて!」
みきこ「ほらこの写真。」
みき「あきらかに、てか、なんか、後ろにいた女性が、どんどん近づいてきてるような気がする」
みきこ「お祓いしてもらった方が、いいと思うけど…」
みき「何言ってんの(・・?。お祓いしてもらったら、ロロは、死ななくなるじゃない。こんなことがあるから、星に、ロロを死なせてと言えるのよ」
みきこ「ああ、そうなのね。」
ぶるっ「エンジンをかける音」
ブーーーーーーーーーン「車が動く音」
みきこ「ああ、いい気持ち―。」
みき「やっぱり、窓全会にすると、気持ちいね。」
みきこ「そうね。」
10時間後‥‥
みき「もう、10時か。」
みきこ「家に戻ったことだし。そろそろ、屋根の上で、願いをかなえようか」
みき「そうだね」
がたんっ「倉庫のドアを開ける」
ごとんっ「はしごを取り出す」
カタンっ「やねに、はしごを、かける」
カタンっカタンっカタンっカタンっ「はしごを上っている」
みきこ「はー。いい気持ちねー。」
カタンっカタンっカタンっ「はしごを上っている」
みき「一段飛ばしできちゃったお」
みきこ「じゃあ、写真を見よう。」
みき「わっ、後ろにいた女性、めっちゃ近くにおるやん」
みきこ「こっこわいな」
みき「とりあえず、今から言おう」
みきこ「星に願いを。ロロを殺して」
みき「キャー。お母さん。急に雨が。」
みきこ「わーーーーーーーーー」
バタンッ「二人が屋根から落ちた」
みき「うっ」
二人は死んだ。理由は、本当は、「星に願いを。ロロを殺してください」ときちんと、言わなければならなかったからです。怖いですね。ぜひ感想をお願いします。
終わり。
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- ꔫ九菜月 怜奈❀
- 2017/09/16 13:24
- 怖いですね
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