Nicotto Town



アートの本質


なーんて大見得切ってしまいましたが……w

普通、アートというと、芸術。すなわち、音楽や美術をさしますね。

しかし、英語大辞典で art の項目を引きますと、

たとえば、護身術という用法が出てきます。
あるいは、×××「組合」という用法が出てきます。
(××組合は、××に関する技を持った職人、あるいはその業界に詳しい専門的な商人、と受け取れます)。

つまり、本来の art という言葉は、

ある特定のものについて、専門的に優れた「技」である、という事のようです。

翻訳する時は、「術」のつく言葉が多いんですよね。
前述の護身術と同様に、武術、という使い方もしますし、
そう……魔「術」なんていうのもあります。

ことほどさように、言葉は裏に横たわる文化によって変化するもので、
翻訳は難しいなあ、と感じます。

英語は英語のまま英語モードで読むのがほんと、楽です(実感です)。
翻訳しようとすると、途端に苦しむ事にw

以前翻訳したものに、類語をこれでもかと並べて、叙述する作家があって、
ほんっと~~~~に日本語にしづらかったです。
そんな言葉日本語で一言にはできねえよおい、みたいなね。

などと考えると、色々な言葉を、そこに含まれる思想を含めて、日本人が理解しやすい漢語に訳した明治の人は凄かったなあ。

実際、日本語にない概念をうまく訳すには、漢語の知識が絶対的に必要だと思います。

近年、英語教育ガー、と文科省あたりが騒いでますけど、
それなら、国語の授業でもっと漢文に力をいれるといいよ!

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2017/09/18 14:14
>くぅさん
ほんと、言葉は難しいですね~。
どこの国の言葉も時代とともに変遷しますから。
英語などは、口語を覚えるのはやはりTVドラマを見るなどする方が憶えますね。
我つぃが子供の頃に、「えー?」と思った言葉がありますw

英会話だと、「美味しいです」は「でり~しゃす」と教えますよね。
ところが実際には「やみ~♪」と言う方が多かったです。
ほんと、教科書とか、教師の教える内容の方が古いという事は多々ありそうですw

宗教も難しいですねえ。
キリスト教だと、おおまかに言って、カトリックでは神父、プロテスタントだと牧師ですね。
カトリックの聖職者を牧師といっても、必ずしも間違いとは言い切れないようですが、
そこはかえって「神父」でないと、わかりづらいという事もありますし。
難しい~!
翻訳する時もかなり気を遣うと思います。
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2017/09/18 13:20
下から2行、「まだまだ教師陣が教える内容は」です、抜けていました(*^^*ゞ
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2017/09/18 13:16
日本でも日本語の口語から(進化か劣化かわかりませんが)
使い方が変わってきているように、
アメリカでも時代やその時の流行の映画から
言葉の取り入れられ方が変わりますもんね。
それを知らない人が小説やドラマで翻訳されたものもあるようで
ここは意訳でいいなとか、ここは大きく勘違いしているなと思うときがあります。

それに、なんといっても宗教色がありますから
翻訳しにくくTVの字幕では問題があるので無難にそこを避けてますし(*^^*ゞ

文科省も、世界中の日本人学校に日本から英語教師を派遣したり、
いろいろ試みているようです。
公立の英語教育の内容は、大幅に変わったのだけれど
私立の古くからある学校などでは、まだまだ教師陣が古い内容のままで
英語教育には色々問題はあると思います。
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2017/09/17 23:48
>Reカズジャックさん
健全っw
ありがとうです~。
そうなんですよ、狭義のアートは美術や音楽などのいわゆる芸術をさすのですが、
広くはそういうような意味合いになるんです。
翻訳は難しいです。
よくある間違い(商業翻訳で)は、corn を「トウモロコシ」と訳すやつですね。
歴史の知識が少しでもあれば、トウモロコシがいつヨーロッパに広まったかわかるはずなのですが、
それ以前の時代のものなのにそう訳してしまう~。
ここでは、(その土地で広く作られている)穀物、が正しくなる。
ざっとこんな具合です。
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2017/09/16 15:17
お久しぶりです!中性的なコーデも健全で良かったです。
アートって以外に広域な意味なのですね、じゃあ音楽アーティストと言うと「音楽性が優れている」と言う意味合いになるのか・・・・
 確かにそういう要素が英語にあるから翻訳が難しそうですよね・・・・やっぱり英語のサイトを読んだりテキストが英語のみのゲームをやるにはそれなりに知識がないと出来ませんよね・・・
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2017/09/16 07:31
>すみれさん
いやー、プロの翻訳家ではありませんが、
アマチュアで翻訳していて、いわゆる「薄い本」で翻訳を出した事もあります(昔ですw)
今は著作権の事とかあるのでそれはやりませんけど、未訳本の概要を紹介したりとかはたまに。
言葉というのは面白いですよね。
時代によってもどんどん変化していきますね。
若者言葉にも若者特有の文化が反映されえいるのだと思います。

とはいえ、変化するだけではなくて、守る事も重要ですね~。
美しい日本語は美しい姿勢と同じで、守るのがなかなか大変です。

ね、漢文ってあまり習わないですよね?
でも明治の人は、西洋文学を研究した人も、みんな漢文ができるんです。
漢詩を作れる人もたくさんいました。
新しい概念を言葉にするには漢語はとても便利なので、
漢語、つまり漢文の知識は絶対必要ですw

報道などでやたらとカタカナ言葉が出てきますけど、
あれも、新しい概念をうまく日本語にできていないからだと思います~。
つまり、記者に教養が足りないのです。
で、これは記者ばかりを責められなくて、もっと漢文の授業をしないとだめだよというところにつながりますw
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2017/09/16 00:10
うさぎさんのblogでいろいろ勉強させてもらってます
うさぎさんは翻訳のお仕事をされてるの?
わたしは学生の頃は西洋文学が好きでした
原語で読むわけではないのですべて翻訳されたものですが
訳者さんによってきっと同じ文学でも違った感じのものになるということでしょうね
日本のことばの奥ゆかしさが好きですけれど 最近は若者の言葉に戸惑う自分がいて
省略される言葉に驚き なんでも同じ言葉で表現されてしまう言葉に驚き・・
美しい日本語を話される方が だんだん少なくなっていくようです 
日本語にない概念を知るために 漢語の世界ですか・・漢語の授業ってあまりなかったような
読むだけで終わっていたような・・何事も奥が深くて 受験勉強では
そこまで行きにくいのかもしれませんね。もっと身につく勉強をして来ればよかった、、(/_;)



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