Nicotto Town


シグキーリア


friend-名も無き物語-第6章 その②


   friend-名も無き物語-第6章 その②

  「そ、そうだね・・・バケッチャたちは夕暮れに
 活動を始めるって言われるし、もたもたして
 たらまた弄ばれるかもしれないし。」
 と僕がカゲロウ達とワラビの4匹に向かって
 そう言うとピカノンが、
 「じゃあ戻りましょうか。」
 と僕達とワラビの4匹に向かってそう言うと彼女は、
 「うん!」
 と僕達4匹に向かってそう言った。
 こうして僕達4匹とワラビは、紅葉の隠れ道奥地を
 後にして一路、森の入口で僕達4匹とワラビの
 帰りを待っているモココのエレアルの元へ
 帰り、彼女と一緒にテイルタウンに帰って行った。
 「ここがテイルタウンか・・・確かに別の意味で
 紅葉が似合う街だな。」
 とカゲロウがテイルタウンに入ると街の様子を
 見てそう言うと僕が、
 「すっかり暗くなっちゃったけど、夜の紅葉も
 風情があっていいね。」
 と街の様子を見ているカゲロウに向かってそう言った。
 「よし、じゃあこの街のギルドへ向かいま
 しょうか。」
 とミスティアが僕達に向かってそう言うとカゲロウが、
 「そうだな。体も休めたいし。」
 とミスティアに向かってそう言うとピカノンが、
 「ギルドは街の一番大きな建物ですよ。」
 と僕達に向かってそう言ってきた。
 僕達4匹はテイルタウンで一番大きな建物の前で
 ワラビ、エレアルと別れた後、ギルドらしき
 建物に入っていった。
 「いらっしゃいませ!こちらはフェティールギルドの
 ギルドカウンターです。
 貴方達のことはエレアルさんとワラビさんさんから
 伺っております。
 親方様本人からお礼を申し上げたいとの事なので
 是非お会いになってください。」
 ギルドらしき建物に入ると受付嬢のイーブイが
 僕達4匹に向かってそう言ってきた。
 「おっ、図らずして親方様に会えるのか。
 ありがたいな。」
 と受付嬢のイーブイの言葉を聞いたカゲロウが
 そう言うとミスティアが、
 「親方様に頼んでおかないといけないことも
 いくつかあるし早速会いに行きましょ。」
 と僕達に向かってそう言うと受付嬢のイーブイが、
 「親方様の部屋は3階です。
 ただセキュリティがかかっているので
 皆様の探検隊バッジをお貸しください。」
 と僕達に向かってそう言ってきた。すかさず
 カゲロウ、ミスティア、ピカノンの3匹は
 受付嬢のイーブイに探検隊バッジを手渡す。
 すると受付嬢のイーブイが僕の方を見て、
 「おや?
 そこのニャビーさんはバッジをお持ちでない
 のですね。」
 とそう聞いてきたので僕は、
 「あっ・・・はい・・・。先ほど一緒に行動するように
 なったばかりなので・・・。」
 と僕が受付嬢のイーブイにそう説明すると受付嬢のイーブイが、
 「わかりました。では代わりの認証コードを
 お渡しします。
 これで通れるはずです。」
 と僕に銀色に光る「貸出用認証コード」
 と書かれた札を手渡すと受付嬢のイーブイは
 僕に向かってそう言った。
 「あっ、ありがとうございます。」
 と僕は受付嬢のイーブイに向かってそうお礼を言った。
 「では他の方にはバッジをお返しします。
 以後このギルドには自由に出入りが可能に
 なります。それでは、ごゆっくり。」
 と受付嬢のイーブイはカゲロウ、ミスティア、ピカノンの
 3匹にそう言って探検隊バッジを手渡した。
 かくして僕達は、ギルドの3階に行き、
 親方様に閲見した。
 「やあ来たね。私がこのギルドの親方の
 フェティールだよ。」
 と僕達に向かって1匹の流れ星をかたどった
 バッジを身につけたトゲキッスがそう名乗ると続けて、
 「エレアルさんから話は聞いてるよ。
 ワラビを助けてくれたんだってね。どうも
 ありがとう。」
 と親方のフェティールは僕達に向かってお礼を言うと続けて、
 「あの子はうちのギルドに住まわせている子
 なんだけど、まだ実力不足でかつ子供っぽい
 性格だからたまに迷惑をかけちゃうんだ。」
 と親方のフェティールはヤレヤレと言った表情で
 僕達に向かってそう言うと続けて、
 「ただ探検家として活躍したいっていう気持ちは
 あるみたいなんだよね。だから今は修行して
 もらってるよ。ただまだチームがいないんだ。」
 と親方のフェティールは残念そうな顔をしながら
 僕達に向かってそう言うと続けて、
 「さて、君達に御礼をしたいところなんだけど
 何かリクエストでもある?」
 と親方のフェティールが僕達に向かって
 そう訪ねるとカゲロウが、
 「お礼というか・・・できれば今夜ここに泊めて
 ほしいのですが、大丈夫ですか?」
 と親方のフェティールに向かって
 そう訪ねると親方のフェティールが、
 「なんだそんなこと?ここは探検家なら誰でも
 宿泊自由だからね。無論オーケーだよ。
 早速部屋を用意しておくよ。」
 と僕達に向かってそう言うとカゲロウは、
 「ありがとうございます。あともう一つお願いが
 あるのですが、このニャビーにも探検隊
 バッジをくれないでしょうか?」
 と親方のフェティールに向かってお礼を言った後、
 親方のフェティールにそう訪ねたのだった・・・。

                  その③に続く




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