friend-名も無き物語-第5章 その③
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/09/08 20:42:10
friend-名も無き物語-第5章 その③
「準備は出来たか?」
と神主のヤシロウジは僕達4匹に向かって
そう訪ねてきた。僕が彼に向かって「はい」
と答えると、
「うむ。では、おぬしらの実力を見せて
もらおうかの・・・!」
こうして僕達4匹とヤシロウジとの勝負が始まった!!
僕達とヤシロウジとのバトルは、彼の得意技、
「葉っぱカッター」と「ギガドレイン」に
悩まされながらもみんなで力を合わせて攻撃を
加えてゆきヤシロウジを何とか打ち倒した!!
かくして僕達とヤシロウジとの勝負は、
何とか僕達が勝利した。
「ふむ、中々の実力よの。これなら探検隊と
しての今後の活躍が期待できるわい。」
と神主のヤシロウジは僕達4匹に向かって
そう言うと彼は続けて、
「とりあえずおぬしらを回復してやろう。」
と神主のヤシロウジは僕達4匹に向かってそう言うと彼は
僕達4匹にオボンの実を分け与えてくれた。
「ワシのわがままに付き合ってくれてありがとう
な。ささやかではあるがこれは御礼じゃ。」
と神主のヤシロウジは僕達4匹に向かってそう言うと彼は
僕達4匹にリンゴを2つと大きなリンゴを分け与えてくれた。
「おぬし達との勝負中々楽しめたぞ。また
遊びに来てくれよな。」
と神主のヤシロウジは僕達4匹に向かってそう言った。
「はい!」
とピカノンが神主のヤシロウジに向かって
そう言うとミスティアが、
「じゃあ1回ヤツハシティまで戻りましょうか。」
と僕とピカノンとカゲロウの3匹に向かってそう提案してきた。
「わかった。」
とカゲロウがミスティアに向かってそう言った。
「では、僕たちはこれで。」
と僕が神主のヤシロウジに向かってそう言うと
僕達4匹は和京神社を後にして、一路ヤツハシティまで戻っていった。
「ふふふ、今日は中々楽しかったわい。
今度久々にテイルのギルドにでも遊びに行くか
のう・・・。」
と神主のヤシロウジは僕達4匹が見えなくなった後、
そう言って微笑んだその時!!
???
「残念ですが貴方には別の場所へ
行ってもらおう。」
と誰もいない境内に何者かの声がこだまする。
「な、なんじゃ!?」
と神主のヤシロウジはそう言って辺りを
キョロキョロ見回すも声の主は見当たらない。
「誰じゃ!」
「どこにいる!」
と神主のヤシロウジはそう叫んでなおも辺りを
見回すも声の主は見当たらない。
???
「ふふふ・・・。」
と神主のヤシロウジの背後に1匹のアブソルが
現れて不気味に笑う。
「先ほどの戦い、中々いい勝負でしたね。
ですが・・・・・・。」
と神主のヤシロウジの背後に現れたアブソルは
神主のヤシロウジに向かってそう言うと
彼に有無を言わさず「シャドーボール」を喰らわせた。
「ぐっ・・・!?」
と神主のヤシロウジはアブソルの「シャドーボール」を
もろに喰らいそう呻いてその場に倒れ込んだ。
「そのせいで貴方は今疲れている・・・・・・
おかげで私も楽に仕事が出来ますよ。」
と神主のヤシロウジの背後に現れたアブソルは
その場に倒れ込んでいる神主のヤシロウジに
向かってそう言うと続けて、
「ふっふっふ・・・・・・さて、我々の野望の実現の
ために貴方にはある場所の占拠の手助けをして
いただきましょうか・・・私と一緒にね・・・。」
と神主のヤシロウジの背後に現れたアブソルは
その場に倒れ込んでいる神主のヤシロウジにそう言った。
「・・・・・・。」
神主のヤシロウジは脱力したまま無言でその場に立ち上がる。
「ふふふ・・・、疲れのお陰か精神力が低下して
いたようですね。操るのが楽に済みました。
では、行きましょうか。」
と神主のヤシロウジの背後に現れたアブソルは
そう言うと脱力したままの神主のヤシロウジと共に
和京神社から姿を消した。
「そういえば、ヤツハに戻った後はどうする?」
とカゲロウが僕とピカノンとミスティアの
3匹に向かってそう訪ねるとミスティアが、
「そうねぇ・・・・・・。」
と考え込んでいるとピカノンが、
「そういえば、ヤツハから北西に進むと
テイルタウンという街がありますが、そこに
いくのはどうでしょうか?」
と僕とミスティアとカゲロウの3匹に
向かってそう提案すると続けて、
「こことは別の意味で秋の風景が似合う場所
らしいですよ。」
とピカノンが僕とミスティアとカゲロウの3匹に
に向かってそう言うとミスティアが、
「あっ、テイルタウンで思い出した。
確かそこにはこのエリアのギルドがあったわね。
それとチパリネ君の実家があるだとか。」
とピカノンとカゲロウと僕の3匹に
向かってそう言うと続けて、
「セイヤ君の探検隊バッジも貰わないといけない
し、他にも話したいこととかあるし、そこの
ギルドに向かうことにしましょうか。」
とピカノンとカゲロウと僕の3匹に
向かってそう言うとカゲロウが、
「へぇ~、そこにもギルドがあるんだな・・・。
わかった。じゃあテイルタウンを目指すことに
しよう。」
とピカノンとミスティアと僕の3匹に
向かってそう言うとピカノンが、
「テイルタウンはヤツハシティから西に出て、
北のほうに進むといけますよ。」
と僕とミスティアとカゲロウの3匹に
向かってそう言った。
こうして僕達4匹は一路、ヤツハシティに向かい
ヤツハシティからまず西に向かって伸びる道を
進み次に北に向かって伸びる道を進んでいき
洞窟を抜ける。
「何かちょっと雰囲気変わったな。」
とカゲロウが洞窟を抜けると辺りを
キョロキョロと見回してそう言うとミスティアが、
「さっきまでと違ってファンシーな感じの紅葉の
道になったって感じかしら?」
と辺りをキョロキョロと見回しているカゲロウと
僕に向かってそう言ったのだった・・・。
その④に続く