Nicotto Town


シグキーリア


friend-名も無き物語-第5章 その①


   friend-名も無き物語-第5章 その①

 ーfriend-名も無き物語-第5章 元人間セイヤー

  「ふぅ~・・・何とか勝てた・・・とりあえず基本的な
 技は使えるみたいだな・・・。」
 と僕はひと息つくとそう言った。
 「・・・おや?これは・・・・・・。」
 と僕はその場に落ちていたオレンの実を拾った。
 「これは・・・確かオレンの実だっけ。さっきの
 コジョフーが落としていったみたいだな。」
 と僕はその場に落ちていたオレンの実を拾うとそう言った。
 「おっ!体に力がみなぎってくる!
 なるほど、オレンの実を食べると体力が回復する
 んだな。」
 と僕はその場に落ちていたオレンの実を拾って
 食べるとそう言った。
 「そういえばさっきお金も落としていったな・・・。
 これがこの世界での通貨・・・と見ていいのかな。
 敵を倒せばもらえるみたいだな。」
 と僕はその場に落ちていたPと印字された
 金貨を拾うとそう言った。
 「こうやってお金を稼いでどこかでアイテムを
 買う感じかな・・・・・・いかにもRPGっぽいな。」
 と僕はその場に落ちていた金貨を全て拾い集めるとそう言った。
 「・・・ってことはまずは街を目指したほうが
 よさそうだな。とりあえず進んでいこう。」
 と僕は街へと足を進めると突如、僕の目の前に野生の
 ポケモン、バケッチャが現れた!!
 「おっと、次の敵ポケモンか。」
 と僕は姿勢を低くして戦闘態勢をとるが、
 「って今度はバケッチャか・・・。ノーマル技は
 効かないしどうしよう・・・・・・。」
 と僕は敵を見て考え込む。
 「う~ん・・・あえて技でなく普通に攻撃
 してみる・・・とか?」
 と僕は野生のバケッチャを通常攻撃で倒した。
 「ふぅ~・・・何とか勝てた・・・持ち技によっては
 どうしようもないポケモンもいるから
 気をつけないとな・・・・・・。」
 と僕はひと息つくとそう言った。
 「幸いまたオレンの実を落としてくれたから
 これで回復しよう・・・。」
 と僕は野生のバケッチャが落としていった
 オレンの実を拾って食べるとそう言った。
 「・・・さて、どんどん先に進んでいくか。」
 と僕はまた街へと足を進める。
 すると突如、僕の目の前に野生の
 コジョフーが2体現れた!!
 「おっと今度はコジョフー2匹か・・・。
 どうしようか・・・。」
 と僕は僕の目の前に現れた
 野生のコジョフー2体を前に思案していると、
 「・・・?何だ?今の感覚は・・・・・・。
 僕のおなかが熱くなっている・・・?」
 と僕は自分の身体の変化に驚いてそう言った。
 「・・・いや、おなかだけじゃない。体全体がさっきとは
 違う感覚を覚えている・・・!これってもしかして
 さっきまでの戦いで体が感覚を掴んだのか・・・?」
 と僕は自分の身体の変化に驚いてそう言った。
 「今なら新しい技が使えるかも・・・!」
 と僕は姿勢を低くして戦闘態勢をとり、
 口から強く息を吐き出すと
 息と一緒に口から炎が吹き出た!!
 口から吹き出た炎によって1体の野生のコジョフーを
 倒し、再び息を吸い込み今度は更に強く口から息を吐き出すと
 強く吹き出した息と一緒に口から炎が渦を巻いて吹き出た!!
 口から吹き出た渦巻く炎によってもう1体の野生のコジョフーも
 打ち倒した!!
 「ふぅ~・・・だいぶ感覚がつかめてきたな。
 こんな感じに経験を積むと体が勝手に技を覚えて
 いく感じか・・・・・・。」
 と僕はひと息つくとそう言った。
 「・・・もうすぐこの道も終わりっぽいな。
 あの先が街に通じているといいんだけど・・・。」
 僕は恐らく街に続いているであろう道を進み、
 ヤツハシティに辿り着いた。僕はその街にある
 宿屋に入った。
 「はぁ~・・・いいお湯・・・・・・。まさか街だけ
 でなく温泉まであるとは・・・・・・。」
 と僕はその街にある宿屋の温泉で戦いで
 疲れ切った体を癒しながらそう言った。
 「ここも僕が住んでた京都っぽい雰囲気が漂って
 いるなぁ・・・・・・。」
 と僕はその街にある宿屋の温泉に浸かりながら
 湯船から外を見てそう言った。
 「・・・・・・。」
 と僕はその街にある宿屋の温泉に浸かりながら、
 「・・・・・・これからどうなるんだろう・・・僕・・・。」
 と僕は湯船に浸かりながら不安げにそう言った。
 「ずっとこの世界でニャビーとして生きない
 といけないのかなぁ・・・・・・。」
 と僕は湯船に浸かりながら不安げにそう言った。
 「それに帰って寝る家もないし・・・・・・
 どうしよう・・・・・・。」
 と僕は湯船に浸かりながら不安げにそう言ったその時、
 「あれ・・・そこにいるのって・・・・・・。」
 と湯船に入ってきた1匹のブラッキーが、
 「セイヤ?」
 と僕の名前を呼んだ。いきなり名前を呼ばれた僕が、
 「うわっ!?」
 と吃驚してその僕の名前を呼んだ方を向く。
 「・・・って、さっきのブラッキー君か・・・
 ビックリした・・・。」
 と彼を見てホッと胸をなで下ろす。
 「ごめんごめん。ところで何か今難しそうな
 顔してたけど・・・何かあったのか?」
 と彼は僕に向かってそう訪ねてきた。僕は、
 「えっ・・・えっと・・・・・・。」
 と僕は彼に向かってそう言った後、
 「(どうしよう・・・・・・僕が人間だったことって
 知られちゃって大丈夫かな・・・・・・。)」
 と僕は思案する。
 「・・・・・・。」
 と彼は少し黙っていたが、
 「・・・なぁ、もしかしてだけど・・・・・・
 実は元々人間だったりする?」
 と彼は僕に向かってそう訪ねてきた。僕は、
 「ッ!?」
 と驚きを隠せずにガバッと湯船に立ち上がり、
 「(か、感ずかれている・・・!?どうしよう!?
 誤魔化すべきか・・・?)」
 と僕は思案する。
 「(・・・・・・いや、でも彼はさっき僕を助けて
 くれたし・・・悪いポケモンではなさそうだし・・・
 悪タイプだけど。)」
 と僕は思案する。
 「(正直に話してみてもいいかもしれない・・・
 もしかしたら何か情報が掴めるかもしれない。
 よし。)」
 と僕は一つ、息を整えたのだった・・・。
  
                  その②に続く




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