Nicotto Town


シグキーリア


friend-名も無き物語-第4章 その③


   friend-名も無き物語-第4章 その③

  俺達はだんご屋で一服した後、ヤツハシティに向かった。
 「ここがヤツハシティか・・・・・・確かに昔っぽい
 雰囲気の街だな。しかもさっきと違って紅葉が
 あるし。」
 ヤツハシティに着いた俺が街を見回して
 そう言うとミスティアが、
 「さてと、名物の八つ橋は見ていくとして、
 このあとどうしようか。」
 と俺に向かってそう言うとピカノンが、
 「そうですねぇ・・・・・・。」
 と少し考えた後、
 「そうだ!確かこの街の東側以外の道路は紅葉の
 並木が続いていて、凄く綺麗だと聞いています。」
 と俺に向かってそう言うとピカノンは続けて、
 「そして南北の道を進んでいくと、庭園や神社が
 あるようですよ。折角ですし紅葉を楽しみながら
 それらを観光するのはどうでしょうか?」
 とピカノンは俺に向かってそう訪ねる。俺は、
 「なるほど。それはいいな。じゃあそうする
 ことにしようかな。最初は南のほうに進んで
 みるとするか。」
 とミスティアとピカノンの2匹に向かって
 そう言うとミスティアが、
 「じゃあその前にまずは名物の八つ橋でも食べに
 いきましょうか。」
 とピカノンと俺の2匹に向かってそう言うとピカノンが、
 「ミスティアさん、さっきから八つ橋のこと
 ばっかり!そんなに食べたいんですか?」
 とミスティアに向かって笑顔でそう言うと彼女は、
 「えへへ~。だって楽しみなんだも~ん。
 まあまずはこの街を散策してみましょ!」
 とピカノンと俺の2匹に向かって笑顔でそう言った。
 かくして俺達は一通りヤツハシティを散策した後、
 ヤツハシティから南に伸びる道を進んでいった。
 ヤツハシティから南に伸びる道では
 野生のボクレーに手を焼きながらも先に進む。
 するとその時!!
 ???
 「う、うわあぁぁ!!助けてぇ!!」
 突如その道の先から何者かの悲鳴が聞こえた。俺が、
 「今、誰かの声が聞こえなかったか?」
 とミスティアとピカノンの2匹に向かって
 そう訪ねるとミスティアが、
 「う、うん。この先から・・・。」
 と俺に向かってそう言うとピカノンが、
 「行ってみましょう!」
 と俺に向かってそう言った。
 俺達はその先に急いだ。
 ???
 「うわあぁぁ!!」
 再び俺達の耳に悲鳴が聞こえてきた。
 俺達が悲鳴の聞こえてきた方向を見ると
 ポチエナの群れに囲まれている1匹のニャビーが、
 ???
 「なんなんだよもう!
 目が覚めて見覚えない場所に居ると思ったら
 いきなりポチエナに襲われるし!」
 と彼は自分を囲んでいるポチエナの群れに
 驚いてそう言うと続けて、
 「しかも何かポチエナでかくない!?
 ってか何でポチエナが居るわけ!?」
 と彼は自分を囲んでいるポチエナの群れを前に
 相当怯えている。
 「うわっ!誰かがポチエナの群れに襲われて
 ますよ!」
 とピカノンがポチエナの群れに囲まれている
 ニャビーを見て俺にそう言うとミスティアが、
 「今助けるからね!」
 とポチエナの群れに囲まれている
 ニャビーに声を掛ける。
 ???
 「えっ!?」
 と彼は驚いて俺達3匹を見る。
 ポチエナの群れは、彼から離れ
 今度は俺達3匹を取り囲む。
 「何か色違いのポチエナが混ざってるんだけど。」
 俺は俺達3匹を取り囲んでいるポチエナの群れを
 冷静に観察して、ミスティアとピカノンの2匹に
 向かってそう言った。
 「多分、アイツが群れのリーダー
 なんじゃない?」
 とミスティアが俺に向かってそう言った。
 俺達3匹は自慢の技でポチエナの群れを
 追い払うと、最初にポチエナの群れに
 取り囲まれていたニャビーの元に駆け寄った。
 「君、大丈夫だった?」
 とミスティアがニャビーに向かってそう言うと彼は、
 「う、うん・・・助けてくれてありが・・・。」
 とミスティアに向かってそこまで言うと、
 「ってうわっ!?」
 と驚いて彼は俺達と一定の距離をとる。
 「どうかしましたか?」
 とピカノンが驚いて俺達と一定の距離をとっている
 彼にそう訪ねると彼は、
 「え・・・いや、なんでもない・・・。」
 とピカノンに向かってそう言うとミスティアが、
 「ところで君、名前は?」
 と彼に向かってそう訪ねると彼は、
 「え・・・セイヤ・・・だけど。」
 俺達に向かってそう名乗った。俺は、
 「セイヤか。わかった。ところでどうして
 さっきはポチエナに襲われてたんだ?」
 と彼に向かってそう訪ねると彼は、
 「・・・気づいたらここにいて・・・
 そしたら急に・・・。」
 と俺達に向かってさっきの状況を説明した・・・。
  
                  その④に続く




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