friend-名も無き物語-第4章 その①
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/08/28 21:39:03
friend-名も無き物語-第4章 その①
ーfriend-名も無き物語-第4章 裁きの時ー
全員この毒針でぶっ刺してやる!!」
とお尋ね者のスピアーは俺達とチパリネに向かって
そう言うと続けて、
「そしてその後そこのニンフィアも一緒に
たっぷり味わってやるぜ!!あ、子供には興味
ないからそこのピカチュウは除外な。」
とお尋ね者のスピアーがピカノンに向かって
そう言うと彼女が、
「誰が子供よ!!失礼ねっ!!確かにまだ
子供の年齢だけどあったま来た!!
電撃で黒焦げにしてやるんだから!!」
とお尋ね者のスピアーに向かって
思いっ切りそう叫んだ。
「カゲロウ君達!!」
とチパリネが俺達に向かってそう叫ぶと続けて、
「頼む・・・・・・不甲斐ないボクに代わって彼女を
助けて・・・・・・!」
とチパリネが自分の不甲斐なさに打ち震えながら
俺達に向かってそう頼み込んで来た。俺が、
「わかった。絶対助けるよ!大事なギルドの
仲間だもんな!!」
とチパリネに向かってそう言うとミスティアが続けて、
「あんな変態野郎は許せないもんね!!
絶対倒してコロネちゃんを救ってみせる!」
とチパリネに向かってそう言うとピカノンも続けて、
「私も馬鹿にされた恨みもありますし何より
先輩を襲うなんて許せません!!絶対に
コロネさんを救います!!」
とチパリネに向かってそう言うと彼が、
「みんな・・・・・・!ありがとう!ボクは今怪我して
動けないからこれはせめてもの
ボクの手助けだ・・・。」
と俺達にそう言うと彼は俺達にオレンの実を渡してきた。
「カワイコちゃんを目の前にした俺の本気を
舐めるなあぁぁぁ!!
くたばれええええぇぇぇ!!」
とお尋ね者のスピアーがそう言って
力をため始めた。すると奴の体が目映く光り、
お尋ね者のスピアーはメガスピアーへと
メガシンカして俺達に襲い掛かって来た!!
こうして俺達とお尋ね者のメガスピアーとの
勝負が始まった。
俺達とお尋ね者のメガスピアーとのバトルは、
奴の得意技「みだれづき」と「ダブルニードル」
にかなり苦戦したが、無事にお尋ね者のメガスピアーを
打ち倒した!!
かくして俺達とお尋ね者のメガスピアーとの勝負は、
俺達が辛くも勝利を納めた。
「グォ・・・・・・!ち・・・・・・くしょぉ・・・・・・。」
とメガスピアーから戻ったお尋ね者のスピアーは
俺達にそう言うと奴はその場に倒れた。
「チパリネ!」
とお尋ね者のスピアーの毒針から
解放されたコロネがチパリネに向かって
そう叫びながら彼の元に駆け寄る。
「コロネ!無事で良かった・・・!」
チパリネは痛みに顔を歪めながらも
コロネに向かって優しくそう言うと彼女が、
「助けてくれて本当にありがとう!
カゲロウ君たちには借りができちゃったね・・・。」
と俺達に向かってそう言うとチパリネが、
「さっきストラルで僕達の方が先輩、とか
言っちゃったけど恥ずかしいよ・・・。お尋ね者
相手に何もできなかったなんて・・・。」
とチパリネが俺達に向かってそう言うと彼は続けて、
「コロネを助けてくれて本当にありがとう!
君達がいなかったらどうなっていたことか・・・。」
と俺達に向かってそうお礼を言うとミスティアが、
「気にしないで。大事にギルドの仲間だもの。
助けるのは当然でしょ?」
とチパリネ達2匹に向かってそう言った。そして俺が、
「さーてじゃあこのド変態野郎を警察に
突き出すか。っていうかこの世界警察いるのか?」
と俺が気絶しているお尋ね者のスピアーを
逃げられないように縛り上げながらそう言うとミスティアが、
「もちろんよ。早速スマポで連絡しておいたわ。」
と俺に向かって自分の携帯端末を見せながらそう言った。
「って携帯まであるのかよこの世界。すげぇな。」
と俺はミスティアの携帯を見て驚きながら
彼女にそう言った。するとコロネが、
「ん・・・・・・?」
と首を傾げながら俺を見ている。そんな彼女の
様子に気付いたチパリネが、
「?どうしたの?コロネ。」
とコロネにそう訪ねると彼女は、
「え?ああ何でもないよ♪
ちょっと気持ちの整理をね・・・・・・。」
とチパリネに向かってそう言うと彼が、
「あ、なるほどね。まあもうお尋ね者は倒した
し落ち着こう。」
とコロネに向かってそう言うと彼女は、
「うん・・・・・・。」
と不思議そうに俺の方を見ながらそう言った。
「ワタシハジバコイルノ『コイルボ』。
コノチイキノホアンカンデス。
コノタビハオカゲサマデ・・・・・・
オ尋ネ者ヲタイホ
スルコトガデキマシタ!
ゴキョウリョクカンシャ
イタシマス!
賞金ハギルドニ
オクッテオキマス。
アリガトウガザイマシタ!
サア、クルンダ。」
この地域の保安官のジバコイルの
コイルボが俺達にそうお礼を言った後、
俺が縄できつく縛り上げておいたお尋ね者のスピアーを
コイル達と共に連行していった・・・。
その②に続く