PC-9801プログラムの解析:報酬30万円
- カテゴリ:パソコン/インターネット
- 2017/08/26 05:53:29
https://developers.srad.jp/story/17/08/24/0911211/
PC-9801プログラムの解析
EXEファイルのバイナリのみで、ソースコードや仕様書などが一切存在せず保守が不可能なプログラム2本
各プログラムのINPUT/OUTPUT仕様書を作成するのに9月末までで報酬が「10~20万円」という案件が話題になっている。
現在30万円に値上げされてはいる。
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極めて困難な仕事を激安価格で他人に押し付けようとするフリープログラマーはアマタいると聞く。
EXEファイル≒オブジェクトプログラムを逆アセンブルしてアセンブラコードを得たとしても
何の処理をしているのか、まず分からんだろう。
ソースコード紛失で開発言語すら不明なプログラムを保守しようという発想が分からん。
C言語等の逆コンパイルで、ある程度判読可能なプログラムが生成される可能性もある。
こういう資料紛失による、困難な案件は昔のオフコン関係でもあったが、客がソースコードや仕様書、各種資料の価値を
まったく理解せずに年末にまとめて廃棄後、数年してからシステム改造を言い出すという困った事態が散見された。
その時になってようやく、これはマズイと開発会社に問い合わせると とっくの昔に倒産してましたというのは
日常の風景としてよくあるが肝心の開発者が、すでに退職していたなんて事は さらによくある風景だった。
毎日システムが動いているから問題ないというのはシステムを改造する必要がない場合に限られており
大抵の業務が何らかの改造を必要とする場合が多々ある。
そして肝心の仕様書とソースプログラムはとっくの昔に廃棄され、すでに取り返しがつかない状況になっているのに
「システム屋に言えば何とでもするだろう」という脳天気な管理職が、こういった無茶な案件を持ち込む。
そこで費用がいくらかかるかという話になると
「システムを一から作り直すしか無い」となり膨大な料金が発生すると知って「あんたら、そんな商売してんのか」と逆ギレするのだろう。
結局、客側のシステム管理体制があってないようなモノなのだが、費用を節約する事しか頭にないから
運用中にデータの保管場所がないとなると真っ先にシステムのソースプログラム格納エリアが初期化されたりする。
後でシステム変更する時、それが必要になるからバックアップを取ろうという発想すらないのだろう。
PC-9801プログラムの解析かぁ。
大昔のマイコンマニアなら何とかなったかも知れないなぁーと懐かしむ。
「えらい事になったぞー」と出せる範囲の金を提示したというところでしょうか。
ボク やだっw
今動いているPCであれば ハードウェアアドレスは PCの内部を見ればわかるのでしょうが…
それにしても 30万円で ヤロウとは思いませんねww