friend-名も無き物語-第3章 その①
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/08/24 20:40:47
friend-名も無き物語-第3章 その①
ーfriend-名も無き物語-第3章 夢追人ー
「(・・・・・・しかしカゲロウ君、この世界に来た
ばかりだというのにあそこのオーロットを倒す
とは・・・・・・。)」
「(確か元人間は普通のポケモンよりもその体に
秘められた能力は高いと聞いたことがある。
きっと彼もそうなんだろう・・・・・・。)」
「(・・・・・・いやまてよ?その秘められた能力が
ポケモンにはない元人間だけの特別な能力だと
したら・・・・・・?)」
「(・・・だが彼の素の力はまだまだ弱い。
彼がどう成長していくのか、またどんな力を
秘めているのか・・・・・・。)」
「(・・・今後が楽しみだ・・・。)」
次の日の朝・・・。
「やあおはよう。今日はピカノンちゃんを迎えに
行くんだよね?」
とウォーラルは彼の所に朝の挨拶に来た俺達2匹に
向かって笑顔でそう言うと俺は、
「はい。」
とウォーラルに向かってそう言うと彼女が、
「それでついでといってはなんだけど、また依頼
が来ているんだ。ストラルシティの西にある洞窟の
中に逃げ込んだ『お尋ね者』の退治のね。」
とウォーラルは俺達2匹に向かってそう言うと続けて、
「悪いんだけど3匹で行ってきてくれるかな?」
とウォーラルは俺達2匹に向かってそう言うとミスティアが、
「わかりました!」
とウォーラルに向かって即座にそう言うと彼女は、
「お尋ね者の依頼は初めてだけど、前ギルドに
入ってきたコソ泥を退治してくれたカゲロウ君
なら大丈夫だろう。」
と俺達2匹に向かってそう言うと彼女は続けて、
「2匹でピカノンちゃんをしっかり守りつつ、
3匹で依頼を成功させてきてね。頼んだよ。」
と俺達2匹に向かってそう言うと彼女は更に続けて、
「あ、そうだ。その洞窟は『不思議のダンジョン』
になっているから気をつけてね。」
とウォーラルは俺達2匹に向かってそう言った。俺が、
「不思議のダンジョン?」
とウォーラルに向かってそう訪ねると彼女は、
「そう。『不思議のダンジョン』とは、最近一部
のダンジョンで起きている現象でそのダンジョン
に入るたびに地形がガラリと変わるんだ。」
とウォーラルは俺に向かってそう言うと彼女は続けて、
「輝きの森は普通のダンジョンだから道を覚えて
いれば迷うことはないけど、不思議のダンジョン
はその常識が通用しないからね。」
とウォーラルは俺に向かってそう言うと彼女は更に続けて、
「まあ最終的に抜けられる様にはなっているから
そこは安心していいよ。わかったかな?」
とウォーラルは俺に向かってそう言うとミスティアが、
「じゃあ今回は昨日よりも気を引き締めていかな
いとね。わかりました。」
とウォーラルに向かってそう言うと彼女は、
「それじゃ、頑張って。」
と俺達2匹に向かってそう言った。
こうして俺達2匹はギルドを後にし、
輝きの森に向かった。
「ふぅ・・・。やっと森を抜けたね。」
とミスティアが肩で息をしながら
俺に向かってそう言った。俺が、
「正面に外壁で囲まれている大きな街があるな。」
と正面にある外壁で囲まれている大きな街を
前足で指し示してそう言うとミスティアが、
「あれがストラルシティだよ。早く行こう!」
と俺に向かってそう言うと彼女は俺を急かす。
「ここがストラルシティか・・・。予想してたより
かなり大きな街だな。」
と街に入った俺は街を見回してそう言うとミスティアが、
「このエリアだと一番大きい街だからね。施設も
充実してるしここで冒険の準備もしていこう。
と、その前にピカノンを迎えに行きましょう。」
と俺に向かってそう言った。
俺達2匹がピカノンの家を見つけて家の中に
入ると彼女と彼女の母らしきライチュウが
向き合って何やら言い合っていた。
「・・・本当に行くのね?」
と彼女の母がピカノンに向かってそう言うと彼女は、
「もちろん。私ももう14だよ?憧れてた立派な
探検家を目指したいの。」
と彼女の母に向かってそう言うと彼女の母は、
「そう・・・・・・どうやら私が子離れしないと
いけないみたいね。ほら、お迎えが来てるわよ。」
と彼女の母が俺達2匹をみると
ピカノンに向かってそう言った。
「あ!カゲロウさんにミスティアさん!
待ってましたよ!」
とピカノンは俺達2匹に向かってそう言った。
「あなたたちがこの子の言っていた・・・・・・
・・・って少し疲れてるようだけど?」
と彼女の母は俺達2匹を見てそう言うと続けて、
「わざわざ迎えに来てくださったんですもの。
少し休んでいってください。」
と彼女の母は俺達2匹に向かってそう言った。
「ではお言葉に甘えて・・・・・・。」
とミスティアが彼女の母に向かってそう言うと
俺達は彼女の家で少し休ませて貰った。
「それでは・・・ピカノンのことよろしくお願い
します。」
彼女の家で少し休ませて貰った後、
彼女の母は俺達2匹に向かってそう言った。
「わかりました。」
と俺が彼女の母に向かってそう言うと彼女の母は、
「それとピカノン。折角だからこれを持って
行きなさい。旅の途中の気分転換に使うといいわ。」
と彼女の母はピカノンに向かってそう言うと
彼女の母は、彼女に赤いサウンドプレイヤー
を手渡した・・・。
その②に続く