friend-名も無き物語-第2章 その②
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/08/20 11:01:40
friend-名も無き物語-第2章 その②
「えーっと、チーム名は・・・・・・。」
俺は少し戸惑いながらも『フレンディア』という
チーム名をウォーラルとミスティアに向かって
発表した。
「『フレンディア』でいいんだね?」
とウォーラルが俺に向かってそう訪ねた。俺は、
はいとウォーラルに答えた。
「チーム『フレンディア』!
うん!いいと思うよ!」
とウォーラルがチーム名を聞いてそう言うとミスティアも、
「私も異議なし!」
と笑顔で俺に向かってそう言った。
「よし、じゃあチーム『フレンディア』を
正式にここに認めるものとする!」
とウォーラルが俺達2匹に向かってそう言うとミスティアが、
「それじゃあカゲロウ君!チーム『フレンディア』
として一緒に頑張ろうね!」
と笑顔で俺に向かってそう言った。俺も、
「ああ!よろしく!」
と笑顔でミスティアに向かってそう言った。
そんな俺達2匹にウォーラルが、
「それじゃあ探検隊チーム結成記念の品々を
あげよう!」
と言うとウォーラルがと俺達2匹に探検隊バッジを
渡した。こうして俺達は探検隊バッジを手に入れた!
「それは探検隊バッジ!探検隊であるという
証だよ!結構それで受けられるサービスとかも
あったりするんだ。」
とウォーラルが俺達2匹にそう言うと彼女は続けて、
「それと、これは冒険の時に使える道具や薬、
アイテムだよ。きっと役に立つはず!」
とウォーラルが俺達2匹にそう言うと俺達2匹に
色々な道具を貰った。
「それと、これはこの世界でのお金!
敵を倒したりアイテムを売ったりすると手に入る
よ。食料や武器、アイテムの調達に使ってね。」
こうして俺達はウォーラルから1000ポケを手に入れた!
「いろいろとありがとうございます!」
と俺はウォーラルに向かってそうお礼を言った。
「そしてフレンディアの初依頼が来てるよ!」
とウォーラルが俺達2匹に向かってそう言うとミスティアが、
「おおっ!!早速ですか!」
とウォーラルに向かってそう言うと彼女は、
「えーと、内容はこんな感じだよ。」
とフレンディアに宛てて書かれた依頼書を読む。
~依頼~
実は、輝きの森に隠された泉があると噂を聞いて見てみたいと
思っています。よろしければいっしょに探しませんか?
私は先に行っています。~ピカノンより~
依頼書にはそう書かれていた。
「つまるところ輝きの森ってところの調査依頼・・・
ってところですかね?
そのピカノンってポケが依頼主ですか?」
とミスティアがウォーラルに向かってそう言うと彼女は、
「そうだね。依頼主はピカノンというピカチュウ
だったよ。」
とミスティアに向かってそう言うと続けて、
「先に一匹で探しに行ってるみたいだから、
合流して調査しに行ってみてよ。」
とミスティアに向かってそう提案した。
「わかりました。」
と俺がウォーラルに向かってそう言うと彼女は続けて、
「輝きの森はこのギルドの少し北にある
けど、そこに行く前にギルドの東側にある
カンキツシティという港街に行くといい。」
とウォーラルが俺に向かってそう言うと更に彼女は続けて、
「そこでアイテムや道具などを調達してから
輝きの森に向かうといい。道中にも野生の
ポケモンは多いからね。」
とウォーラルが俺達2匹に向かってそう言うとミスティアが、
「はーい!」
とウォーラルに向かってそう返事を返すと彼女は、
「それじゃ、初めての探検頑張ってね!」
と俺達2匹に向かってそう言った。
俺とミスティア達2匹はカンキツシティという港街に行き
消耗品と装備品を2匹分買い揃えて輝きの森に向かった。
「輝きの森はこの道を真っ直ぐ行った先だよ!
頑張ろうね!」
とミスティアが俺に向かってそう言った。
「ここが輝きの森か・・・確かに木漏れ日で輝いて
見えるな。」
輝きの森に着くと俺はミスティアに向かって
そう言うとミスティアが、
「その分周りは暗いってことだけどね。
とりあえずまずは依頼主のピカチュウを探そう。」
と俺に向かってそう言った。
かくして俺達は輝きの森に入っていった。
輝きの森では野生のポケモンとのエンカウントに
悩まされながら輝きの森の最奥部につくと其処に
1匹のピカチュウが待っていた。
「あなたがピカノンさん?」
とミスティアがピカノンと呼んだピカチュウに
そう聞くとピカノンは、
「あっ、はい!私が依頼主のピカノンです!
ということはあなた達が依頼を受けてくださった
探検隊さんですか?」
と俺達2匹に向かってそう言うとミスティアが、
「そうだよー!」
とピカノンに向かってそう言うと彼女は、
「ありがとうございます!」
と俺達2匹に向かってそうお礼を言うと続けて、
「で、そちらの道中で湖らしき場所は
ありましたか?」
とピカノンは俺達2匹に向かってそう言うと俺は、
「いや・・・・・・。」
とピカノンに残念そうに首を横に振ってそう言うと彼女は、
「そうですか・・・・・・私は反対側から来たので
もしかしたらこの先にあるのかもしれません!」
と俺達2匹に向かって彼女はそう言うと続けて、
「じゃあ私は先に行って・・・・・・。」
と彼女が俺達2匹に向かってそう言ったその時!!
ダレダ・・・・・・コノ地ニ足ヲ踏ミ入レル者ハ・・・・・・。
突如森の木々がざわめき、ドスのきいた低い声が
俺とミスティア、そしてピカノンの3匹に聞こえてきた。
「え・・・・・・な、何・・・・・・?」
と彼女が突然聞こえてきたドスのきいた低い声に
吃驚しながらそう言った。
「誰かいる・・・・・・!」
俺は臨戦態勢で構える。
ココハ通サヌ・・・・・・ドウシテモ通リタイナラバ
ワタシヲ倒シテミロ・・・・・・!
ドスのきいた低い声はそう言うと俺達3匹の前に
1匹のオーロットが現れ俺達に襲い掛かって来た!!
「うわああああああ!!」
ピカノンは思わず悲鳴を上げて
恐怖の余り失神してしまった・・・。
その③に続く