Nicotto Town


ごま塩ニシン


脳活日誌875号

   人生のやり直し。
 仕切り直しはできない。何故なら、過去に戻れないからだ。高校野球で甲子園に出場したいと思っていても、県の決勝戦で敗れたら、出場はできない。甲子園に向かっての再出発はできる。大学野球、社会人野球、プロ野球球団の育成もある。だから、視点を変えて、さらなる挑戦はできる。新規の蒔き直しはできる。反復学習はできる。大きな夢を抱いておれば、目標を見失わなければ、再出発は常にある。

 ただ、俗に逃げた鯉は大きいという言葉もある。あの時に仕留めておけば、違った展開もあっただろう。あの時と、今の、この時とは時間差があるだけで思いを充たす気持ちは同じである。この意味で希望を忘れず、挑戦をしていくしかないのだろう。二十代の頃は、ある意味、事情が分からなくても、失敗しても怖がることはないという思いで踏み出せた。ところが、年齢を重ねてくると、未知数と確実性の比率を見分けるのに慎重になってくる。考え過ぎるようになってくる。経験、知識共に豊富になってくるから、石橋を叩いて渡るようになる。失敗をしたくないという意識が強くなってくる。

 何もしなくても、生命の老化は一方的に進んでいく。元に戻してほしいという哀願を嘲笑うかのように皮膚の艶がなくなり、シミが増え、間接に痛みが走る。急激な動作をすると心臓がアップアップする。この場合、逆戻りは不可でも、老化補修はできる。崩れかけた壁の上塗りは無駄かもしれないが、補強はできる。筋力は鍛えれば、補強できる。これは事実である。やれば、効果が出てくる。これからは老化補修である。

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2017/07/30 10:49
ごま塩ニシンさん、おはようございます。

私、若い頃は(今でも十分若いですけれど(笑))、「わからないことはやってみよう」って思っていたんです。
失敗するかもしれないけれど、それはそれで「あ、この方法はダメなのね」って結論が出るだけいいじゃない、って。
でも最近は、「わからないからやめておく」って方向に変わってきて。
この方が確かに失敗は少ないです。

でも、
20代の頃の、あの頃の気持ちを取り戻したい、って最近、思います。
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2017/07/29 12:48
本当に、時間というものは取り戻せなくて
切ないものですね。
中々出来ないでいますが私も「補修」しなくては。と
常々思ってます。



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