Nicotto Town


シグキーリア


アラキの大冒険Season2PART0第5章


   アラキの大冒険Season2PART0第5章 その②

  「あっしは岩鋼タイプ・・・格闘技は大の苦手・・・。
 なんとか耐え返しの一撃は食らわせましたが
 その隙にこの先に逃げられてしまいました・・・・・・。」
 と痛みに顔を歪めながら北の遺跡への
 道を見てトリデプスはそう言うと続けて、
 「郷長・・・・・・不甲斐無い自分をお許し下さい・・・。」
 と痛みに顔を歪めながらトリデプスはそう言うと
 ウッドトルに泣きながら頭を下げる。
 「わかっておる!お主は十分使命を果たした!
 今は早く傷を手当てしなければ・・・・・・。」
 とウッドトルは自分に痛みに顔を歪めて泣きながら
 頭を下げているトリデプスにそう言うと続けて、
 「しかし・・・・・・その3人組も放ってはおけぬ・・・。
 あそこは神聖な地・・・・・・悪人の手で汚しては
 ならぬのだ・・・・・・。」
 とウッドトルはむむむと唸りながらそう言うと僕達の
 方に向き直って、
 「すまぬそなた達。儂の代わりにそいつらを
 止めに行ってくれ・・・・・・あそこにある物を悪用
 されては困る・・・!」
 とウッドトルは僕達にそう頼み込んできた。
 「勿論です!私も探検家としてそういう奴らを
 止めるのも仕事ですから!」
 とアノートがウッドトルにそう言った。
 「俺もギルドの親方としてはそういう奴らは
 見過ごせない。そいつらを捕まえて来て
 みせます!」
 とアノートに続いてネルフがウッドトルにそう言った。
 「そうだね。2匹ともよく言った。みんなで
 その3人組を追いかけよう。」
 とボルトールがアノート達2匹を褒めるとその場にいた
 アノート達2匹を抜いた僕達全員にそう言った。
 「頼んだぞ・・・・・・!」
 とウッドトルは門番のトリデプスの傷を手当て
 しながら僕達全員にそう言った。
 「ううっ・・・・・・すみません皆さん・・・頼みます・・・。」
 と痛みに顔を歪めながらトリデプスは僕達全員にそう言った。
 僕達が注意深く境界遺跡への道を進んでいくと
 遺跡の入口が見えてきた。
 「(!みんなストップ!)」
 とアノートが遺跡の入口を前足で指し示して
 僕達全員に小声でそう言った。
 見ると遺跡の入口にはスカタンク、ザングース、レパルダス
 の3匹が立っていた。
 「(正面に誰かいるよ!)」
 と僕が遺跡の入口に立っている3匹を前足で指し示して
 アノート達に小声でそう言った。
 ???
 「この先か・・・・・・クククッ。」
 と不気味な笑みを浮かべながらスカタンクが
 そう言うとレパルダスが、
 ???2
 「ここまでやたら長い森でしんどかったにゃ。
 さっさと目的の物を探すにゃ!」
 と瞳を怪しげに光らせてそう言うとザングースが、
 ???3
 「・・・そうだな。早いところ探し出してずらかるか!」
 と残忍そうな瞳で遺跡を見て中に入ろうとする。
 「待てお前ら!」
 とネルフは悪者3匹を呼び止めて、
 「お前らだな!南の里でトリデプスを強行突破
 したのは!」
 とネルフは悪者3匹に向かってそう叫んだ。
 ???3
 「チッ、追手が思ったより早く来たな。
 こりゃ厄介な事になったぜ。」
 とザングースは残忍そうな瞳で僕達を
 見るとスカタンク、レパルダスの
 2匹にそう言った。
 「どうするのニャ!!レイン!!」
 とレパルダスは彼がレインと呼んだ
 ザングースに向かってそう叫んだ。
 「ふっふっふっ、安心しろエーティ。
 こんなこともあろうと既に手は打ってある。
 なっ、ドグラス。」
 と彼がエーティと呼んだレパルダスにレインと呼ばれた
 ザングースは残忍そうな瞳でドグラスと呼んだ
 スカタンクにそう言った。
 「クククッ、その通り。」
 と彼がエーティと呼んだレパルダスにレインと呼ばれた
 ザングースにドグラスと呼ばれたスカタンクが
 不気味な笑みを浮かべながら僕達にそう言った。
 「ようお前達。こんなところまでわざわざ
 ご苦労様なこった。だがな、オレ様たちもここで
 捕まるわけにはいかないんでねぇ。」
 と彼ら2匹にドグラスと呼ばれたスカタンクが不気味な笑みを
 浮かべながら僕達の前に出てくるとそう言って、
 「ちょっくら時間を稼がせてもらうぜ!」
 とドグラスはその場にいた僕達に背を向けて
 毒ガスを放った。途端に付近一帯に黒煙と異臭が、
 立ち込める。
 「うわぁっ!?ゲホッ!ゴホッ!!
 ちょっとなにこれ凄くくさいっ!!」
 とライトがドグラスの放った毒ガスの煙と異臭に
 咳き込みながらそう言った。
 「なんかスカタンクって時点で大体予想ついてた
 けどこれスカタンクの毒ガスのおならだよ!!
 ゲホッ!!くさっ!!」
 とリーフが自分の両手で口と鼻を押さえながら
 そう言った。
 「目に染みて目の前が見えねぇ!!・・・ゲホァ!!」
 とシャドーがドグラスの放った毒ガスの煙と異臭に
 咳き込みながら自分の両前足でしきりに
 顔を擦りながらそう言った。
 「みんなこれを吸い込まないようにして!」
 とボルトールが自分の両手で口と鼻を押さえながら
 僕達にそう言った。
 「目に染みるうううぅぅぅ!!涙とまらない!!」
 とアノートがドグラスの放った毒ガスの影響で
 涙を流しながらそう叫んだ。
 「ああでも確かバッグのこの辺に・・・ゲホッ!!
 昨日買い出しに行った時に買ったあれがゲホッ!!
 あるはずっ・・・・・・!!」
 とアノートがドグラスの放った毒ガスの影響で
 涙を流しながらも自分の背負っていたバッグを
 ガサゴソと探りながらそう言った。
 「あっ!多分これ・・・ゴフッ!!これを使えば
 目ェ痛えなああああああオイ!!!」
 とアノートがドグラスの放った毒ガスの影響で
 涙を流しながらも自分の背負っていたバッグから
 何かを取り出してそう言った。
 「ゲホッ!!ア、アノート、それは!?」
 と僕が咳き込みながらそう言うと
 アノートは涙を流しながら、
 「買い出しに行った時に買ったトイレ消臭剤よ!!
 こんなおなら攻撃なんかこれですぐ消臭してやる
 んだからあああ!!」
 とアノートがそう叫んでドグラスの放った毒ガスの影響で
 涙を流しながらも自分の背負っていたバッグから
 『サイコー空間』と書かれたトイレ用消臭剤を
 勢いよくその場にぶちまけた・・・。

                     その③に続く




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