安倍政権への不信が揺さぶった「盤石の2万円」
- カテゴリ:その他
- 2017/07/25 08:49:05
安倍政権への不信が揺さぶった「盤石の2万円」
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO19173030U7A720C1000000/
株価は過去1年、1万6千円から2万円まで上がってきたので、そろそろ値が下がるだろうという
頃合いに「安倍政権への不信で株価低迷」を予言する日経新聞。
いやー株価が下がり始めたのはトランプ大統領の公共投資が、議会の承認が得られず ほとんど頓挫した事による失望感ではないのだろうか。
トランプは鉄鋼製品の関税を勝手に上げると言っているが、こういう保護主義貿易が世界経済の混乱を引き起こすことは容易に想像できる。
そのタイミングと安倍政権の批判が、同じだったから株価が低迷しだしたという分析が成り立つように思う。
株価の先行きを占うような経済学者、証券会社のコメントを読むと多くの場合
色んな粗雑な情報を並べ立てる事が多い。
「ヨーロッパの経済不安要素がー」
「アメリカの政権運営に陰りがー」
「中国の経済成長の鈍化がー」
「韓国の対米輸出をアメリカが問題視」
とにかく色々言っておけば後で株価が混乱しても
「ほら、やっぱり思った通りだ」とエセ予言者は、したり顔で自慢するのだ。
全く解説しようがないタイミングでの株価急落なら「投資家心理の冷え込みが」と言えば
聞き手は「そういうものかな」と納得するのだろうか。
株価の先行きを語る者たちは、とにかく無責任なような気がする。
ある証券会社のアナリストが休暇だからと、前もって株価予想を出したまま放置していた所
次の日、株価の急落で市場は大混乱だったのに休暇を取っているアナリストのコメントだけが
株価上昇を予想していたのだから、堪らない。
他の証券会社は一斉に株価急落に追随するコメントを発表する中、休んでいるアナリストの証券会社だけが昨日の予想を公開し続けているわけだが、これなどは
台風が上陸している最中に晴れの天気予報を出すようなもので、証券会社と言えどもいい加減なものだと失望させられる。
いい加減なものです。
株価は個人的にバブル経済のように天井知らずになってほしいものです。