Nicotto Town


シグキーリア


アラキの大冒険Season2PART0第3章


   アラキの大冒険Season2PART0第3章 その①

 ーアラキの大冒険Season2PART0第3章 新しい旅立ちー

  彼の存在が私にとってここまで大きなものだったんだって
 実感した瞬間だった。
 とにかくおかえり・・・アラキ・・・。
 起きたらまたたくさん遊ぼうね・・・・・・!
 みんな君の事・・・・・・大好きだから・・・・・・。
 次の日の朝ごろ。
 (・・・・・・やっぱり夢じゃなかったんだな・・・・・・。)
 僕は窓から差し込んでくる眩しい朝日に
 目を覚ます。
 (・・・・・・この部屋も久々だな。この姿も。)
 僕は自分に掛けられたタオルケットを置いて
 ベットを降りて近くの姿見で自分の姿を見る。
 (あの後人間界に戻って、姿も人間に戻っていた
 けど、何かぎこちなかったんだよな・・・・・・。)
 と僕はアノートの部屋をキョロキョロと見回す。
 (なんというか・・・・・・こっちの姿の方が身軽だし
 色々行動しやすいしね。ポケモン達とも
 馴染めるし・・・・・・。)
 と僕はアノートの部屋をキョロキョロと見回す。
 (まあ、ポケモンになれたのは幸運だったのかも
 しれないな。こっちの世界は本当に楽しいし。)
 と僕はアノートの部屋をキョロキョロと見回す。
 (・・・アノート達は下に居るのかな?)
 と僕は自分のいる部屋をキョロキョロと見回すと
 階段を降りる。
 「おはよう。良く眠れたかしら?」
 1階に降りるとアノートがそう言って僕を笑顔で
 出迎える。
 「やあおはよう。この家も久々だね。」
 と僕はアノートにそう言った。
 「そうね。貴方が戻ってきてくれたおかげで
 ようやく心に開いていた穴が埋まった気がするわ。
 これからも一緒に過ごしましょ!」
 とアノートが僕に笑顔でそう言った。
 「うん。またよろしくね!」
 と僕はアノートにつられて笑顔でそう言った。
 「(でもよかった・・・!夢じゃない・・・!!
 アラキが戻って来たんだ・・・・・・凄く嬉しい!!
 って私ったら何でこんな興奮してるの・・・!?)」
 とアノートが顔を赤くしてしばらくボーッと
 してそんな事を考えていたら、
 「どうしたの?いつもより顔赤いけど。」
 とアラキが顔を赤くしてしばらくボーッとしている
 アノートの顔を覗き込んでそう訪ねるとアノートは、
 「なっ!?ななな何でも無いわよっ!?
 大丈夫!うん!至って私は健康ですっ!!」
 とアノートが顔を赤らめながら慌てて僕にそう言った。
 「?ならいいけど・・・。」
 僕はアノートが何故顔を赤らめながら慌てているのか
 さっぱり判らなかった。そんな僕にアノートが、
 「そ、そうだ。とりあえずギルドに行きましょ!
 皆に貴方が帰って来たこと報告しなくちゃ!」
 と顔を赤らめながら慌てて僕にそう提案した。僕は、
 「わかった。行こう。」
 とアノートにそう言うと2匹一緒に家の外に出る。
 すると家の前でジラーチが待っていた。
 「ってジラーチ!?何でここに居るの!?」
 とアノートが驚きながらそう言うとジラーチは、
 「ちょっとした報告さ。」
 ジラーチは驚いているアノート達にそう言うと続けて、
 「とりあえずまずは願いが叶ってよかったね!」
 とジラーチはアノートに微笑みながら
 そう言うとアノートが、
 「貴方のおかげよ!本当にありがとう!
 あと家まで寝ている間に送ってくれたのよね?」
 とジラーチにお礼を言うと彼は、
 「僕はただ手助けしただけさ。あと流石に
 寝てても僕達が送ったことは気付いていたか。」
 とジラーチはアノートにそう言うと続けて、
 「アグノムはあの後太陽の湖の空洞に帰ったよ。
 彼も何か言いたいことがあるらしいからギルドを
 訪れた後に会いに行って見るといいよ。」
 とジラーチはアノートにそう言うと彼女は、
 「わかったわ!本当にありがとうね!」
 とジラーチにお礼を言うと彼は、
 「いやいや。君達の幸せそうな顔を見ていると
 叶えた甲斐があったなって思うよ。できれば今度
 また遊びに来てね。じゃあね!」
 とジラーチはアノート達に微笑みながら
 そう言って空の彼方に消えていった。
 「あっアラキさん!戻ってこられたん
 ですね!嬉しいです!」
 僕がギルドに入るとギルドの調理場から
 料理を持ったミルクが僕に笑顔でそう言った。
 するとミルクの声を聞いたリーフが、
 「あれ!アラキ君じゃないか!早くネルフに
 報告しに行きなよ!」
 とそう言いながらギルドの奥から嬉しそうな
 顔を出してそう言った。
 「あれ!アラキくんじゃない!
 帰ってこれたのね!」
 とリーフの後ろから現れたライトが嬉しそうな
 顔を出してそう言った。
 「アラキじゃないか!戻ってこれたんだな!!
 おめでとう!」
 とリーフとライトの声を聞いたシャドーがそう言って
 笑顔で僕を出迎える。
 「おっ、アラキじゃないか!帰って
 来たのか!」
 とリーフとライトとシャドーの声を聞いたネルフが
 自室から出て来て少し驚きながらそう言う。
 「うん。アノート達のおかげでね。」
 と僕はアノート達2匹を見て優しくそう言った・・・。

                     その②に続く




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