ブランケット・キャッツ 感想文
- カテゴリ:テレビ
- 2017/07/09 16:45:22
ブランケット・キャッツ 第3話「二人ぽっちのブランケット・キャット」
NHK 金曜夜10時~
▼長毛種
今回は、獣医の美咲の同窓生の夫婦のお話でした。
今回も西島と猫のシーンは少なめ。もうずっとこんな感じなのでしょうか(;´Д`)
そして、今回の主役(?)は長毛種との混血の白黒猫・チャイ。
タヌキみたいにボサボサでとっても可愛かったです。
猫というよりもうモップ。
うちの3匹の猫の中にもやはり長毛種との混血猫がいて、このチャイよりは毛が短く、
夏は尻尾以外はほぼ普通の猫なんですが、冬になると顔の周囲やおなかの方が長くなります。
長毛種というと顔が潰れてる子が多いですが(飼い主さんはまたそういうのが可愛いのでしょうが)
うちの子もこのチャイも顔は普通の猫で、可愛いですね。
▼DNKS
美咲の同窓生・有希枝は、いわゆるDNKSってやつで、子供のない共稼ぎの夫婦です。
しかし子供が欲しくないわけではなく、夫の方の能力に問題があってできなかったのだとか。
有希枝はあきらめていて、偶然知り合いの結婚式で再会して、猫の飼い主を募集しているのを知り、
夫に相談せずチャイを選んで持って帰り、名前をアンジュにすることにしました。
以前から有希枝は犬か猫を飼いたいと言っていたらしいですが、夫の紀夫は怪訝な顔をします。
そして、なんといきなり離婚届を出してきたのです。
理由は、好きな人ができたからとか。
いきなりの離婚宣言に有希枝は悩んで猫どころではなくなるのですが、そこは生き物。
世話をしなければならないし、それまで猫を飼ったことがない有希枝は、
アンが吐いたとかセミをくわえてきたなどと言って、すぐに美咲の動物病院に駆けつけたり
電話をかけて呼び出したりするのです。
虫が苦手な有希枝は、離婚したら、猫が虫を取って帰ってきた時1人で対処できないと悩みます。
そんな有希枝を見た美咲は、トライアル2日目でアンを秀亮の工房に持って帰ってきてしまいました。
▼夫の本心
猫用の首輪やオモチャを買うため、夫婦で外出しようとしていた有希枝のところに、
職場から電話がかかってきて対応しなければならなくなり、紀夫1人でペットショップに出かけました。
そこで偶然ばったり秀亮に会ってしまいます。
アンが吐いて美咲の病院に行った時、秀亮の工房にも寄っていたため、2人は顔見知り。
2人はしばらく話し込み、紀夫はつい、離婚届の本当の理由を秀亮に話してしまいます。
紀夫は今ならまだ有希枝が再婚すれば、子供が産める年齢だから、子供を欲しがっている有希枝のため、
子供が作れない自分が身を引こうとしていたのです。
好きな人がいると言っていたわりに、全然そんな風ではなかったので、そんなことだろうと思いましたけどね。
秀亮は、自分が妻に先立たれ、猫が7匹残ったことを紀夫に話しました。
秀亮にしてみれば、夫婦ともどもピンピンなのに、子供ができないことくらいで別れるのは、
贅沢というものですよね。
もう秀亮には子供もできなければ、妻もいないのですから…。
再婚しなければの話ですが、秀亮には妻を生前理解してあげられなかったという負い目があり、
そのせいでまだ未練たらたら、今のところとても再婚しそうにはありません。
▼本音のぶつけあい
紀夫と有希枝は、子供がいないこともあり、家庭内でルールを作り、ちゃんとそれを守り、
家族というより同居人という感じの関係で、どこかお互いに遠慮している感がありました。
しかし離婚を前に言い合いになってしまい、紀夫は有希枝が子供なんかいらないと言っていたのに
いきなり動物を飼いたいと言い出したり、アンの名前を決める時も、縁起のいい画数などを考え
まるで自分の子供のように扱っているのを見て、本当は子供が欲しいのに遠慮していることを、
負担に思っていたようです。
有希枝は子供が欲しいとは思うけど、紀夫と別れるのは嫌だ!と言い出し、結局元の鞘に収まります。
まー、お互い好き同士で思いやりながら生活していたわけですから、当然の結果ですよね。
でも1つだけ言えることは、初回で認知症のばあさんが言っていたように、
夫婦ならケンカができなくちゃダメってことですよ。
ほんと家族って難しいもので、大人な対応をしているばかりでは、ダメな時もあるんですよね。
▼初売
そして有希枝たち夫婦は、アンを引き取ることにしたのです。
3回目にして初めて売れましたよ!
1~2回と候補者に突き返される展開が続き、このまま7匹ずっと居続けるのかなと思いましたが、
どうやら話によって違うようです。
ちなみにうちの猫はセミは当然、最近はトンボ取りに凝ってまして、他にもバッタカエルトカゲなど、
虫と爬虫類が専門ですね。
前いた子には、ゴキブリとカマドウマをよく取ってくる子がいましたw
朝起きたら居間にゴキのバラバラ死体が…(lll゚Д゚) とりあえずファブリーズまきまくりですよw
虫が苦手な有希枝は、猫を外に出さないよう飼ったほうがいいですねw
ま、ゴキは家の中ですが…。
▼2枚のチケット
患者さんから映画のチケットを2枚もらった美咲。
秀亮を誘いたいのですが、なかなか言い出せません。
まるで高校生の初デートのように、切り出し方を迷う美咲、可愛かったですねw
これはどうも、完全に秀亮に惚れてますね。
未婚ってことはひょっとして、昔から好きだったのかもしれません。
でも秀亮は他の女性と結婚してしまい、もうあきらめていたところ、その女性が死んでしまったと。
死に別れではそう簡単に自分の方を向いてはくれないだろうけど、気になって当たり前ですよね。
一方の秀亮は、美咲のことは完全に幼なじみとしてしか見ていない様子。
この2人がどうなるのかも気になりますね。
ていうか、1話からずっと、飼い主候補の家庭の話がメインで、主役の秀亮自身はあまり出てこないので、
ちょっと不満気味ですよ。やはり秀亮と猫をもっと見たいですね!
もらわれないのかなって思っちゃいますよね。
せめて初回はもらわれるストーリーだったらよかったのに。
私はどちらかというと死体バーンなドラマが好きなので、
猫と西島という取り合わせでなかったら見てなかったかもしれませんw
今回は猫がもらわれて 幸せに暮らせるようで ホッとしました。
きっと 最終回まで見そうです。
心温まるような これぐらいのドラマが好きです。