Nicotto Town


シグキーリア


アラキの大冒険Season2PART0第1章


   アラキの大冒険Season2PART0第1章 その②

  「・・・ついたけど・・・・・・何この塔・・・・・・。
 下の方は暗闇で全く見えない上に何か少し崩れて
 グラついている・・・・・・。」
 アノート達3匹の前に立っているその塔は、
 何時崩れてもおかしく無いほどボロボロだった。
 「・・・・・・死傷者が多いっていうのは、塔の瓦礫に
 飲み込まれたり、この奈落の底に落ちて死んだ・・・
 って事なのかもしれないね・・・。」
 とアグノムが自分達の目の前に立っているその塔を
 見てそう言った。
 「・・・落ちないように気を付けないとね・・・。」
 とアノートはそう言って意を決して塔の内部に入り、
 階段を登って2階に上がる。
 「う・・・うわぁ・・・この塔自体がぐらぐら
 揺れているのが良くわかる・・・。」
 とアノートはぐらぐら揺れ動く床に
 驚いてそう言った。
 「多分ちょっとしたミスが命取りだ。
 ここでは走れないね・・・。」
 とアグノムが自分達の下にあるぐらぐら揺れ動く
 床を見てそう言った。
 アノート達3匹が注意深くぐらぐら揺れ動く床を
 慎重に進んでいくと突如、その場所の壁をぶち破って
 その場にゴルーグが現れた!!
 「うわぁぁぁぁぁ!!ゴルーグが急に壁を
 ぶち破って塔に乗り込んできたせいで凄い傾い
 てる!!」
 とアノートはぐらぐら揺れ動く床と突如その場所の
 壁をぶち破って現れたゴルーグに驚いてそう言った。
 「早く倒さないと僕達も巻き込まれて
 死んじゃうよ!!」
 とアグノムが次々と落ちてくる大小様々な
 瓦礫を避けながらそう言った。
 こうしてアノート達とゴルーグとの
 バトルがいきなり始まった!!
 が速攻でバトルを終わらせてその場を離れる。
 ゴルーグは崩れ落ちる瓦礫と共に
 塔の下に拡がる暗黒の奈落の底に落ちていった。
 「ふぅ・・・・・・危なかった・・・。」
 とアノートは息を切らせながら自分達の目の前に
 ある瓦礫の山を見てそう言った。
 「この先に階段がある!早く登らないと・・・!」
 とそう言ってフュールが崩れ落ちる瓦礫の先にある
 階段を前足で指し示す。アノート達3匹は注意深く真っ暗闇の中、
 ぐらぐら揺れ動く床を慎重に進んでいくとまたゴルーグが、
 壁をぶち破ってアノート達3匹に襲い掛かってきたが、
 また速攻で撃ち倒す。
 「・・・そろそろ酔ってきたわ・・・。」
 そう言ってアノートがぐらぐら揺れ動く床に
 フラフラと千鳥足になる。
 「お、おいおい、よろめいて下に落ちるなよ?」
 とアグノムがフラフラと千鳥足になっている
 アノートを支えながらそう言った。
 アノート達3匹が注意深く真っ暗闇の中、
 遂に彼女達は、最上階らしき場所に到達する。
 「あっ!光でできた階段がある!」
 アノートは先にある光でできた階段を
 前足で指し示してそう言った。
 「ここが最上階みたいだしあれがきっと
 出口だよ!!早く行こうよ!!」
 そう言ってフュールが光でできた階段を前足で
 指し示してそう言ったその時!
 辺り一帯に地響きがこだまする。
 「まっ・・・・・・まさか・・・・・・!!」
 そう言ってアノートは辺りを見回しているとアグノムが、
 「上から来るぞ!気を付けろ!!」
 と光でできた階段の上を指差してそう叫んだその時、
 アノートとフュール達2匹の目の前に
 悪趣味な色合いのゴルーグが光でできた階段の上
 から現れていきなり襲い掛かって来た!!
 「ってこれまたすっげえキモい配色だな!!
 ただでさえ塔の揺れで吐き気がするってのに!!」
 とアノートは彼女達3匹の目の前に光でできた階段の上から
 現れた悪趣味な色合いのゴルーグを見てそう叫んだ。
 「吐くなら攻撃技の炎を吐いてよ姉ちゃん!!」
 とフュールがアノートにそう叫んだ。
 「とにかくこいつを倒さないとどっち道君達は
 奈落の底に落ちてしまう!塔が倒れる前に
 早く・・・!!」
 かくしてアノート達と悪趣味な色合いのゴルーグとの
 バトルがいきなり始まった!!
 悪趣味な色合いのゴルーグとのバトルは、
 悪趣味な色合いのゴルーグの技「呪い」に
 悩まされながらもアノート達はみんなで
 力を合わせて突破する。
 するとぐらぐら揺れ動く床が轟音と共に
 さらに激しくぐらぐら揺れ動き始めた。
 「うわぁ・・・は、早く階段の上へ!!」
 とアグノムが、光でできた階段を指さして
 そう叫んだ。
 「うん!!」
 とアノートはアグノムに短い返事を返して、
 轟音と共に激しくぐらぐら揺れ動く床を
 光でできた階段へとかけていく。
 彼女達3匹が光でできた階段を
 駆け上がるのと轟音と共に塔が倒れるのとは、
 ほぼ同時だった。
 「間一髪だったね・・・。」
 とアグノムがさっきまで光でできた階段があった
 場所を見て肩で息を切らせながらそう言った。
 「死と隣り合わせって怖いね・・・・・・。」
 とアノートは呟くようにアグノムにそう言った。
 「ごめん、ぼく当分こんな場所には来たく
 ない・・・。」
 とフュールがその場にへたり込んで彼女達にそう言った。
 「確かにね・・・。」
 とアノートはそう言ってフュールの意見に同意する。
 「・・・ところでアグノム、さっきの
 「上から来るぞ!気を付けろ!!」って・・・・・・。」
 とアノートがアグノムにそう訪ねると
 アグノムは顔を赤くして、
 「頼むから忘れてくれ。」
 とアノートにそう言うと彼女はアグノムに続けて、
 「というかアグノムは飛べるし伝説のポケモン
 だしまず死なないよね。」
 とアノートがアグノムにそう言うとアグノムは、
 「はい・・・・・・。」
 とアノートに短い返事を返した。
 「・・・・・・まあ私達が死んだらどうしよう
 もないんだけどね。」
 とアノートがアグノムにそう言うとアグノムは、
 「さ、さぁ。とにかくこの空間ももう少しだ。
 はやいところ進もうよ。」
 と慌ててアノート達をせかす。
 「そうね・・・・・・。」
 とアノートはアグノムに短い返事を返した。
 その先には禍々しいオーラが漂う
 鬱蒼とした森が広がっていた。
 「これまた随分と禍々しいオーラが漂う森ね・・・。」
 とアノートはその先に鬱蒼と広がった
 禍々しいオーラが漂う森を見てそう言った。
 「ここは「悪夢の森」。ポケモン達の悪夢が
 創りだしたと言われる陰気な森だ。」
 とアグノムはその先に鬱蒼と広がった
 悪夢の森と言われる禍々しいオーラが漂う
 森を見てそう言った。
 「森の奥には物凄く怪しげな
 洋館もあるそうだ・・・。ハクタイの森にも
 森の洋館とかいうホラースポットはあったが。」
 とアグノムはその先に鬱蒼と広がる悪夢の森の奥
 を見てそう言った。
 「とりあえずはこの森を突破しないとどうしよう
 もない。頑張って突破しよう。」
 アノート達3匹が悪夢の森を進んでいくと
 広場のように開けた場所に辿り着いた。
 そこには、1匹のユキメノコと2匹の
 ヤミラミとユキワラシ達が彼女達の
 到着を待っていた・・・。

                     その③に続く





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