Nicotto Town


ごま塩ニシン


脳活日誌850号

   晴天なり。洗濯日和。
 クルクル目まぐるしく変わる。大気が不安定な証拠なり。温度が上がってきた。昨日は風呂に入る前にクーラーをオンにして、出て来たら涼めるようにして調度であった。蒸し暑い息苦しさは心臓の負担になる。風呂上りに炭酸水を飲んだ。シュワシュワ―と泡立ったところを一気に飲む。落ち着いた。暑さ対策は一種の作戦である。どのように対処するのか、構想を描いてみるのも楽しい。今日はこの作戦で行こうと思うだけで猛暑対策に有効なり。

 七月に入ると選挙のシーズンに入るのか、街宣車が通り過ぎた。選挙は社会機構の安全装置の点検みたいなものだ。東京都の都議会選挙だけは別物である。メトロポリス(国の首都)は一国の政治の流れ、国力および治安を代表するものであり、特別な権限と行政機構を備えている。東京都の予算規模も13兆円と群を抜いている。同じ地方選挙と言っても大きな違いがある。小生の住んでいる市の一般会計は約1300億円でしかない。県は約4800億円という規模でしかなく、まるでガリバー旅行記に出てくる、大人国と小人国の様相に似ていないだろうか。

 同じ一票の投票なのに金塊と紙のような格差がある。今の経済政策の下では地方が衰退していく傾向に歯止めがかからず、地方の衰退が人口流失を招き、東京へ職を求めて人口流入が続いている。その内に地方からの流失もなくなるだろう。なぜなら、若者の人口が地方で減っているから、出ていく人もいなくなり、巨大な東京は老化集中都市にならないとも限らない。軍事危機があるような錯覚を宣伝されているが、当面の危機は日本社会の構造危機に手を付けない政治の無改革危機ではないだろうか。




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