電光雷迅サンダーV(11)
- カテゴリ:自作小説
- 2017/06/26 12:34:53
「おとうちゃん、おかあちゃん、いたいよ~~~。」
小さな男の子が倒れてきた看板と軒に足を挟まれて動けない。
「悠人!」
男の子に両親が駆け寄って看板を動かそうとしたが重くて動かない。
ズシーン・・・ズシーン・・・ズシーン・・・
地響きが上がった。
怪力ロボットMS-068号の巨体が見えて来た。
「早く!早く!」
父親は、あせって肩で看板を持ち上げようとしたが、更に軒の崩れた材木が落ちて来た。
「いたいよーーー!!!」
子供が絶叫を上げた。
怪力ロボットMS-068号が腕を水平に突き出した。そして指の先が回転し出した。このままでは、親子3人が蜂の巣にされてしまう。
怪力ロボットMS-068号の機関銃が発射されようとした時、その巨体が空中に持ち上がった。そして地面に叩きつけられた。
もくもくした煙の中から人の姿が現れた。
サンダーVだ!
緑色の体に黄色の稲妻の印が入っている。このサンダーボルト人工皮膚は、乙女座のメヌエット星の3博士に移植されたものだ。
行け!サンダーV!戦え!サンダーV!我らのサンダーV!
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