【花蝕外伝スピンオフ】 アクィローの物語 2
- カテゴリ:きせかえアイテム
- 2017/06/18 23:29:14
【花蝕外伝スピンオフ】 アクィローの物語 1からの続き
… その夜、母から電話が入った。
相当取り乱しているらしく、いつも以上にヒステリックで 支離滅裂。
何を言っているのか、ほとんど 解らなかったが、
侯爵夫人の子息がどうとか言っているところを見ると、今日の話だろう。
母の声を聞き流しながら、この母は永久に変わらないのだろうと、脈略もなく思った。
貴族の地位にすがるしかない母の家は、母の代で崩れるだろう。
顔を合わせれば、煩わしいことばかり。いっそ消えてくれたら、と何度も思った。
それでも母を嫌いになれないのは、母との縁をサッパリと切ってしまえなかったのは… なぜなのか。
母の顔をみたくなくて進んだ専科も、まもなく終わる。
卒業したら… 母の家を出よう。もうこれ以上、貴族なんかではいたくない。
翌日、実行されないだろう、と思いつつも落ち着かず、
神経を尖らせて式典会場の近くをウロウロと歩いてみたが、さすがに警戒はどこも厳しかった。
これなら心配ないだろう、寮に戻るか、遊びに行こうか、と顔を上げた時。…あれは。
ヴェルニエ伯爵家のソレイユ、とか言ったか !?
友達と連れだって、楽しそうに笑う姿に、あの時の面影は無かった。
あの時のアイツは、もっと静かな、余裕の笑みをうかべ、
ディアーヌ皇女殿下に剣を向けたボクのシャツを一枚、ミゴトに切り刻んでくれた。
そして昨日、ボクは自分の意思で、ボクのシャツを一枚台無しにした。
そのたった二枚のシャツが、ボクの人生を変えた、とも言える。
そう思うと、妙に可笑しくて、笑いだしそうになるのを堪えるのが、タイヘンだった。
シャツで人生が…。それは安い。安すぎるな。
あの時、ボクはオマエに負けて良かった。でも、あの悔しさも忘れられないから、礼は言わない。
心の中で語り掛け、ボクは、クソ生意気な後輩に背を向けた。
~ Fin ~
◆ 悪魔シリーズ著作者・ゆうなさまの本編と今までのシリーズ (目次)
https://goo.gl/sGPglp
◆ ARCHMASTER のみなさま執筆の外伝シリーズ (目次)
https://goo.gl/dikvCf
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◆ ARCHMASTER のみなさま執筆の外伝シリーズ (目次)
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お衣裳の相談に来ました。
アクィローの出演シーンは、夜会のシーンで。
大魔王陛下を警護している場面です…ので。
アトラスなどのシンプルな黒、長めのコート風の衣裳、もしくはそれに準じるもの。
無理にフリマなどせず、手持ちのお衣裳でOKです^^
腰に帯剣あればなお可…警護中なので。
こちらのブログのお衣裳でもOKですが、薔薇はなし、背中の羽もなし。
基本的に、室内のシーンでは、戦闘シーンでもない限り、羽はなしなのです。
手持ちの小物もなしですが、腰に帯剣がなければ、手持ちの剣でもOK。
アクィローだったらこれかな…という感じで、2~3考えていただければ。
クリスタル氏と相談の上決めさせていただきます。
ね…設定指示が細かいでしょ^^;
まだまだ新人扱いで、マスタークリスタルにからかわれてるって感じになってしまいました~!
申し訳ないです~!
では、おねぇさんの時同様、こちらの掲示板に貼っておいてくださいね。
あ、急がなくていいからね~!
保存ブログ作っとく。
アクイローは明日休みなのでコーデします。
1枚目と4枚目にUPしている、黒のお衣裳でOKなんですが。
あれって、靴もついているもの?
もしブーツが別なら、パンプス系が良いかなぁ…と。
ついているものなら、トータルコーデでOK。
白も可愛いんだが、キャップと靴が、天使っぽいからなぁ。
手持ちの小物は、基本的には必要ないんだけど。
ま、後は、お部屋を改装するクリスタル氏が、どのシーンをチョイスするかなんだよねぇ。
その点は、彼にお任せだからさぁ^^;
なので、黒看護婦さんコーデを、どこかに記憶しておいてください。
クリスタル氏にも、いちおう見てもらっておくかな。
てことで、お姉さまによろしく~!^^
今現在の状況とかは、ご参考になればと思います。
お衣裳などは、撮影に参加していただくことがあれば、その都度設定いたしますが。
髪や瞳の色などは、最初に設定したコーデが基本コーデになります。
ミュィリェルに関しては、現在の役職が看護師なので。
看護婦さんのお衣裳ありますか~?って、聞いといてくださいね^^
ちなみに、魔界刑務庁所属ということは、ディアーヌと同じなのです。
もちょっと血生臭い役職も考えたんですが…ま、血生臭い担当は、マスタークリスタルがいるのでね^^
↓にあるセリフの言い回しでも察せられると思いますが。
若さゆえ生意気なんだけど、まだまだ修行中~!
警備部公安課なので、王宮の公式行事の時に守護につくこともある…っていう。
調査官なので、内敵の調査なんかしたりしますし、大魔王陛下やディアの警備なんかにつくこともある。
で、ソレイユ辺りに言われる…
「ちゃんとディアを守ってますか…?」
「守ってる…それが俺の仕事だ」
「…ふ~ん…」
そんな会話なんかあるといいかなぁ。
*
ミュィリェル…
これはもう、ミュミュちんをですね反映したくて^^;
仕事はできる、めちゃくちゃできる、ナスターシャの信頼も大きい。
でも、たま~にポカッと、面白いことをしでかす。
で、↓のセリフになってるわけです。
髪のや瞳の色、魔力やオーラの色などは、既存の設定をそのまま使用しています。
わたくし、撮影時に求める設定が異常に細かくてですね。
改装担当のクリスタル氏に、いつも多大な我儘を言いまして^^;
登場される方のコーデなんかも、細かく指示が入ります…が。
小物など持っていない物などに関しては、無理にフリマなどで集めなくても大丈夫ですからね^^
何かありましたら、お願いすることもあるかもですが、良しなにお願い致します。
ちなみに、まだ発表前の段階ですので。
公の場で新作のことに関しては、公表されないことを願います。
そのうち、公式発表になると思いますので、お楽しみにお待ちくださいませ~!^^
ゆうな
えーとですね。
こそっとですが、今ですね。
悪魔シリーズの新作を書いています…まだまだ途中ですが。
今回、私自身への課題として、前作『花蝕』で出たキャラを。
スピンオフも含め、出来るだけ多く、名前だけでも登場させてみよう…って決めまして。
で、今もちまちまと書いているんですが。
スピンオフで発生した三名、アクィロー、ミュィリェル、エオス。
この3名もですね、名前だけでも…できればセリフも…と考え。
今現在の状況の設定を考えました…ので。
いちおう、キャラである大和さんにも、把握しておいてもらおうと思い。
ここに張り付けておきますね。
あ、ついでに、おねぇさんのも貼っておきます^^;
*
アクィロー
魔界における、刑務庁警備部公安課の調査官。
ライトブラウンの髪、ライトグリーンの瞳。
『風』の魔力を持ち、オーラの色は黒。
男性型の悪魔。
貴族至上主義の母親に疑問を持ちつつ、何となく無下にできずにいた。
専門科卒後、母に望まれるまま元老院へ進んだが、馴染めず独立を決意。
家を出てからは、自らの意志で勉強をし直し、刑務庁へ入庁した変わり者。
「カルトだろうが、テロだろうが、スパイだろうが、王都に仇名す奴は暴き出してやりますよ」
ソレイユ、ディアとは、少なからず因縁があるが、わだかまりはない。
得意な獲物は剣だが、そこそこに何でもこなす。
幼馴染のように育ったミュィリェルのことがちょっと気になる。(両片思い)
ミュィリェル
魔界における、文化局医療部看護師。役職は看護師長
頭脳明晰、性格も二重丸なので、ナスターシャのラボを専門に担当している。
プラチナの髪、朱赤の瞳。
『水』の魔力を持ち、オーラは青。
女性型の悪魔。
幼馴染のように育った5歳年上のアクィローに思いを寄せている。(両片思い)
貴族の出自ではあるが、庶民派だった両親の影響で、おっとり育ったが。
アクィローが暴走しそうな時は、強い意思を以て窘められる。
「…はい、注射しますよ~、痛くないですよ~、間違えないですよ~!」
たまにすぽんと抜けたことをするので、放っておけないタイプなのかもしれない。
お仕事はしっかりこなします。
エオスは良きお姉さん。
ディア、ソレイユ、エオスと共に、同級生。
と、こんな感じになりました。
ちょい役だったアクィローが人々の手を経てもう一つの悪魔シリーズを語るまでに成長し
スピンオフ第一弾士官学校スペシャルを書いた私も感慨深いです!
ゆうなさんの悪魔シリーズはそれはもう歴史あるもので毎年連載を更新されてますけども
毎年なにがしか関わり、出演させてもらってます
アクィロー出演のこれを縁に我々ARCMASTERファミリーのようにレギュラーもらえるといいですね
また来年お会いしましょう❤︎
説明ありがとうございます。
そのせいでお仕事進んでいらっしゃらないみたいでww
それはやばいw
ちゃんとお仕事してください!!!ww
読んでくださってありがとうございます!!
そそ、ディアーヌ様はあのドール集会のときに
真ん中にいたゆうなさんで
ねーちゃんの古くからの友達です。
お話の設定自体もすごいし、本編書いてるゆうなさんがすごい。
これに派生したストーリーを
書いてらっしゃる方々もまたすごいのですよー。
こういう知的な遊び方があるのだな と感心します。
後輩のそれも5歳くらい年下のソレイユさんに負けて
メンタルやられた感じですがww
あんなことしちゃったけど、こんな理由があったんだって
話を書いてくださったのが エメラルドさま。
メンタルをちゃんと修復して
昇華して成長したアクィローってのが
和.comさんが書いてくださったものです。
ちなみに私が書いたのは、さらに数年経過した後、
アクィロー、専科 (人でいう大学4年、卒業前) くらい。
ディアーヌ皇女の親友・ソレイユ、本科 (人でいう高校1~2年相当) でしたw
この説明を忘れていましたwww
なるほどーって思いながら拝読させていただきました。
それにしても、名前の出てくる人はみんなニコタに実在する皆さんでしょう?
すごいねー
こんなに世界が広がってるってことにびっくりだよ。
ディア―ヌさんって、たしかゆきやさんとこでドレスお揃いの撮影会の時の
主役だった方だよなとか思い出しました。
母親を持て余す子供、これからますます増えるんだろうなって気がする・・
子供が親の所有物みたいに思ってる親が少なくないからね^^;
アクィロ―さんは母親の呪縛から解き放たれますように~
前説明 本当にありがとうございます。
すばらしいです。
さすがの文章力です!
とてもわかりやすい!!
ありがとうございました。
アクィローの物語 転載させていただいたことにも
本当に感謝しかありません。
いつかまたどこかで登場できることがあったら
是非お申し付けください。
撮影協力とかいつでもしますんでw
その前の話っていうのがないと
確かに唐突か。
和.comさんが書いてくださった↓が
過去のあらすじとしては
短くてわかりやすいので
お時間あったら見てください。
撮影は地味でしたーww
無言ですし。
この髪型 女子でも使えそう。
ロン毛なのに、そんなにチャラくならずいい感じだよね。
再会したところとか面白そうですね。
いつかずっと先に沙羅さんがまた何かを書くときに
どこかでお役に立てたら嬉しいです。
困ったときに まさかのあの先輩が登場的なww
天から堕とされた最初のサタンとともに天に反旗を翻した大悪魔たちは眠りにつき、
不遜で粗末な、虚栄の悪魔たちが貴族を名乗り、特権をひけらかす… そんな世になっていた。
そんな魔界に実力主義に導入し、平民であっても能力に優れた者には重要ポストを与え、
貴族であっても能力に欠ける者は容赦なく追い落とすなど、
大改革を敢行したのが、第41代大魔王陛下であった。
貴族たちの反発は当然のことながら大きく、中には大魔王陛下に対し反旗を翻す者もあった。
その一方で、第41世大魔王陛下は遺伝子工学研究所と共同で、
己れの核と、上級天使 (捕虜) より抽出した核を融合し、人工的な堕天使を発生させる実験にも
力を入れていた。
その唯一の成功例が、王族のみに稀に見られる金の髪を受け継いだ D-4 であった。
ある程度の成長を確認した後に処分されるはずであった実験体 D-4 だが、
のちに第42世大魔王陛下となるデミアン皇太子に溺愛され、
ディアーヌ皇女殿下として正式に王族の一員としてお披露目され、
やがて魔界の全住民が入学する士官学校に入学する。
士官学校においては、実験体 D-4 ことディアーヌ皇女殿下もまた、
己れを王族と一応認め、取り入ろうとする貴族の子息に囲まれる一方で、
実験体であること等を理由に王族とは認めず、
侮蔑や悪意を含んだ視線や言葉を浴びせる貴族の子息の渦中にいた。
貴族の子息であるアクィロー (当時、人でいう高2~3相当) は、後者の中のなかの一員であり、
『へぇ~~ あれが例の皇女様か~』
『大魔王陛下の核を受け継ぐとはいえ、あれは…… なぁw』
後輩であるディアーヌ皇女殿下に対し、数名の取り巻き連中とともに訓練と称して剣を向け、
ディアーヌ皇女殿下の親友、ソレイユ(当時、人でいう中1相当) を相手に剣の訓練をし、
かすり傷ひとつ付かず、シャツのみをズタボロに切り裂かれた。
相手にもしていなかったはずの後輩・ソレイユに力負けをしたのであった。
士官学校スペシャルに続く… 的なw
顔は同じなのにねーw すっかり好青年だwww
ソレイユ、割り込むの~? (*≧m≦*) ぷぷっ それも楽しそうだけどさwww
❧響さんの言うのも解るわー ( ̄~ ̄lll)
これって、やっぱり前説明、っていうか世界の説明が欲しいよねー。
キャラ設定がきっとあちらこちらで書かれてるの全部読まないと把握できなさそうだから
完全には入り込めなかったりしてしまうけど
二人の撮影がすっごいイイ感じだー!!と思って^^
絵になる二人だね~
雨の波止場の夜ってもうそこに佇むだけで物語になるやつ♡
この大和君の髪好きだなぁ
女子にも欲しいなぁw