連続紙芝居 やまとの聖者✡水晶髑髏 第4話
- カテゴリ:自作小説
- 2017/06/14 12:41:58
かつて今の東京湾がある場所にやまと国が存在していた。
やまと国は平和を愛する人々が創った国であった。
そのやまと国の守り神として存在していたのが、やまと国の王である水晶髑髏なのである。
町は水晶で創られており、王は水晶のピラミッド宮殿に存在していた。
やがてやまと国の霊波動が上昇し、上の次元へ国ごと次元上昇し今の世界からは見えなくなったのである。
やまと国が次元上昇して消えて行くと同時に、この世界では黒髑髏を王とする暗黒大陸が世界の人々を隷属させようと企てた。
世界の人々を恐怖で支配しようとするのを見て、水晶髑髏が異次元から現れたのである。
「水生獣ミズクラガー!現れよ!」
海に大きな泡がたくさん浮かんだ。
そして、海の中からクラゲのような怪物が現れた。
ミズクラガーは触手を素早い速度で水晶髑髏の体に伸ばすと、ぐるぐると巻きついた。
水晶髑髏は、体の自由を奪われてしまった。
ミズクラガーは、触手から毒針を出した。毒針の先から毒液を注入するのだ。
水晶髑髏は毒液で苦しそうにもがいている。
「ふふふ。どうだ!水晶髑髏!わがミズクラガーの毒液にはまいっただろう。」
「水晶髑髏さん。がんばって。」
美代が両手を合わせてお祈りをしている。
美代の祈りが天に届いたのか、水晶髑髏の目が光った。
「ロッククリスタル!変化(へんげ)!」
嗚璃陽金(おりはるこん)の刀についてる水晶の色が変化した。
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